シマノレーシングと宇都宮ブリッツェンの戦いとなったゴール勝負。先行した鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)を畑中勇介(シマノレーシング)がゴールラインぎりぎりで交し、この大会での連覇を達成した。



畑中勇介(シマノレーシング)が大会連覇畑中勇介(シマノレーシング)が大会連覇 photo:Hideaki TAKAGI


4周目、逃げ続ける阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)4周目、逃げ続ける阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) photo:Hideaki TAKAGI今年で48回目を数える伝統ある大会がこの西日本ロードクラシック広島大会だ。P1クラスタはJBCFのレース中上から2番目に高い"AAグレード"の位置づけであり、今年も広島県中央森林公園にて6月21日にユースクラスタが、22日に他全てのクラスタが行われた。
3周目、メイン集団は狩野智也(チーム右京)が引く3周目、メイン集団は狩野智也(チーム右京)が引く photo:Hideaki TAKAGI9周目、メイン集団に追いつきざま先頭へ出る清水都貴(ブリヂストンアンカー)、佐野淳哉(那須ブラーゼン)ら9周目、メイン集団に追いつきざま先頭へ出る清水都貴(ブリヂストンアンカー)、佐野淳哉(那須ブラーゼン)ら photo:Hideaki TAKAGI
P1クラスタ
小雨降る中スタートしたP1は12周、計147.6kmで争われた。ランクの高いこのレースでの勝利と、1週間後に控えた全日本選手権ロードへ向けての確認のレースとし、ほとんどのチームがフルメンバー体制を敷いてきた。チーム右京はイランのUCIレースに出場しているため半数での出場となった。
最終周回の上り、シマノ対ブリッツェンに最終周回の上り、シマノ対ブリッツェンに photo:Hideaki TAKAGI
1周目から大きな動きが発生し、先頭でアタックがかかる中、集団中ほどで中切れが発生。これが拡大し大きく2つの集団に別れ、第2集団は1周目終えた時点で50秒の差。ここには清水都貴をはじめとするブリヂストンアンカーら5人や、佐野淳哉(那須ブラーゼン)、入部正太朗(シマノレーシング)など有力選手が取り残されてしまう。

いっぽう先頭では1周目の上りを越えてから阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)がアタック。これが決まり阿部は独走を開始する。メイン集団は追走を試みるアタックがかかるが次第に沈静化し、狩野智也(チーム右京)がリカルド・ガルシアのリーダージャージキープと集団安定化のためにコントロール。阿部との差を1分以内に保つ。以降、8周目までは阿部の逃げ、第1・第2集団の構図で続き、第2集団は先頭から最大3分半にまでギャップが広がった。

9周目にブリヂストンアンカー勢が引く第2集団がようやく追いつくと、清水と佐野は追いつきざますぐに先頭まで上がりカウンターアタック。これ以降メイン集団は終始アタックが掛かり続ける状態となり、10周目後半にそれまで100kmを逃げていた阿部をキャッチした。

11周目の上りを経て、先頭からは増田成幸(宇都宮ブリッツェン)と入部が抜け出し2人で逃げる格好に。後続はシマノと宇都宮ブリッツェン勢が攻撃、最終周回には先頭の2人に畑中が、さらに鈴木真理が合流し2対2の勝負にも地込まれた。ゴールの直線に現れた4人は増田を先頭にスプリントを開始し、鈴木真理が先行したがゴールライン寸前で畑中勇介がかわして優勝。昨年の本大会に続いての連覇を達成した。

直前に開催されていたツール・ド・コリアで体調を崩した畑中だったが、そこからの復調と入部の強さ、そしてチームワークを再確認。宇都宮ブリッツェンは鈴木真理の復調と増田の強さ、そして阿部の全日本TTへ向けての好感触をつかんだ。ブリヂストンアンカーは「思わぬ展開になったがそれでも自分達のできることをやり、清水を集団最前線へ送り込めた」(水谷壮広監督)と一定の評価。さらには佐野も復調しており、全日本TTとロードの両方に期待がかかる。



最終周回へ入る先頭集団最終周回へ入る先頭集団 photo:Hideaki TAKAGI最終周回、先頭の増田成幸(宇都宮ブリッツェン)と入部正太朗(シマノレーシング)最終周回、先頭の増田成幸(宇都宮ブリッツェン)と入部正太朗(シマノレーシング) photo:Hideaki TAKAGI

Pクラスタ表彰Pクラスタ表彰 photo:Hideaki TAKAGI


Fクラスタ ジル・パターソン(チームあさひ)が独走優勝
F ジル・パターソン(チームあさひ)が優勝F ジル・パターソン(チームあさひ)が優勝 photo:Hideaki TAKAGIY 2周目、メイン集団Y 2周目、メイン集団 photo:Hideaki TAKAGIY 4周目、日野竜嘉(松山聖陵高等学校)と大町健斗(チームサイクルプラス)が仕掛けあうY 4周目、日野竜嘉(松山聖陵高等学校)と大町健斗(チームサイクルプラス)が仕掛けあう
終始降り続く雨の中行なわれたFクラスタは、3周する36.9km。チームあさひが4人出場し、レース展開の中心となった。1周目からアタックはかからないが上りでペースが上がり、先頭はチームあさひの4人とツアーリーダーの棟近陽子(EURO-WORKS Racing)の5人に。2周目の上り後半でジル・パターソン(チームあさひ)が抜け出し、下り区間などで差を広げ、そのまま逃げ切って優勝。


Yクラスタ 日野竜嘉が逃げ切り

年間5戦あるユースクラスタの2戦目。高体連加盟高と実業団チームが半数ずつのエントリー。スタートからアタックがかかり、1周目の上りで川島綾太(神奈川県立氷取沢高等学校)のアタックをきっかけに日野竜嘉(松山聖陵高等学校)と大町健斗(チームサイクルプラス)の2人が抜け出す。

先頭の2人は4周目に入るとお互いに牽制し1分あった差が30秒にまで縮まる。上り区間の後半で後方を走っていた大町が接触し落車。日野はそのまま走り優勝。大町はすぐに再乗車し2位でゴール。3位争いのスプリントはアクアブルージャージを着る藤田拓海(横浜高校自転車競技部)が制した。なお同校2年の石上優大は、ドイツで開催中のトロフェオカールスベルク(UCIジュニアネイションズカップ)で同日に6位入賞しポイントを獲得している。
E1 中原裕章(チームGINRIN熊本)が優勝E1 中原裕章(チームGINRIN熊本)が優勝 photo:Hideaki TAKAGIE2 高堰竜馬(Nasu Fan Club)が優勝E2 高堰竜馬(Nasu Fan Club)が優勝 photo:Hideaki TAKAGIE3 北中悠貴(関西大学CRT)が優勝E3 北中悠貴(関西大学CRT)が優勝 photo:Hideaki TAKAGI
結果
P1クラスタ 147.6km
1位 畑中勇介(シマノレーシング)3時間45分21秒 
2位 鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)
3位 入部正太朗(シマノレーシング)+03秒
4位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)+06秒
5位 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)+30秒
6位 佐野淳哉(那須ブラーゼン)+31秒
7位 吉田隼人(シマノレーシング)
8位 リカルド・ガルシア(チーム右京)+32秒
9位 ロイ・デリアック(Team JBCF)+33秒
10位 野中竜馬(シマノレーシング)+37秒

Jプロツアーリーダー リカルド・ガルシア(チーム右京)
U23リーダー 堀孝明(宇都宮ブリッツェン)

Fクラスタ 36.9km
1位 パターソン・ジル(チームあさひ)1時間06分16秒
2位 吉川美穂(チームあさひ)+1分38秒
3位 星川恵利奈(チームあさひ)+1分39秒

Yクラスタ 49.2km
1位 日野竜嘉(松山聖陵高等学校)1時間19分51秒
2位 大町健斗(チームサイクルプラス)+37秒
3位 藤田拓海(横浜高校自転車競技部)+1分19秒
4位 平林楓輝(松山聖陵高等学校)+1分20秒
5位 川島綾太(神奈川県立氷取沢高等学校)
6位 木曾裕貴(横浜高校自転車競技部)

Jユースツアーリーダー 藤田拓海(横浜高校自転車競技部)

E1クラスタ 61.5km
1位 中原裕章(チームGINRIN熊本)1時間33分43秒
2位 近藤良亮(KINAN AACA)+15秒
3位 岡賢仁(フィッツ)
4位 井上政貴(MoricoWave勇城)
5位 苗村徹(クラブシルベスト)+16秒
6位 柳瀬慶明(チーム・アヴェル)

E2クラスタ 49.2km
1位 高堰竜馬(Nasu Fan Club)1時間19分26秒
2位 酒井紀章(バルバレーシングクラブ)+01秒
3位 木村駿(チームGINRIN熊本)
4位 齋藤翼(ボンシャンス)
5位 橋本勝汰(BC ANELLO)+03秒
6位 坂東克浩(ユニヴェール)

E3クラスタ 36.9km
1位 北中悠貴(関西大学CRT)57分03秒
2位 利田卓也(チーム・Y)
3位 武富康平(SEKIYA)+01秒
4位 近藤翔馬(松山聖陵高等学校)
5位 田中忍(なるしまフレンド)
6位 田村陽(たかだフレンドレーシング)+02秒

photo&text:高木秀彰
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