中盤過ぎの激坂区間で抜け出しそのまま独走したのは増田成幸(宇都宮ブリッツェン)。さらに堀孝明(同)、岩井航太(那須ブラーゼン)と続いて栃木勢が表彰台を独占した。



2年ぶり優勝の増田成幸(宇都宮ブリッツェン)2年ぶり優勝の増田成幸(宇都宮ブリッツェン) photo:Hideaki TAKAGI
小山町内道路が交通規制されて大会が始まる小山町内道路が交通規制されて大会が始まる photo:Hideaki TAKAGI実業団Jプロツアーのヒルクライム連戦2戦目はふじあざみライン。最大勾配22%、しかも平均18%が3kmほど連続する日本を代表する激坂は、ギヤ比やホイールなどの選択に迷う嬉しさもある特殊なもの。Jプロツアー選手で多い組み合わせは34-28Tで、リア32Tやロングケージのリアディレイラーを使う選手も見受けられた。
P1スタート、後方でリカルド・ガルシア(チーム右京)がストップP1スタート、後方でリカルド・ガルシア(チーム右京)がストップ photo:Hideaki TAKAGI
このふじあざみラインのコースレコードは、今年5月に開催されたツアー・オブ・ジャパンでミルサマ・ポルセイェディゴラコール(イラン、タブリーズペトロケミカル)の出した38分51秒。Jプロツアー記録は昨年の本大会でホセ・ビセンテ(チーム右京)が出した40分52秒、日本人最高記録は2010年に森本誠(現・イナーメ信濃山形)が出した42分11秒だ。
序盤、先頭の狩野智也(チーム右京)、屋部佳伸(FIETS GROEN)序盤、先頭の狩野智也(チーム右京)、屋部佳伸(FIETS GROEN) photo:Hideaki TAKAGI
有力どころは1週間前の栂池で2位に入った増田成幸(宇都宮ブリッツェン)。その際に優勝したホセ・ビセンテはツアー・オブ・イランへ参戦(ほか土井雪広、窪木一茂、平井栄一、山本隼、湊諒)するため本大会には出場せず。チーム右京はルビーレッドジャージを着用するリカルド・ガルシアをエースに据えてレースを走った。

10時にスタートしたP1クラスタでは、号砲直後にそのJプロツアーリーダーであるリカルド・ガルシアがマシントラブルに見舞われてしまい、ストップを強いられてしまう。修復して走り出すまでに1分半を要してしまい、大きく遅れてスタートすることに。この情報が集団に伝えられないまま、チームメイトであるフラビオ・バルセッキや狩野智也らチーム右京勢がペースを上げた。

先頭を走る狩野には堀孝明、鈴木譲、増田という宇都宮ブリッツェン勢や、岩井航太(那須ブラーゼン)、櫻井一輝(なるしまフレンドレーシングチーム)らが加わって先頭集団を作り、やがて先頭は増田、堀、岩井、櫻井の4人となる。後方では佐野淳哉(那須ブラーゼン)が追い上げてくる。
ゴールまで2kmの増田成幸(宇都宮ブリッツェン)ゴールまで2kmの増田成幸(宇都宮ブリッツェン) photo:Hideaki TAKAGI
中間の馬返しを過ぎてから激坂区間に突入すると、先頭から増田が単独で抜け出しを図る。しだいに差は開き増田は単独で残り半分をゴール目指して走る。いっぽうスタートで遅れたガルシアは強烈なペースで追い上げを見せ、中間点を過ぎてから上位グループに追いつき、さらに前を目指していく。

増田はリードを保ち、先に到着した多くの選手や観客が待ち構える五合目のゴールへ辿り着き、2012年7月の石川ロード以来2年ぶりの優勝を飾った。続いて堀と岩井がゴールし、さらにガルシアが4位にまで順位を上げてゴール。ガルシアは1分半のストップが無かったら、と思わせる好走を見せた。

優勝した増田成幸(宇都宮ブリッツェン)のコメント
「もっといいタイムが出るとは思っていたのですがTOJよりも遅かったですね。チームとして優勝が欲しかったので嬉しいです。堀もしっかり走ってくれたし。強い外国人選手がいると張り合う気持ちが出てきますね。今のJプロツアーは簡単に勝てない分、モチベーションが上がります。調子は少しずつ上がっていますよ」

2位 堀孝明(宇都宮ブリッツェン)2位 堀孝明(宇都宮ブリッツェン) photo:Hideaki TAKAGI3位 岩井航太(那須ブラーゼン)3位 岩井航太(那須ブラーゼン) photo:Hideaki TAKAGI

F 序盤F 序盤 photo:Hideaki TAKAGIF 1位 針谷千紗子(Live GARDEN BICI STELLE)F 1位 針谷千紗子(Live GARDEN BICI STELLE) photo:Haruo FUKUSHIMA
E1 1位 原純一(竹芝サイクルレーシング)E1 1位 原純一(竹芝サイクルレーシング) photo:Haruo FUKUSHIMAE2 1位 米田彰(ネクストリーム・岡電気)E2 1位 米田彰(ネクストリーム・岡電気) photo:Haruo FUKUSHIMA



結果
E3 1位 大橋穂高(ユーロードレーシング)E3 1位 大橋穂高(ユーロードレーシング) photo:Haruo FUKUSHIMAP1クラスタ
1位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)42分49秒
2位 堀孝明(宇都宮ブリッツェン)+1分20秒
3位 岩井航太(那須ブラーゼン)+1分27秒
4位 リカルド・ガルシア(チーム右京)+1分59秒
5位 狩野智也(チーム右京)+1分59秒
6位 櫻井一輝(なるしまフレンドレーシングチーム)+2分10秒
7位 若松達人(GRUPPO ACQUA TAMA)+2分18秒
8位 佐野淳哉(那須ブラーゼン)+2分39秒
9位 雨澤毅明(那須ブラーゼン)+2分46秒
10位 乾友行(湘南ベルマーレ)+2分47秒

Jプロツアーリーダー リカルド・ガルシア(チーム右京)
U23リーダー 堀孝明(宇都宮ブリッツェン)

Fクラスタ
1位 針谷千紗子(Live GARDEN BICI STELLE)1時間01分27秒
2位 大谷梢(湘南ベルマーレクラブ)+21秒
3位 西加南子(LUMINALIA)+34秒

Jフェミニンリーダー 棟近陽子(EURO-WORKS Racing)

E1クラスタ
1位 原純一(竹芝サイクルレーシング)
2位 岩波宏尚(竹芝サイクルレーシング)
3位 武田祥典(チーム サムライ)
4位 星野貴大(チーム・Y)
5位 加藤達也(Team-DADDY)
6位 南島康一(竹芝サイクルレーシング)

E2クラスタ
1位 米田彰(ネクストリーム・岡電気)45分51秒
2位 中村俊介(SEKIYA)+2分21秒
3位 田久保和也(イナーメ信濃山形-EFT)+2分28秒
4位 佐川祐太(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)+3分00秒
5位 櫻井亨軌(日野自動車レーシングチーム)+3分30秒
6位 坂大恵太(チームオーベスト)+3分53秒

E3クラスタ
1位 大橋穂高(ユーロードレーシング)48分05秒
2位 岩井太秀(エルドラード・エスペランサ)+11秒
3位 中根恭平(Teamまるいちエヴァディオ)+20秒
4位 木下翔平(コムリン)+31秒
5位 青木清(WE LOVE O2)+1分32秒
6位 中井雄策(TRC PANAMAREDS)+1分52秒

photo:Hideaki TAKAGI 、Haruo FUKUSHIMA
text:Hideaki TAKAGI
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