5月10日(土)に開幕を控えた第97回ジロ・デ・イタリアを記念して、フランスに居を構えるタイムが限定カラーのペダル「Xpresso Maglia Rosa」をリリース。Xpressoシリーズの中でもプロが仕様するハイエンドモデル「12」」とセカンドグレード「10」をベースとし、マリアローザのピンクを纏った特別仕様に仕上げられている。



タイム Xpresso 12 Titan Carbon Maglia Rosaタイム Xpresso 12 Titan Carbon Maglia Rosa (c)ダイナソア
第97回ジロ・デ・イタリアの開幕を前に発表された「Xpresso Carbon Maglia Rosa」のベースとなったのはXpresso(エックスプレッソ)シリーズのハイエンドモデル「12 Titan Carbon」とセカンドグレード「10 Carbon」。両モデルともに共通のプラットフォームを持ち、従来モデルより踏面をワイド化することで安定性を高め、ボディを薄くすることで軽量化と地面からの距離(ロードクリアランス)を確保している。

タイム Xpresso 12 Titan Carbon Maglia Rosa(裏面)タイム Xpresso 12 Titan Carbon Maglia Rosa(裏面) (c)ダイナソア「Xpresso 12 Titan Carbon」は、新型エックスプレッソペダルの最高峰に当たるプロユースモデル。カーボンファイバーに寄って強化された複合素材製ボディやチタン製のペダルシャフトを採用するなど軽量化を追求し、ペア重量154gという軽さを達成していることが特徴だ。

クリートのキャッチはカーボン製プレート(板バネ)を採用したリテンションシステム「カーボフレックス」を従来モデルより引き継ぐ。金属バネ方式に比べて軽量かつ、着脱の繰り返しによる劣化が少ない。タイムペダルの特徴でもあり、膝への負担を大幅に軽減するフローティングシステム(保持した状態で左右5°平行方向2.5mmの遊び)と世界で唯一のプリオープンシステムを継続して採用し、簡単なクリートキャッチを実現している。

アンドローニ・ベネズエラのバイクに取り付けられたXpressoペダルアンドローニ・ベネズエラのバイクに取り付けられたXpressoペダル photo:Makoto.AYANO「Xpresso 10 Carbon」はハイエンドモデルよりシャフトを中空チタンから中空スチールに置き換えたモデル。カーボン強化素材製ボディーやカーボン製板バネ、膝への負担を大幅に軽減するフローティングシステムなど多くの部分がハイエンドモデルが共通となり、重量は190gに仕上げられている。

今回発売される限定モデルは、タイムのペダルを使用しワイルドカードでジロへの出場を果たす3つのUCIプロチーム、コロンビア、アンドローニ・ベネズエラ、ネーリソットリ・イエローフルオのライダー計27名が使用する予定だ。価格は「12 Titan Carbon」が36,000円、「10 Carbon」が23,000円(いずれも税抜)。取扱はダイナソア。


タイム Xpresso 12 Titan Carbon Maglia Rosa
ボディ素材:カーボンコンポジット
シャフト:中空チタン
重 量:154g(ペア)
価 格:36,000円(税抜)

タイム Xpresso 10 Carbon Maglia Rosa
ボディ素材:カーボンコンポジット
シャフト:中空スチール
重 量:190g(ペア)
価 格:23,000円(税抜)


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