シクロクロスのレースシーンにおいて高いシェアを誇るアメリカのスラムより、フロントシングル×リア11速のCX用コンポーネント「Force CX1」が登場。2013年にデビューし、瞬く間にMTB界を席巻したXX1のテクノロジーを応用したグループセットだ。



クロスカントリー競技を中心にマウンテンバイク界で急速な広まりを見せたスラムのハイエンドコンポーネント「XX1」。その最たるトピックスであり、部品点数の減少による軽量化やトラブルの低減、メンテナンスの簡易化など様々なメリットをもたらすフロントシングル化はシクロクロスにおいても有益であることは明らか。

スラム FORCE CX1スラム FORCE CX1 (c)ダートフリーク
そこで誕生したのが、約1年に及ぶ実戦テストを経て開発したCX用コンポーネント「FORCE CX-1」だ。ロード用コンポーネントのセカンドグレードFORCEをベースとし、XX1のテクノロジーを用いてクランクとチェーンリング、リアディレーラー、ブレーキレーバーをフロントシングル用に最適化している。

クランクはUDカーボン製アームとチェーンリングを取り付けるスパイダーが非一体式に。アスクルの太さ別にBB30用とGXP用がラインナップされ、それぞれセット重量はアーム長が172.5mmで42Tのチェーンリング装着時に542gと710gだ。なおクランクアームとチェーンリングは別売となる。

フロントシングル化の肝となるチェーンリングは交互に幅の違う歯を配したX-SYNCTMテクノロジーが搭載され、確実なチェーンの噛み合わせを実現。同時に重量増の原因となるチェーンデバイス等を不要としている。仕上げはグレーのアルマイト。BCDは110mmで、歯数は38、40、42、44、46Tの5タイプがラインナップされる。重量は42Tで75g。

スラム FORCE CX1 クランク(チェーンリングは別売)スラム FORCE CX1 クランク(チェーンリングは別売) (c)ダートフリーク
ロードモデルに対して最も大きな変更点となるリアディレーラーは、チェーンテンションの安定とスムーズな変速操作の両立をする機構を搭載する。ディレーラーとスプロケットが常に平行することで、チェーンとスプロケットの間隔を全てのギアで一定に保つ「X-HORIZON」テクノロジーと、チェーンリング同様に歯が高いプーリーのよって組み合わせに変速をより確実なものとした。

走行中のチェーン暴れを抑える「ローラーベアリングクラッチ」によってチェーン落ちの可能性を低減。重量は261gとなっている。変速レバーはロード用ダブルタップレバーの10s用と11s用の両タイプと互換性を持ち、左側には変速機構を廃し軽量化を図った専用レバーが用意される。

スラム FORCE CX1 リアディレーラースラム FORCE CX1 リアディレーラー (c)ダートフリークスラム FORCE CX1 チェーンリングスラム FORCE CX1 チェーンリング (c)ダートフリークスラム FORCE CX1 左側ブレーキレバースラム FORCE CX1 左側ブレーキレバー (c)ダートフリーク


XX1では専用品とされていたスプロケット及びチェーンは、それぞれロード用FORCEのPG-1170とPC-1170(共に11s用)が標準とされる。また、スラムの10s用と11s用であれば、全てのチェーン及びスプロケットに互換性を持つ。発売時期及び販売価格は未定。取扱はダートフリーク。


スラム FORCE CX1 仕様

クランクアーム(チェーンリングとBBは別売)
BCD:110mm
クランク長:162.5、165、170、172.5、175、177.5mm
重量:542g(BB30)、710g(GXP)
※クランク長172.5mm、42Tチェーンリング装着時

チェーンリング
BCD:110mm
歯数:38、40、42、44、46T
対応チェーン:スラム10s、11s

リアディレーラー
ラインナップ:ショート(最大28T)、ミディアム(最大32T)
対応シフター:スラム ダブルタップレバー(10s/11s)
重 量:261g

ブレーキレバー(左のみ)
重 量:119g

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