2013年のブエルタ・ア・エスパーニャで総合優勝を果たしながら、所属するレディオシャックと契約延長に至らず、1月に入ってなお移籍先が決まっていなかった42歳のクリストファー・ホーナー(アメリカ)。この度、イタリアのランプレ・メリダがホーナーとの契約を発表した。



ブエルタ・ア・エスパーニャ覇者クリストファー・ホーナー(アメリカ)ブエルタ・ア・エスパーニャ覇者クリストファー・ホーナー(アメリカ) photo:Kei Tsujiイタリアのガゼッタ紙によると、41歳11ヶ月という最年長記録でブエルタ制覇を成し遂げたホーナーが、ランプレ・メリダに移籍する。正式な発表が待たれる状態だが、同チームの公式Twitterがその内容を認めた。

1995年にプロデビューし、プロ20年目を迎えるホーナーの移籍先については、格下のUCIコンチネンタルチームまで様々な憶測が飛んでいたものの、最終的にUCIプロチームに落ち着いた。

イタリアチームの20年の歴史の中で、アメリカ人選手の所属は初めて。ランプレ・メリダは今シーズン世界チャンピオンのルイ・コスタ(ポルトガル)やサーシャ・モードロ(イタリア)、ネルソン・オリヴェイラ(ポルトガル)らを獲得済みだ。

ホーナーはジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャでエースを担う。ホーナーは2月9日から12日まで開催されるチャレンジマヨルカでシーズンインする予定だ。

チームの公式発表があり次第、コメントを追加します。

text:Kei Tsuji

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