「世界の舞台を目指して活躍できるプロロード選手へ導くための育成」を目標に、ベルギーを拠点に活動するTEAM EURASIA(チームユーラシア)の陣容が発表された。今年は選手の多くが入れ替わり、フレッシュなメンバーで活動することとなる。

ベルギーを拠点に活動するTEAM EURASIA-IRC tireベルギーを拠点に活動するTEAM EURASIA-IRC tire (c)TEAM EURASIA-IRC tire
IRC井上ゴム工業株式会社を始め協賛企業のサポートを受けるTEAM EURASIAは、2014年で5年目のシーズンを迎える。若手選手の育成を目標とし、これまで竹之内悠(ドルチーニ‐ベランクラシック)、大場政登志(クロップス‐チャンピオンシステム所属・2013全日本個人タイムトライアルチャンピオン)など、有力な若手選手を多く輩出してきた。

2014年に所属する6名の選手のうち、継続選手は雨乞竜己(2年目)一人のみ。京都産業大学から吉岡直哉、朝日大学から清水孝将、フランスでの単身競技活動を行っていた中里仁のほか、大阪在住高校から野島遊、明治大学から金井誠人が加入する。金井は明治大学の自転車競技部に在籍するとともに、3月、9月の遠征に合流する予定だという。

京都産業大学から加入する吉岡直哉京都産業大学から加入する吉岡直哉 photo:Hideaki TAKAGI金井誠人は明治大学在学中。スポットでチーム活動に参加する金井誠人は明治大学在学中。スポットでチーム活動に参加する photo:So.Isobe


橋川健監督のコメント
大阪在住高校から加入する野島遊大阪在住高校から加入する野島遊 photo:Hideaki TAKAGI
2013シーズンは大きく選手が入れ替わりましたが、今年も大きく選手が入れ替わることとなります。チームユーラシアで成長し強くなった選手たちが抜けていくのはチームの戦力的には残念な反面、「世界の舞台を目指して活躍できるプロロード選手へ導くための育成」をしている当チームにとってみれば彼らがステップアップしてチームを抜けていく事は当然のことであり、今後の彼らの活躍を楽しみにしています。

昨年チームを牽引した小森亮平や中根英登は愛三工業レーシングチームへ、高校卒業後からユーラシアで2年間欧州でのレース経験を積んだ小石祐馬はヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザへ移籍、菱沼由季典もイタリアを拠点に活動するコンチネンタルチーム「アモーレヴィータ・セレSMP」で活動することとなります。


TEAM EURASIA-IRCtire(チームユーラシア アイアールシータイヤ)

所属選手(1月5日現在決定選手)
吉岡直哉 1991年12月23日生 (京都産業大学卒業見込み)
清水孝将 1991年10月25日生 (朝日大学卒業見込み)
雨乞竜己 1992年1月4日生 (チームユーラシア2年目)
中里仁  1992年6月5日生 (高校を卒業後フランスで3年間の競技活動)
野島遊  1995年9月19日生 (大阪在住高校卒業見込み)
金井誠人 1993年3月4日生 (明治大学在籍中)

金井は明治大学の自転車競技部に在籍するとともに、3月、9月の遠征に合流する予定です。

代表 大門宏 (TEAM NIPPO チームマネージャー)
監督 橋川健
チーム運営管理責任者 橋川健
アドバイザー 三浦恭資 (KMオフィス代表)