12月10日、UCI(国際自転車競技連合)が2014年のUCIワールドツアーライセンスの承認状況を発表。新城幸也が所属するユーロップカーのライセンスが認められ、18のUCIプロチーム(UCIワールドツアーライセンス保有チーム)が出揃った。



UCIプロチーム入りが決まったユーロップカーUCIプロチーム入りが決まったユーロップカー photo:Makoto AYANO11月18日と22日に行なわれたヒアリングの結果、UCIのライセンス委員会が8チームのUCIワールドツアーライセンスを承認した。11月5日の時点で保留されていたアスタナ、ランプレ・メリダ、モビスター、オリカ・グリーンエッジ、スカイプロサイクリング、アルゴス・シマノのライセンス更新を認めるとともに、ユーロップカーの新規申請を承認。同時にレディオシャック・レオパードからトレックファクトリーレーシングへのライセンス譲渡も認められている。

2013年はカチューシャのライセンス申請が認められず、後にCAS(スポーツ仲裁裁判所)がUCIプロチーム入りを認めるという事態が発生。UCIプロチームが19チームで運用されていた。2014年は全てのライセンス申請が認められ、合計18チームで運用される。

ユーロップカーが5年ぶりに世界トップカテゴリーであるUCIプロチームに復帰。UCIプロチームには自動的に全てのUCIワールドツアーレースの出場権が与えられるため、新城幸也にグランツール出場のチャンスが生まれる。

さらにライセンス委員会はUCIプロコンチネンタルチームリストを発表。すでに発表されていた16チームにフランスのブルターニュ・セシェエンヴァイロメントが加わり、合計17チームとなる。

・11月5日にUCIワールドツアーライセンスが認められたチーム
アージェードゥーゼル
ベルキンプロサイクリング
BMCレーシングチーム
キャノンデールプロサイクリング
FDJ.fr
ガーミン・シャープ
ロット・ベリソル
オメガファーマ・クイックステップ
カチューシャ
ティンコフ・サクソ

・12月10日にUCIワールドツアーライセンスが認められたチーム
アスタナ
ランプレ・メリダ
モビスター
オリカ・グリーンエッジ
スカイプロサイクリング
ユーロップカー
アルゴス・シマノ
トレックファクトリーレーシング

・11月5日にUCIプロコンチネンタルライセンスが認められたチーム
アンドローニジョカトリ
バルディアーニ・CSF
カハルーラル・セグロスRGA
CCCポルサットポルコウィチェ
コフィディスソリューションズクレディ
チームコロンビア
ドラパックプロサイクリング
IAMサイクリング
MTN・キュベカ
ルスヴェロ
ネットアップ・エンドゥーラ
ノヴォノルディスク
トップスポートフラーンデレン・バロワーズ
ユナイテッドヘルスケア
ワンティ・グループグベルト
イエローフルオ

・12月10日にUCIプロコンチネンタルライセンスが認められたチーム
ブルターニュ・セシェエンヴァイロメント

text:Kei Tsuji