11月3~4日(日・月祝)、高知県南西部を舞台にした「四万十ドラゴンライド」が開催される。日本最後の清流と呼ばれる四万十川を舞台に行われるこのロングライドイベントは、自らの限界に挑戦する300kmコースから、景色や地元のグルメを楽しむ50kmコースまで4つのコースが用意される。

四万十ドラゴンライドの舞台は「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川四万十ドラゴンライドの舞台は「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川 (c)四万十ドラゴンライド実行委員会
四万十ドラゴンライドの舞台となる四万十川は、源流がある津野町や西土佐町、河口がある四万十市など計5つの市町村を跨ぐ全長196kmの一級河川。流域面積は同じく四国に位置する徳島県の吉野川に次ぐ全国2位。本流に大規模なダムが建設されていないことから「日本最後の清流」と呼ばれ、名水百選や日本の秘境100選にも選ばれている。

スタート/ゴール地点の四万十市は11月でも最高気温が約20℃と温暖な気候。高知市の市街地からは車で2時間、羽田や名古屋、大阪、福岡からの飛行機が発着する高知竜馬空港からは車で2時間程でアクセス出来る。

四万十川名物の沈下橋もコースに組み込まれる四万十川名物の沈下橋もコースに組み込まれる (c)四万十ドラゴンライド実行委員会山々の谷を縫うように流れる四万十川山々の谷を縫うように流れる四万十川 photo:Yuya.Yamamoto


「楽四万十(たのしまんと)」をテーマに初開催される四万十ドラゴンライド。大会名の由来は龍のように曲がりくねった四万十川の姿。今大会では、そんな四万十川の穏やかな水の流れをはじめ、澄んだ空気、支流を含めて47個存在する沈下橋、川を囲う様に立つ小高い山々やその斜面を覆い尽くす深い緑を存分に満喫できるコースが設定される。

ロングライドイベントのお楽しみと言えばエイドステーション。源流から河口までを走破する今大会では山の幸と海の幸のどちらも楽しむことが出来る様にエイドが設定されるとのこと。四万十川の綺麗な水に育まれたウナギやアユをはじめとした川魚やお米、土佐湾で取れたカツオやウツボなどお腹いっぱいになるまでグルメを楽しむことが出来るだろう。もちろん、食べ過ぎには注意だ!

手付かずの自然を思う存分堪能できるイベントだ手付かずの自然を思う存分堪能できるイベントだ (c)四万十ドラゴンライド実行委員会基本的には平坦だが、細やかなアップダウンも多々存在する基本的には平坦だが、細やかなアップダウンも多々存在する (c)四万十ドラゴンライド実行委員会


川沿いを走るイベントだが木漏れ日の林道を走る個所も川沿いを走るイベントだが木漏れ日の林道を走る個所も photo:Yuya.Yamamoto各コースでゴール地点に設定される土佐西南大規模公園からは土佐湾を一望出来る各コースでゴール地点に設定される土佐西南大規模公園からは土佐湾を一望出来る photo:Yuya.Yamamoto


四万十ドラゴンライドでは脚力やレベルに合わせて、気軽に参加出来る「ミニドラゴン」50kmコースから、一日に走破する距離としては国内最長クラスの「レジェンドドラゴン」300kmコースまで4つのコースが用意される。コースのプロデュースと監修を行うのはラジオDJ・俳優の岡田眞善氏と、Jプロツアーに参戦中のVAX Racing with SAITAMAの監督を務める馬場隆司氏だ。なお、イベント当日はVAX Racing with SAITAMAの選手数名とJプロツアーのフェミニンで活躍する針谷千紗子選手(ブリッツシュラーゲ)が参加予定だ。

四万十川を見下ろすビューポイントがコース上に多数存在四万十川を見下ろすビューポイントがコース上に多数存在 photo:Yuya.Yamamoto

脚力やレベルに合わせて選べる4つのコースを紹介

300kmレジェンドドラゴンコース(11月3日(日)開催)
300kmレジェンドドラゴンコースは、四万十市にある土佐西南大規模公園をスタート/ゴール地点として、四万十川の河口と源流を1日で往復するヒルクライム150km×ダウンヒル150kmの国内最長クラスの300kmのコースだ。急な上りこそ無いものの、上りの獲得標高2000mを稼ぐ。完走者にはイタリアのサイクルアパレルブランドPISSEI(ピセイ)が特別に製造したオリジナルジャージが与えられる。

(下り(復路)はこちらから)

ドラゴンコース(1day:11月3日(日)、2day:11月3~4日(日・月祝)開催)
ドラゴンコースは四万十川の源流付近にある「道の駅布施ケ坂」から河口までの川沿いを走る下り基調のコースで、獲得標高は約1000mを稼ぐ。1日で140kmを走破する「ドラゴンコース1day」と2日に跨いで145km(初日94km、2日目52km)を走破する「ドラゴンコース2day」が設定される。清流四万十川沿いの景色を眺めながら気持ちよく走りたい中級ライダーにおススメだ。


50kmミニドラゴンコース(11月4日(月祝)開催)
ドラゴンコース2dayの2日目が行われる四万十市西土佐周辺から土佐西南大規模公園までの52kmを走るコース。ビギナーでも気持ち良く走るきることが出来るコース設定がなされ、女性ライダーや家族との参加を検討しているライダーにおススメ。ロードバイクのみならずクロスバイクやママチャリなど様々な車種で参加可能だ。


エントリー受付中!9月30日(月)まで
四万十ドラゴンライドでは、現在参加者を募集している。エントリーはローチケ.comスポーツエントリーより行うことが出来る。加えて、ランネットやチケットぴあからのエントリー受付が追加される予定だ。締切は9月30日(月)。または、各コースともに定員に達し次第締め切りとなる。

清流で育ったアユの海の幸がエイドに登場する予定だ清流で育ったアユの海の幸がエイドに登場する予定だ (c)四万十ドラゴンライド実行委員会カツオなどの新鮮な海の幸も味わえるカツオなどの新鮮な海の幸も味わえる photo:Yuya.Yamamoto


ロングライドイベントは仲間や周りの参加者との協力が完走のカギとなるロングライドイベントは仲間や周りの参加者との協力が完走のカギとなる (c)四万十ドラゴンライド実行委員会思わず長居したくなるような雰囲気のあるエイドが設けられる思わず長居したくなるような雰囲気のあるエイドが設けられる (c)四万十ドラゴンライド実行委員会


四万十ドラゴンライド
開催日程:平成25年11月3~4日(日・月祝)
会 場:高知県四万十川流域
応募締切:9月30日(月)
コース/距離/定員/参加費:
・レジェンドドラゴンコース/300km/200名/25,000円
・ドラゴンコース1day/140km/300名/10,000円
・ドラゴンコース2day/145km/300名/12,000円
・ミニドラゴンコース/50km/200名/7,500円

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