2013/08/03(土) - 02:25
インターハイトラック2日目、4kmチームパーシュートは逆転で北桑田が和歌北を下し、チームスプリントは大会新記録で千葉経済が優勝。1kmは堀航輝が、そしてスクラッチは住谷拓夢が序盤からの逃げ切りで優勝。
インターハイのトラック競技が大分県別府市の別府競輪場(400m)で行われている。その2日目、8月2日(金)から決勝種目が行われた。フォトレポートでお届けしよう。
チームスプリント
決勝は千葉経済と作新学院の組み合わせ。スタートは千葉経済が乱れたがその後に持ち直し優勝。2チームともに大会新記録を樹立。
1位 千葉経済 1分17秒597 大会新
2位 作新学院 1分17秒960 大会新
3位 岡山工 1分18秒704 以下、予選時タイム
4位 昭和一学園 1分19秒587
5位 祐誠 1分19秒896
6位 大曲農 1分20秒169
7位 石田 1分20秒274
8位 平工 1分20秒291
4kmチームパーシュート
各校がもっとも力を入れるのがこの種目。予選では最終組の南大隅が和歌北にリードしつつも落車で記録無しに。決勝は昨年の覇者、和歌北がリード。しかしラスト2周で隊列が乱れゴールでは0秒4北桑田が先着。
和歌北の全メンバーは負傷をおしての出場だったが最後の最後でわずかの乱れが出た。北桑田高・上田監督が「団抜きの練習しかしていない」と言うほどに両校ともに威信を懸けて決勝進出した。それだけに喜びとそして落胆は大きなものに。しかし和歌北の森口寛己はその後の3km個人追抜き予選で堂々のトップタイムを出して翌日の決勝に臨む。
1位 北桑田 4分31秒057 予選時タイム
2位 和歌北 4分30秒623 予選時タイム
3位 日出暘谷・日出総合 4分32秒700
4位 取手一 4分35秒814 以下予選時タイム
5位 九州学院 4分36秒062
6位 学法石川 4分36秒867
7位 別府商 4分37秒663
8位 白河実業 4分37秒900
女子500mタイムトライアル
女子種目は正式種目化に向けて、今年から一歩進んで公開競技となっている。500mTTでは昨年から女子短距離種目で頭角を現す2年の鈴木奈央(星陵)が優勝。
1位 鈴木奈央(星陵)38秒383
2位 三宅玲奈(岡山工)38秒914
3位 佐々木美郁(古川工)38秒980
1kmタイムトライアル
第1走者から1分10秒台の好記録で始まったこの日の1kmTT。上位もハイレベルの戦いとなり、ただ一人6秒台を出した堀航輝(石田)が優勝
1位 堀航輝(石田)1分06秒810
2位 久保田泰弘(誠英)1分07秒299
3位 竹元大志(祐誠)1分07秒307
4位 滝本泰行(岡山工)1分07秒883
5位 西尾滉平(平工)1分07秒964
6位 酒井雄多(千葉経済)1分08秒254
7位 大坂栄貴(大曲農)1分08秒256
8位 栗本武典(敬愛学園)1分08秒798
女子スクラッチ 6km
終始逃げができる活発なレース。ラストは先行する細田愛未(川越工)を元砂七夕美(榛生昇陽)が追い込むがわずかに届かず細田が優勝。
1位 細田愛未(川越工)8分20秒020
2位 元砂七夕美(榛生昇陽)
3位 伊藤真生(東北)
スクラッチ 8km
予選で住谷拓夢(向陽)は逃げて集団をラップして1位通過。決勝では序盤にその住谷と、選抜大会同種目覇者の孫崎大樹(北桑田)が逃げる。孫崎は集団に戻るが住谷はそのまま独走。牽制を続ける集団を半周離してそのまま逃げ切り優勝。「決勝でもラップしたかった」という住谷は全国大会初優勝。実力と気持ちの強さが現れる結果に。
1位 住谷拓夢(向陽)11分18秒730
2位 山本脩平(昭和一学園)
3位 尾上健司(千葉経済)
4位 早川侑哉(栄北)
5位 孫崎大樹(北桑田)
6位 中野尻祥(和歌北)
7位 高橋優斗(日出暘谷・日出総合)
8位 藤原拡也(紫波総合)
photo&text:高木秀彰
インターハイのトラック競技が大分県別府市の別府競輪場(400m)で行われている。その2日目、8月2日(金)から決勝種目が行われた。フォトレポートでお届けしよう。
チームスプリント
決勝は千葉経済と作新学院の組み合わせ。スタートは千葉経済が乱れたがその後に持ち直し優勝。2チームともに大会新記録を樹立。
1位 千葉経済 1分17秒597 大会新
2位 作新学院 1分17秒960 大会新
3位 岡山工 1分18秒704 以下、予選時タイム
4位 昭和一学園 1分19秒587
5位 祐誠 1分19秒896
6位 大曲農 1分20秒169
7位 石田 1分20秒274
8位 平工 1分20秒291
4kmチームパーシュート
各校がもっとも力を入れるのがこの種目。予選では最終組の南大隅が和歌北にリードしつつも落車で記録無しに。決勝は昨年の覇者、和歌北がリード。しかしラスト2周で隊列が乱れゴールでは0秒4北桑田が先着。
和歌北の全メンバーは負傷をおしての出場だったが最後の最後でわずかの乱れが出た。北桑田高・上田監督が「団抜きの練習しかしていない」と言うほどに両校ともに威信を懸けて決勝進出した。それだけに喜びとそして落胆は大きなものに。しかし和歌北の森口寛己はその後の3km個人追抜き予選で堂々のトップタイムを出して翌日の決勝に臨む。
1位 北桑田 4分31秒057 予選時タイム
2位 和歌北 4分30秒623 予選時タイム
3位 日出暘谷・日出総合 4分32秒700
4位 取手一 4分35秒814 以下予選時タイム
5位 九州学院 4分36秒062
6位 学法石川 4分36秒867
7位 別府商 4分37秒663
8位 白河実業 4分37秒900
女子500mタイムトライアル
女子種目は正式種目化に向けて、今年から一歩進んで公開競技となっている。500mTTでは昨年から女子短距離種目で頭角を現す2年の鈴木奈央(星陵)が優勝。
1位 鈴木奈央(星陵)38秒383
2位 三宅玲奈(岡山工)38秒914
3位 佐々木美郁(古川工)38秒980
1kmタイムトライアル
第1走者から1分10秒台の好記録で始まったこの日の1kmTT。上位もハイレベルの戦いとなり、ただ一人6秒台を出した堀航輝(石田)が優勝
1位 堀航輝(石田)1分06秒810
2位 久保田泰弘(誠英)1分07秒299
3位 竹元大志(祐誠)1分07秒307
4位 滝本泰行(岡山工)1分07秒883
5位 西尾滉平(平工)1分07秒964
6位 酒井雄多(千葉経済)1分08秒254
7位 大坂栄貴(大曲農)1分08秒256
8位 栗本武典(敬愛学園)1分08秒798
女子スクラッチ 6km
終始逃げができる活発なレース。ラストは先行する細田愛未(川越工)を元砂七夕美(榛生昇陽)が追い込むがわずかに届かず細田が優勝。
1位 細田愛未(川越工)8分20秒020
2位 元砂七夕美(榛生昇陽)
3位 伊藤真生(東北)
スクラッチ 8km
予選で住谷拓夢(向陽)は逃げて集団をラップして1位通過。決勝では序盤にその住谷と、選抜大会同種目覇者の孫崎大樹(北桑田)が逃げる。孫崎は集団に戻るが住谷はそのまま独走。牽制を続ける集団を半周離してそのまま逃げ切り優勝。「決勝でもラップしたかった」という住谷は全国大会初優勝。実力と気持ちの強さが現れる結果に。
1位 住谷拓夢(向陽)11分18秒730
2位 山本脩平(昭和一学園)
3位 尾上健司(千葉経済)
4位 早川侑哉(栄北)
5位 孫崎大樹(北桑田)
6位 中野尻祥(和歌北)
7位 高橋優斗(日出暘谷・日出総合)
8位 藤原拡也(紫波総合)
photo&text:高木秀彰
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