今年は学連主催でRCS第6戦となった大町美麻ロード。しかしJCF登録者ならばコンチネンタルチーム、実業団、高体連の区別無く参加できるのは例年通り。申し込みは7月25日まで。

4周目、美麻の豊かな緑の中を走る集団4周目、美麻の豊かな緑の中を走る集団 photo:Hideaki.TAKAGI
8月11日(日)に長野県大町市美麻で、2013年全日本学生ロードレースカップシリーズ第6戦大町美麻ロードが行われる。例年大町美麻ロードとして親しまれている大会が、今年は主催が日本学生自転車競技連盟に。もちろんJCF登録者であればクラスレスに参加できるのが嬉しい。
美麻の公道を使うレース美麻の公道を使うレース photo:Hideaki.TAKAGI
大学生、実業団レーサー、高校生そしてコンチネンタルチームの選手たちが一堂に会し、同じコースを走るのがこのレースの特徴。学連の選手の強さはどれだけ実業団の選手に通用するのか、高校生はどれだけ走れるのか。それが同じものさしで図ることができる。
2012年大会 追走集団を横山航太(長野県連合)が引く2012年大会 追走集団を横山航太(長野県連合)が引く photo:Hideaki.TAKAGI
制限があるのはわずかで、プロコンチネンタル登録以上の選手は参加できず、ジュニア選手はギヤ比制限ありかつ163kmレース出場だが120kmで終了することだけ。過去には東京大学3年の西薗良太(現チャンピオンシステム)が当時NIPPOの佐野淳哉(現ヴィーニファンティーニ)についで2位になるなどしている。
2009年実業団レースで、個人総合表彰、左から2位西薗良太(東京大学)、1位佐野淳哉(TEAM NIPPO-COLNAGO)、3位野寺秀徳(シマノレーシング)2009年実業団レースで、個人総合表彰、左から2位西薗良太(東京大学)、1位佐野淳哉(TEAM NIPPO-COLNAGO)、3位野寺秀徳(シマノレーシング) photo:Hideaki.TAKAGI
今年は昨年のチャンピオン、福島晋一(チームNIPPO・デローザ)が出場。昨年の福島は「手を抜いたら失礼なので全力で走った。強い学生と走れて面白かった」とコメント。9月で42歳になる福島は今年もその強い走りを魅せるはず。オーバー40賞の設定もある。
2012年大会 個人総合表彰2012年大会 個人総合表彰 photo:Hideaki.TAKAGI
選手たちにとって嬉しいのは地元民宿のもてなしと入賞賞品が豪華なこと。お米、ミネラルウォーター、お酒など、協賛各社からのたくさんの商品がある。そして美麻は蕎麦の産地。レース前後にいただくも良し、お土産にするも良しだ。過ごしやすい標高900mの美麻で繰り広げられる戦いにぜひとも参戦、そして観戦しよう。

レース概要

主催:日本学生自転車競技連盟(JICF)
期日:平成25年8月10日(土) 20時00分 マネージャーミーティング 大町市美麻支所にて開催
8月11日(日) 08時00分 クラス3競技開始、10時00分 クラス1+2競技開始
会場:長野県大町市美麻 特設周回コース1周12.6㎞サーキット 標高差226m スタート地点 新行グランド前
競技種目:個人ロードレース クラス1+2男子 163.8㎞(12.6㎞×13周回) クラス3男子 50.4㎞(12.6㎞×4周回)
参加申込:申込期限および参加料納入期限は、7月25日(木)24:00必着、学連・ジュニア4,000円、それ以外6,000円

photo&text:高木秀彰
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