ロード・MTB問わず高性能なホイールをリリースしているマヴィック。エンデューロレース向け商品ラインナップに、遂に650b用のハイエンドモデル「CROSSMAX ENDURO」が登場した。マヴィックのテクノロジーを結集して生まれたハイテクレーシングホイールだ。

マヴィック CROSSMAX ENDUROマヴィック CROSSMAX ENDURO (c)アメアスポーツジャパン

マヴィック CROSSMAX ENDURO(フロント)マヴィック CROSSMAX ENDURO(フロント) (c)アメアスポーツジャパンマヴィック CROSSMAX ENDURO(リア)マヴィック CROSSMAX ENDURO(リア) (c)アメアスポーツジャパンクロスマックス エンデューロ」は、ジープロードのような固く締まった路面、水を含み緩んだ路面など、同じレース内で様々なコンディションの路面を走破する必要があるエンデューロレースのために生まれたホイールだ。前後のホイールを異なる設計とする事で別の役割を持たせ、かつホイールとタイヤをセットで考える「WTS(ホイール・タイヤ・システム)」というマヴィック独自の思想が込められている。

安定感が必要なフロントはリム幅を21mmとし高いグリップ力を稼ぎ、反応性やペダリングの効率が求められるリアにはフロントよりも狭い19mm幅のリムを採用。前後ともにリムを切削して軽量化するISMテクノロジーを導入し、フロントはジクラルスポークによる2クロス組み、リアはイソパルス組みとすることで性能の最適化が図られている。リムブリッジ上部にホールを空けずスポークを取り付けるFOREテクノロジーも剛性強化に貢献している部分だ。

マヴィック CROSSMAX ENDURO フロントハブマヴィック CROSSMAX ENDURO フロントハブ フロントには快適なハンドリングと高いグリップ性能を求めたソフトコンパウンドの「クロスマックスチャージ」タイヤ、反応性、パワー伝達性が求められるリアには、サイドに高いノブを配してコーナリング性能を確保しつつ間の詰まったセンターノブで転がり抵抗を低減した「クロスマックスロームXL」タイヤをセットしている。いずれもタイヤは共に対パンク性能が高く、長時間を走る耐久レースでの使用が考慮されている。

前後で異なるタイヤとし、性能の最適化を追求した前後で異なるタイヤとし、性能の最適化を追求した クロスマックスエンデューロは650bの他、26インチモデルもラインナップ。前後で異なる機能を持たせるというマヴィックロードホイールの哲学を導入した最新ホイールエキップメントだ。


マヴィック CROSSMAX ENDURO
サイズ:650b、26インチ
リム素材 :マクスタル
ジョイント部 :USP
リム内幅 :F21mm、R19mm
スポーク :ジクラルブレードストレートプルスポーク
スポーク数 :F24本、R20本
サイズ :26インチ、650B
発売時期 :未定
重 量(ペア):3,460g(26インチWTSの場合)
1,660g(26インチホイールのみ場合)
3,610g(650BインチWTSの場合)
1,710g(650Bホイールのみの場合)
価 格:126,000円(税込)

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