真夏のCリーグはりちゅうロードは子どもから大人まで、ロードレースから耐久レースまで楽しめるイベントだ。今年は三浦・安原・三船らベテラン勢に加え、全日本ジュニア女子ロードチャンピオン福本千佳ら豪華メンバーが集結した。

ビギナーⅠ スタート前ビギナーⅠ スタート前 photo:Hideaki.TAKAGI7月5日(日)、兵庫県加東市の播磨中央公園にてCリーグはりちゅうロードが行われた。
Cリーグとは、サイクルスポーツの底辺拡大のため、関西自転車業界の主だった選手、監督、企業の結束のもと設立されたサイクルロードレース協会(略称CRRA)がおこなうチャレンジリーグ・ロードレースだ。今年は既に3月エンデューロはりちゅう、4月長良川クリテを行っている。
スポーツⅡ スタート前スポーツⅡ スタート前 photo:Hideaki.TAKAGIコースは実業団加東ロードでおなじみの播磨中央公園内園路で、そのうちの3kmを使うもの。上りが2箇所あり勾配はきつくは無いもののインナーを使う脚に来るもので、全体としてはきつい部類だ。晴れたら灼熱地獄になるが、今年は曇りがちで例年よりは走りやすくなった。

レースは脚力・年齢別に7クラスから選べる。最上級のエリートは36kmで行われる。そして目玉はエンデューロ。60分と120分が設定された。各々のスタート、ゴール、表彰はフォトギャラリーをご覧いただこう。
スポーツⅠに出場の全日本ジュニア女子ロードチャンピオン福本千佳(Ready Go JAPAN)スポーツⅠに出場の全日本ジュニア女子ロードチャンピオン福本千佳(Ready Go JAPAN) photo:Hideaki.TAKAGI

そしてこのCリーグの見どころは、豪華な招待・オープン参加選手の顔ぶれだ。ホスト役の安原昌弘監督(自身も走る)をはじめとするマトリックスパワータグ・コラテックの日置大介、向川尚樹、辻善光、涌本正樹、澤田賢匠の各選手、三浦恭資(キナンmuur-king.com)、三船雅彦監督、1週間前の全日本選手権ロードで見事ジュニア女子チャンピオンになった福本千佳(Ready Go JAPAN)、さらにこのコースで優勝経験のあるマトリックス社員の中川康二郎氏など、多彩、豪華な顔ぶれ。
レースでは真剣な表情の涌本と澤田は、ホスト役に徹して笑いをとる場面も。福本は3レースに出走、タフさを見せた。
「パトロールしてくるか」三浦恭資(キナンmuur-king.com)と安原監督「パトロールしてくるか」三浦恭資(キナンmuur-king.com)と安原監督 photo:Hideaki.TAKAGI

また、三船監督と辻善光が講師のサイクリングスクールが行われ、基本走行やコーナリング、集団走行のスキルなどを受講者は教わった。
数人が連なってコーナリングするなどはまさに実戦向き。数回の走行で確実に上達していた。

Cリーグのレースは細分化されたクラスで敷居が低い。お楽しみじゃんけん大会もあり、家族での参加がしやすいものだ。次回は12月の長良川クリテ。ほかのレースとバッティングの少ないスケジュールなので、ぜひ参加してみよう。
中川康二郎氏と日置大介(マトリックスパワータグ・コラテック)中川康二郎氏と日置大介(マトリックスパワータグ・コラテック) photo:Hideaki.TAKAGIサイクリングスクールサイクリングスクール photo:Hideaki.TAKAGI120分エンデューロ 最終走者がゴール120分エンデューロ 最終走者がゴール photo:Hideaki.TAKAGI

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