2013/06/07(金) - 08:20
群馬県と長野県にまたがる浅間山をぐるっと、反時計まわりに1周するロングライドイベントが「グランフォンド軽井沢」だ。高原地帯を走り、素晴らしい景観の広がる山岳ロングライドに参加したCW編集部・山本のレポートをお届けします。
私にとって2回目のイベントの実走取材の舞台は「グランフォンド軽井沢」。サーキットレース系のイベントには参加したことがあったものの、公道を使ったロングライド系イベントへの参加は初めてだったので非常にワクワクした気分で取材を心待ちにしていた。同時に獲得標高2300m以上と聞いて、完走できるかどうかも不安に。
1週間前から天気予報をチェックしていると、当日は雨の予報。おまけに避暑地とあって予想気温も低く、コースの難易度と合わせて過酷なイベントになると覚悟していた。しかし、イベントが近づくに連れ、天気予報は晴れに変わっていく。きっと普段の行いが良いからだろうと自分勝手に思いつつも、しっかりと防寒対策を行った。
グランフォンドのコースは125kmながら、コースはほとんどが長めのアップダウンで構成され、その獲得標高は2300mを数える。しかしながら昨年の完走率は約9割にも達している。今大会の参加者は初めての方と、以前に出場経験がある方が半数づつ。走り応えのあるコース設定ながら、女性の参加者も多く見られた。
スタート地点は軽井沢プリンスホテルスキー場。冬場は初級者から中級者で賑わう人気のスキーコース場で、浅間山を一望でき、BGMとして流れてくる北欧風な音楽がなんとも心地よい。JR軽井沢駅からもほど近く、輪行で参加する参加者も多数いたようだ。また、大会側から特別宿泊プランが用意され、前泊した参加者も多く、CW編集部が滞在したホテルにも多くの参加者がいた。
今大会では「完走サポートブランド」として協賛のコーダブルームがメカニックサポートを行っており、出発時刻寸前まで自転車が持ち込まれる盛況ぶり。自社のバイクのみならず、さまざまなメーカーのバイクのメンテナンスを笑顔で引き受けていたことが印象的だった。今大会では社員の中から10数名が参加。かなりいいペースで登坂をこなす方もいて、「自転車が好き」という雰囲気が滲みでていました。
当日の天気は曇りながらも、会場からはしっかりと浅間山を眺めることができる。気温は16℃程度と涼しく、私は半袖のジャージとパンツに加え、ニーウォーマーとアームウォーマーを着用してスタートラインに並んだ。
出発時刻の7時30分を迎えると、20人ずつほどの小グループに分かれて順次スタートを切っていく。
まずは、お洒落なレストランやお土産屋さんが並ぶ観光地らしい市街地を通りぬける。そして、国の重要文化財となっている旧三笠ホテルを脇目に見ながら、緑の木立が美しい別荘地帯を参加者それぞれのペースで走っていく。そして、この大会最初の難所「白糸ハイランドウェイ」が現れる。
ここは普段は自動車専用道だが、この日はイベントのために特別開放が行われた。ハイランドウェイというと爽快な眺めが広がるイメージだが、入口付近からおよそ15%ほどの激坂が現れ、早くも自転車から降りて押す参加者も。私も足を付かない様に一番軽いギアをグルグル回しながらこの難所をクリアする。
激坂を登りきった後は、細やかなアップダウンが続く。コースの横を流れる渓流や、道の由来となった「白糸の滝」、深い緑の静謐な雰囲気に癒されながら森林ライドを楽しむことができた。参加者同士が声を掛け合ってお互いを励まし合う姿も。
このイベントに参加するために来日した台湾のサイクリストの方に「加油(ジャヨ)!」(=中国語で頑張れの意)と、私までも励ましてもらった。登りきった後は、長い直線的なダウンヒルだ。
スタートから約1時間、 上信越高原国立公園の特別地域内にある高原リゾート別荘地に設定された第1エイド「浅間ハイランドパーク」に到着。その中にあるショッピングストア「ハイランドマート」がエイドの会場として設定されている。ここでは塩キャラメルと干し梅をいただく。どちらとも塩味が効いていて少し疲れた体に沁みわたるおいしさ。今後の補給食にと、塩キャラメルをさらに数個いただいく。
ここからは標高1400mから900mへと一気に急降下するダウンヒル。500mもの標高差があると、周りの自然の色見が全くことなり、そのコントラストが面白い。直線的な下りのため、あまり漕がなくても時速60kmに達する。慣れた参加者は体を冷やさない様にと、ウィンドブレーカーを羽織って下っていた。
昨年参加された方にお話を伺うと、このダウンヒルの終わりにコースを間違えやすいポイントがあるとのことだったが、今年はその場所が地図に記載されており、誘導スタッフも立っていたとのこと。こういった改善も人気の秘訣だろうと感じた。
下り切った後は再び上り。この間に一旦長野県から群馬県に突入する。ここからの上りは勾配もきつくなく、「第1.5エイドステーション」とも呼ばれる「干俣(ほしまた)の清水」と呼ばれる湧水で水分を補給し、カエルの鳴き声が響きわたる森の中をヒルクライム。
上りきった先にはバラギ湖と呼ばれる、周囲2kmの小さな湖が広がる。このあたりで標高は1400mを超え、湖畔には広大な草原が広がり、植えられた桜の花びらが舞っていたところに標高の高さと、ちょっとした達成感を感じた。
少しなごんでいると、今大会の最高標高地点へ向けたヒルクライムが始まる。今度はかなり斜度がある上りで、再び押しが入る参加者の姿も。コースの脇の畑では、農家の方がちょうどキャベツの根を植えているのどかな風景がなんとも対照的。そして、登りきった先には浅間山周辺の山々の広大な風景が。多くの参加者がここで立ち止まり記念撮影をしていた。
補給食を持参していなかった編集部3人ともハンガーノック気味(笑)になりながら、昼食が待つ第2エイドの東海大学嬬恋高原研修センターに到着。ここではカボチャやナスが入った野菜カレーや地元野菜のサラダが振舞われた。
腹ぺこの編集部3人は物凄い勢いでカレーを食す。スタート地点でMCの南“カミナリ”隼人さんがおっしゃっていた「完走のコツは食べ過ぎないこと」というアドバイスを無視して、私はカレーをおかわり!
お腹を満たしたところで、戦国武将・真田幸村ゆかりの地、長野県上田市にある「ゆきむら夢工房」へ向けて出発。少し下った後に嬬恋村北側の高原地帯を通る 「つまごいパノラマライン北ルート」を上る。信号もなく、舗装も比較的綺麗で走りやすいため、ヒルクライムながら笑顔で上っている参加者が多かったことが印象的だった。
パノラマラインの先には、毎年9月に開催されるイベント「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」が各メディアで話題になる愛妻の丘の横を通る。夫婦やカップルで参加された方の中には、ここで愛を叫んだ方もいた?かもしれない(笑)。さらに「農耕車両と愛妻家に注意!」と書かれた看板があり、多くの参加者が記念撮影をしていた。
パノラマラインの軽快なアップダウンを終えると、群馬県と長野県の境にあたる鳥居峠の頂上を迎え、長野県上田市に突入する。ここからは標高約1350mから600mへのダウンヒル。かなりテクニカルなカーブの連続に加え、舗装も荒れ気味なので細心の注意を払いながら下るも、下りに備えて装着してきた太めのタイヤと空気圧を少し低めにしたことが功を奏し、安心して下ることができた。
下りきった所にあるのが第3エイドの「ゆきむら夢工房」。ここは真田エリアと呼ばれるこのエリア一帯の観光拠点となっており、「腹が減っては戦はできぬ」と言わんばかりに自転車乗りの定番的な補給食・バナナが振舞われる。そして、真田幸村にちなんだゆるキャラ「ゆきたん」が登場し、エイドステーションにいた女性参加者の多くがここぞとばかりに記念撮影。もちろん私も記念撮影してから、第4エイドステーションへ向けて出発した。
最後の大きなヒルクライムが待つこの区間。まずは、日本の棚田100選にも選ばれた「新周稲田の棚田」を横目に細かなアップダウンを走る。
コースマップ上ではわからない細かくも激しいアップダウンに思いのほか足を削られた。そして、標高差約400mの菱野の上りの最後に控えていたのが、菱野温泉常盤館の前のイン側20%はあろうかという激坂S字コーナー。
もう坂はこりごり、お腹いっぱいです! バイクを押して通過する参加者の方も多くいらっしゃいました。
最後のエイドとなる第4エイド「信州青少年の家」では、信州みその入ったおにぎりをパクり。草原に馬が遊ぶ姿を横目に、ゴールへ向けてラストスパート。
浅間山南麓の標高1000mを紡ぐ「1000メートル林道」の木々が発するマイナスイオンに癒されながら、再び洋風の建物が立ち並ぶ別荘地帯を駆け抜け、16時20分ごろゴールできた。
達成感を味わいながらゴール地点で食べる最後のエイド「豚汁うどん」が最高においしかった。
125kmという、センチュリーライド(160km)には距離として及ばないものの、獲得標高2300mにのぼるアップダウンは非常に走りごたえもあり、楽しむことができた。達成感はじゅうぶんすぎるぐらいだ。
浅間山麓とリゾート地・軽井沢ならではの解放感溢れる景色、新鮮な空気、ストレスなく走れるコース設定に、走った誰もが魅了されたことだろう。
コースの良さに加え、エイドステーションやコース上の誘導の充実など、気負うことなく参加できることも今大会の特徴だと感じた。
加えて、大会スタッフ及びボランティアの皆さんの笑顔がこの大会をより一層いいものにしていることも間違いない。今年で4回目の開催とのことだが、総勢1500名もの参加者がエントリーするその理由を実際に走りながら感じることができた。ぜひ来年も参加したいと思わせてくれた大会だった。
フォトギャラリー(CW FaceBook)
text:Yuya.YAMAMOTO
Photo:Makoto.AYANO,Yuichiro.HOSODA
私にとって2回目のイベントの実走取材の舞台は「グランフォンド軽井沢」。サーキットレース系のイベントには参加したことがあったものの、公道を使ったロングライド系イベントへの参加は初めてだったので非常にワクワクした気分で取材を心待ちにしていた。同時に獲得標高2300m以上と聞いて、完走できるかどうかも不安に。
1週間前から天気予報をチェックしていると、当日は雨の予報。おまけに避暑地とあって予想気温も低く、コースの難易度と合わせて過酷なイベントになると覚悟していた。しかし、イベントが近づくに連れ、天気予報は晴れに変わっていく。きっと普段の行いが良いからだろうと自分勝手に思いつつも、しっかりと防寒対策を行った。
グランフォンドのコースは125kmながら、コースはほとんどが長めのアップダウンで構成され、その獲得標高は2300mを数える。しかしながら昨年の完走率は約9割にも達している。今大会の参加者は初めての方と、以前に出場経験がある方が半数づつ。走り応えのあるコース設定ながら、女性の参加者も多く見られた。
スタート地点は軽井沢プリンスホテルスキー場。冬場は初級者から中級者で賑わう人気のスキーコース場で、浅間山を一望でき、BGMとして流れてくる北欧風な音楽がなんとも心地よい。JR軽井沢駅からもほど近く、輪行で参加する参加者も多数いたようだ。また、大会側から特別宿泊プランが用意され、前泊した参加者も多く、CW編集部が滞在したホテルにも多くの参加者がいた。
今大会では「完走サポートブランド」として協賛のコーダブルームがメカニックサポートを行っており、出発時刻寸前まで自転車が持ち込まれる盛況ぶり。自社のバイクのみならず、さまざまなメーカーのバイクのメンテナンスを笑顔で引き受けていたことが印象的だった。今大会では社員の中から10数名が参加。かなりいいペースで登坂をこなす方もいて、「自転車が好き」という雰囲気が滲みでていました。
当日の天気は曇りながらも、会場からはしっかりと浅間山を眺めることができる。気温は16℃程度と涼しく、私は半袖のジャージとパンツに加え、ニーウォーマーとアームウォーマーを着用してスタートラインに並んだ。
出発時刻の7時30分を迎えると、20人ずつほどの小グループに分かれて順次スタートを切っていく。
まずは、お洒落なレストランやお土産屋さんが並ぶ観光地らしい市街地を通りぬける。そして、国の重要文化財となっている旧三笠ホテルを脇目に見ながら、緑の木立が美しい別荘地帯を参加者それぞれのペースで走っていく。そして、この大会最初の難所「白糸ハイランドウェイ」が現れる。
ここは普段は自動車専用道だが、この日はイベントのために特別開放が行われた。ハイランドウェイというと爽快な眺めが広がるイメージだが、入口付近からおよそ15%ほどの激坂が現れ、早くも自転車から降りて押す参加者も。私も足を付かない様に一番軽いギアをグルグル回しながらこの難所をクリアする。
激坂を登りきった後は、細やかなアップダウンが続く。コースの横を流れる渓流や、道の由来となった「白糸の滝」、深い緑の静謐な雰囲気に癒されながら森林ライドを楽しむことができた。参加者同士が声を掛け合ってお互いを励まし合う姿も。
このイベントに参加するために来日した台湾のサイクリストの方に「加油(ジャヨ)!」(=中国語で頑張れの意)と、私までも励ましてもらった。登りきった後は、長い直線的なダウンヒルだ。
スタートから約1時間、 上信越高原国立公園の特別地域内にある高原リゾート別荘地に設定された第1エイド「浅間ハイランドパーク」に到着。その中にあるショッピングストア「ハイランドマート」がエイドの会場として設定されている。ここでは塩キャラメルと干し梅をいただく。どちらとも塩味が効いていて少し疲れた体に沁みわたるおいしさ。今後の補給食にと、塩キャラメルをさらに数個いただいく。
ここからは標高1400mから900mへと一気に急降下するダウンヒル。500mもの標高差があると、周りの自然の色見が全くことなり、そのコントラストが面白い。直線的な下りのため、あまり漕がなくても時速60kmに達する。慣れた参加者は体を冷やさない様にと、ウィンドブレーカーを羽織って下っていた。
昨年参加された方にお話を伺うと、このダウンヒルの終わりにコースを間違えやすいポイントがあるとのことだったが、今年はその場所が地図に記載されており、誘導スタッフも立っていたとのこと。こういった改善も人気の秘訣だろうと感じた。
下り切った後は再び上り。この間に一旦長野県から群馬県に突入する。ここからの上りは勾配もきつくなく、「第1.5エイドステーション」とも呼ばれる「干俣(ほしまた)の清水」と呼ばれる湧水で水分を補給し、カエルの鳴き声が響きわたる森の中をヒルクライム。
上りきった先にはバラギ湖と呼ばれる、周囲2kmの小さな湖が広がる。このあたりで標高は1400mを超え、湖畔には広大な草原が広がり、植えられた桜の花びらが舞っていたところに標高の高さと、ちょっとした達成感を感じた。
少しなごんでいると、今大会の最高標高地点へ向けたヒルクライムが始まる。今度はかなり斜度がある上りで、再び押しが入る参加者の姿も。コースの脇の畑では、農家の方がちょうどキャベツの根を植えているのどかな風景がなんとも対照的。そして、登りきった先には浅間山周辺の山々の広大な風景が。多くの参加者がここで立ち止まり記念撮影をしていた。
補給食を持参していなかった編集部3人ともハンガーノック気味(笑)になりながら、昼食が待つ第2エイドの東海大学嬬恋高原研修センターに到着。ここではカボチャやナスが入った野菜カレーや地元野菜のサラダが振舞われた。
腹ぺこの編集部3人は物凄い勢いでカレーを食す。スタート地点でMCの南“カミナリ”隼人さんがおっしゃっていた「完走のコツは食べ過ぎないこと」というアドバイスを無視して、私はカレーをおかわり!
お腹を満たしたところで、戦国武将・真田幸村ゆかりの地、長野県上田市にある「ゆきむら夢工房」へ向けて出発。少し下った後に嬬恋村北側の高原地帯を通る 「つまごいパノラマライン北ルート」を上る。信号もなく、舗装も比較的綺麗で走りやすいため、ヒルクライムながら笑顔で上っている参加者が多かったことが印象的だった。
パノラマラインの先には、毎年9月に開催されるイベント「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」が各メディアで話題になる愛妻の丘の横を通る。夫婦やカップルで参加された方の中には、ここで愛を叫んだ方もいた?かもしれない(笑)。さらに「農耕車両と愛妻家に注意!」と書かれた看板があり、多くの参加者が記念撮影をしていた。
パノラマラインの軽快なアップダウンを終えると、群馬県と長野県の境にあたる鳥居峠の頂上を迎え、長野県上田市に突入する。ここからは標高約1350mから600mへのダウンヒル。かなりテクニカルなカーブの連続に加え、舗装も荒れ気味なので細心の注意を払いながら下るも、下りに備えて装着してきた太めのタイヤと空気圧を少し低めにしたことが功を奏し、安心して下ることができた。
下りきった所にあるのが第3エイドの「ゆきむら夢工房」。ここは真田エリアと呼ばれるこのエリア一帯の観光拠点となっており、「腹が減っては戦はできぬ」と言わんばかりに自転車乗りの定番的な補給食・バナナが振舞われる。そして、真田幸村にちなんだゆるキャラ「ゆきたん」が登場し、エイドステーションにいた女性参加者の多くがここぞとばかりに記念撮影。もちろん私も記念撮影してから、第4エイドステーションへ向けて出発した。
最後の大きなヒルクライムが待つこの区間。まずは、日本の棚田100選にも選ばれた「新周稲田の棚田」を横目に細かなアップダウンを走る。
コースマップ上ではわからない細かくも激しいアップダウンに思いのほか足を削られた。そして、標高差約400mの菱野の上りの最後に控えていたのが、菱野温泉常盤館の前のイン側20%はあろうかという激坂S字コーナー。
もう坂はこりごり、お腹いっぱいです! バイクを押して通過する参加者の方も多くいらっしゃいました。
最後のエイドとなる第4エイド「信州青少年の家」では、信州みその入ったおにぎりをパクり。草原に馬が遊ぶ姿を横目に、ゴールへ向けてラストスパート。
浅間山南麓の標高1000mを紡ぐ「1000メートル林道」の木々が発するマイナスイオンに癒されながら、再び洋風の建物が立ち並ぶ別荘地帯を駆け抜け、16時20分ごろゴールできた。
達成感を味わいながらゴール地点で食べる最後のエイド「豚汁うどん」が最高においしかった。
125kmという、センチュリーライド(160km)には距離として及ばないものの、獲得標高2300mにのぼるアップダウンは非常に走りごたえもあり、楽しむことができた。達成感はじゅうぶんすぎるぐらいだ。
浅間山麓とリゾート地・軽井沢ならではの解放感溢れる景色、新鮮な空気、ストレスなく走れるコース設定に、走った誰もが魅了されたことだろう。
コースの良さに加え、エイドステーションやコース上の誘導の充実など、気負うことなく参加できることも今大会の特徴だと感じた。
加えて、大会スタッフ及びボランティアの皆さんの笑顔がこの大会をより一層いいものにしていることも間違いない。今年で4回目の開催とのことだが、総勢1500名もの参加者がエントリーするその理由を実際に走りながら感じることができた。ぜひ来年も参加したいと思わせてくれた大会だった。
フォトギャラリー(CW FaceBook)
text:Yuya.YAMAMOTO
Photo:Makoto.AYANO,Yuichiro.HOSODA
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