携帯用ハンディGPSナビゲーターのトップシェアを誇るガーミン。国内正規代理店を務める”いいよねっと”より、新世代の日本語版GPSサイクルコンピュータ「Edge810J」と「Edge510J」が発表された。

ガーミン Edge810(左)、Edge510J(左)ガーミン Edge810(左)、Edge510J(左)

3月14日の東京・ビッグサイトでの展示会で発表された内容によれば、Edge810J・510Jの大きな特徴は、BlueToothを内蔵したことでスマートフォンとの連携を可能にしたこと。(スマートフォン用アプリ”GarminConnectMobile”を利用する)その場でデータGARMINコネクトへアップロードできる他、TwitterやFacebookなどのSNSと連動させ、第3者が走行データや地図上での位置情報データをリアルタイムに確認できるLiveTracking機能を利用可能となった。

発売は5月末以降を予定しており、正式な価格はどちらも未定となる。画像はプロトモデルで、製品版では510J、810J共にディスプレイ下へとモデル名の記載が入る予定だ。

ガーミン Edge810Jガーミン Edge810(写真は英語版)ガーミン Edge810(写真は英語版)

Edge810Jは、現在発売中のEdge800のマイナーチェンジモデル。ボディやタッチパネル画面、重量、機能は共にEdge800と同等スペックで、一番の相違点はバッテリーの持ち時間。Edge800Jが稼働時間約15時間だったのに対し、Edge810Jは約17時間と若干延長され、よりブルベなどの長距離ライドでの安心感を高めている。

BlueToothを内蔵したことでスマートフォンと連携させることができる機能が加わり、グラフィックはブラック基調にロゴを配したものに。価格は6万円台後半となるが、通常の標準マウントに加え、アウトフロントマウント、プレミアムハートレートセンサー、スピードケイデンスセンサーも同梱のフルセット販売となるため、実質には現状を維持したプライス設定だ。


前面ボタンの表示が変更された前面ボタンの表示が変更された グラフィックを変更し、サイド部分も青からブラックにグラフィックを変更し、サイド部分も青からブラックに


ガーミン Edge810J
サイズ:5.1x9.3x2.5cm
ディスプレイ:3.6x5.5cm、160x240ピクセル
重 量:98.0g
バッテリー:リチャージャブルリチウムイオン
連続使用可能時間:17時間
防 水:IPX7
価 格:6万円台後半を予定





ガーミン Edge510Jガーミン Edge510(写真は英語版)ガーミン Edge510(写真は英語版)

Edge510Jは、ボディサイズ5.2x8.6x2.4cm、ディスプレイサイズ4.4×3.5cmと、Edge500Jよりも一回り大きなボディを採用した新ラインナップ。カラー液晶のタッチパネル画面を採用し、500Jよりもリッチな情報と、810Jよりもコンパクトなサイズと重量(80g)を実現している。

18時間だった500Jのバッテリー稼働時間を20時間まで引き上げ、より長距離ライドでの安心感をプラス。810Jと同じくBlueToothを内蔵したことでスマートフォンと連携させ、SNSなどへのアップロードを可能としている。

価格は4万円台中盤の設定となる見込みで、810Jと同じく通常の標準マウントに加え、アウトフロントマウント、プレミアムハートレートセンサー、スピードケイデンスセンサーも同梱のフルセット販売となる。なお従来の500Jとは別モデルとなり、より軽量・コンパクトを重視するライダーに向けて500Jも引き続きラインナップされる。

背面に用意されたUSB端子背面に用意されたUSB端子 シリコンでカバーされた前面ボタンシリコンでカバーされた前面ボタン



ガーミン Edge510J
サイズ:5.2x8.6x2.4cm
ディスプレイ:4.4×3.5cm
重 量:80g
バッテリー:リチャージャブルリチウムイオン
連続使用可能時間:20時間
防 水:IPX7
価 格:4万円台中盤を予定

発売時期については2機種とも5月末以降の予定となっている。
リンク