2010/07/29(木) - 02:24
今年もこの季節がやってきた!サイクリストの「夏の運動会」シマノ・バイカーズフェスティバルが7月24日(土)と25日(日)の2日間に渡り、富士見パノラマリゾートで開催された。20周年記念を迎える今年は、連日の晴天も手伝って、例年以上に“暑い”“熱い”イベントとなった。
梅雨明けを迎えてからというもの、関東地方は連日快晴の日々を迎えていた。大会当日も気持ちのよい快晴!とはいえ、今年の夏はいつになく暑い。完全なドライコンディションの中、シマノ・バイカーズフェスティバルはスタートした。
会場となっている富士見パノラマリゾートは、広大なスキー場だ。スキーのオフシーズンにゲレンデを利用して、ダウンヒルコースやツーリングコースを常設している。普段はコースを公開しているだけではなく、様々なMTBスクールやイベントも行われ、いわば日本のMTBの聖地と言ってもいい場所。
そんな日本最大級のMTBフィールドを舞台に行なわれる「シマノ・バイカーズフェスティバル」の最大の特徴は、広大なフィールドを巧みに利用して実に様々なイベントが行なわれるところだろう。
例えば、MTBコースを思いっきり走りたいならXCマラソン、仲間とワイワイ楽しむならエンデューロ、子どもの走りについ熱くなるキッズXCや、一気に山を駆け下りるスピードを求めるならDHやスーパーDもある。いろんなジャンルのイベントが用意されるので、家族でも友達同士でも、ビギナーを誘っても楽しめるのがこのイベントのいいところ。
クロスカントリーのコースは、1周2.3km、高低差45mのゲレンデと林間を組み合わせたコース。今年は上りも下りも緩やかに変更され、ビギナーでも安全に楽しめるコースにリニューアルされた。われわれも実走してみたが、すごく走りやすく整備されていた。適度に緩やかなので、ペース配分さえ間違わなければ、ずっと乗っていくことも可能だし、とはいえ攻め込もうと思えば、厳しいポイントが何カ所も出てくるところが絶妙な、なかなか攻略し甲斐のあるコース設定だった。
DHとスーパーDのコースも、出場者によると普段のDHコースを何カ所か組み合わせたコースで、こちらもテクニカルなコース設定が面白かったようだ。一斉スタートのスーパーDは、最後まで相手との一騎打ち。林間コースを抜けたゴール目前のゲレンデで転倒する選手も現れて、最後まで熾烈なバトルが繰り広げられていた。
レースだけではなく、シマノ・バイカーズフェスティバルにはツーリングも各種用意されている。
普段は入れない林道を走れる、コアライダーも納得のオフロードを満喫するルートから、南アルプスを一望出来る絶好のビューポイントを巡るルート、宝探しも楽しめるゲーム形式のツーリング、ラリー形式を盛り込んだ競技としても楽しめるツーリングまで実に多彩。
ベテランライダーも、初めてMTBに乗る人でも、家族でも楽しめる構成となっているのだ。
そして忘れちゃいけないのは、ロードバイクのイベントも充実していること。シマノ・バイカーズフェスティバルといえば、MTBのイベントという印象が強いが、実は本格的なロードバイクイベントも開催される。オンロードを利用したエンデューロからヒルクライム、それに本格的なロードレースまで開催されるという、ここまでの充実ぶりにはちょっと驚かされる。
シクロワイアードでも紹介したように、20周年を迎える今年は、MTBの本場カナダからスペシャルゲストが来日。世界で最も有名なトライアルライダーとして知られるライアン・リーチ選手(ノルコ・ファクトリーチーム)と、スポーツモデルとプロライダーという二つの顔を持つマルチタレントライダー、ダーシー・タレンヌ選手だ。会場で行なわれた華麗なトライアルショーの模様は、次回詳しくお伝えします。
実はこれだけではない。ここに紹介しきれていない、当日受付の参加費無料のイベントも用意されているのだ。
オンロードもオフロードも、とにかく多くのイベントが行われ、しかもビギナーもベテランも体力自慢も下りオンリーな人でも、ジャンルを超えて楽しめる、まさに“バイカーズフェスティバル”という名の通り「自転車のお祭り」といえるイベントなのだ。
次回は実際に参加した皆さんにクローズアップして、シマノ・バイカーズフェスティバルを紹介します。お楽しみに。
梅雨明けを迎えてからというもの、関東地方は連日快晴の日々を迎えていた。大会当日も気持ちのよい快晴!とはいえ、今年の夏はいつになく暑い。完全なドライコンディションの中、シマノ・バイカーズフェスティバルはスタートした。
会場となっている富士見パノラマリゾートは、広大なスキー場だ。スキーのオフシーズンにゲレンデを利用して、ダウンヒルコースやツーリングコースを常設している。普段はコースを公開しているだけではなく、様々なMTBスクールやイベントも行われ、いわば日本のMTBの聖地と言ってもいい場所。
そんな日本最大級のMTBフィールドを舞台に行なわれる「シマノ・バイカーズフェスティバル」の最大の特徴は、広大なフィールドを巧みに利用して実に様々なイベントが行なわれるところだろう。
例えば、MTBコースを思いっきり走りたいならXCマラソン、仲間とワイワイ楽しむならエンデューロ、子どもの走りについ熱くなるキッズXCや、一気に山を駆け下りるスピードを求めるならDHやスーパーDもある。いろんなジャンルのイベントが用意されるので、家族でも友達同士でも、ビギナーを誘っても楽しめるのがこのイベントのいいところ。
クロスカントリーのコースは、1周2.3km、高低差45mのゲレンデと林間を組み合わせたコース。今年は上りも下りも緩やかに変更され、ビギナーでも安全に楽しめるコースにリニューアルされた。われわれも実走してみたが、すごく走りやすく整備されていた。適度に緩やかなので、ペース配分さえ間違わなければ、ずっと乗っていくことも可能だし、とはいえ攻め込もうと思えば、厳しいポイントが何カ所も出てくるところが絶妙な、なかなか攻略し甲斐のあるコース設定だった。
DHとスーパーDのコースも、出場者によると普段のDHコースを何カ所か組み合わせたコースで、こちらもテクニカルなコース設定が面白かったようだ。一斉スタートのスーパーDは、最後まで相手との一騎打ち。林間コースを抜けたゴール目前のゲレンデで転倒する選手も現れて、最後まで熾烈なバトルが繰り広げられていた。
レースだけではなく、シマノ・バイカーズフェスティバルにはツーリングも各種用意されている。
普段は入れない林道を走れる、コアライダーも納得のオフロードを満喫するルートから、南アルプスを一望出来る絶好のビューポイントを巡るルート、宝探しも楽しめるゲーム形式のツーリング、ラリー形式を盛り込んだ競技としても楽しめるツーリングまで実に多彩。
ベテランライダーも、初めてMTBに乗る人でも、家族でも楽しめる構成となっているのだ。
そして忘れちゃいけないのは、ロードバイクのイベントも充実していること。シマノ・バイカーズフェスティバルといえば、MTBのイベントという印象が強いが、実は本格的なロードバイクイベントも開催される。オンロードを利用したエンデューロからヒルクライム、それに本格的なロードレースまで開催されるという、ここまでの充実ぶりにはちょっと驚かされる。
シクロワイアードでも紹介したように、20周年を迎える今年は、MTBの本場カナダからスペシャルゲストが来日。世界で最も有名なトライアルライダーとして知られるライアン・リーチ選手(ノルコ・ファクトリーチーム)と、スポーツモデルとプロライダーという二つの顔を持つマルチタレントライダー、ダーシー・タレンヌ選手だ。会場で行なわれた華麗なトライアルショーの模様は、次回詳しくお伝えします。
実はこれだけではない。ここに紹介しきれていない、当日受付の参加費無料のイベントも用意されているのだ。
オンロードもオフロードも、とにかく多くのイベントが行われ、しかもビギナーもベテランも体力自慢も下りオンリーな人でも、ジャンルを超えて楽しめる、まさに“バイカーズフェスティバル”という名の通り「自転車のお祭り」といえるイベントなのだ。
次回は実際に参加した皆さんにクローズアップして、シマノ・バイカーズフェスティバルを紹介します。お楽しみに。
フォトギャラリー
Amazon.co.jp
SHIMANO(シマノ)SPD SH-MT32BR シューズ
SHIMANO