2019/05/15(水) - 13:03
長野県の雄大な山岳を走りつくすロングライドイベント「北アルプス山麓グランフォンド」が7月6~7日(土・日)に開催される。走り応えに定評のあるコースだったが、今年は更にボリュームアップ。最上級クラスは165km、獲得標高3,500mへとアップデートし更なる山岳コースへ進化を果たした。
後立山連峰をバックにスタートしていく「北アルプス山麓グランフォンド」
日本有数の山岳地帯、長野県北西部の仁科三湖周辺や、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳といった後立山連峰の麓を舞台に行われる北アルプス山麓グランフォンド。豊かな緑葉と鮮やかな青空の大自然を堪能できるにも関わらず、東京や名古屋といった大都市圏から車で3時間程度というアクセスもあり、年々人気高めているサイクリングイベントである。
今年で9回目の開催となるこの大会。昨年は距離150km獲得標高3300mの超級コースが追加されたが、今年はその150kmコースが更にパワーアップ。距離が15km延長され、獲得標高をも200mプラスした3500mとなり、グランツールの山岳ステージのようなコースレイアウトとなった。
本格的な山岳がいくつも現れる山岳ロングライドだ
会場となる鹿島槍スポーツヴィレッジ
大会のコースを設定した鈴木雷太さん
メイン会場となるのは長野自動車道の安曇野ICや上信越自動車道の長野ICから車で1時間の場所にある鹿島槍スポーツヴィレッジ。冬場はスキー、スノーボード客で賑わう施設だが、夏場にはあらゆるスポーツの合宿所として機能。サイクリングにおいてはマウンテンバイクやロードバイクがレンタル出来る他、常設のマヴィックテストライドステーションとしてホイールレンタルを行われている施設である。
ここを起点に165km、135km、90km、80kmというバリエーション豊富な4種類のコースが設けられる。コースに関しては大会プロデューサーである元MTB競技五輪日本代表の鈴木雷太さんが全面監修。選手時代から松本を拠点に活動していた鈴木さんのコース設定は絶妙で、あらゆるレベルのサイクリストのニーズに応えるコース設定となっている。それではアップデートされた165kmコースの詳細を見ていこう。
小熊山からは木崎湖を一望できる
信州の大自然の中を走り抜ける
魅力的な登坂の連続に思わず笑みが溢れること間違いなし
鹿島槍スポーツヴィレッジをスタートし、まず向かう小熊山は最初のフォトスポット。眼下には、仁科三湖の1つ、木崎湖を眺める事が出来る。その後、白馬方面まで北上した後は、栂池方面へ。栂池パノラマ橋の先に第一エイドの栂池エイドが待っている。国道406号線を東へ進み嶺方峠で10kmほどのクライム。頂上では北アルプスの山々が間近に迫るダイナミックな眺望を楽しめる。
その後は更に山深い戸隠エリアに入り、大望峠を登る。忍者の里や秘境と呼ばれることもあり、頂上からは手付かずの自然が一望出来ることだろう。そこから県道36号を南下すれば小川展望台から北アルプスの絶景を楽しめる。
大町市街と北アルプスが視界いっぱいに広がる鷹狩山展望台
ここまででも十分なヒルクライムの連続だが、コースは更なる絶景ポイントの鷹狩山へ。晴れていれば、山頂からは信濃大町の全景とその奥の後立山連峰が大パノラマで見える。ここからは残り25kmほど。大町市内に下り、大町温泉郷を通過したのち鹿島槍スポーツヴィレッジへ最後のヒルクライムを経て戻るルートとなる。
135kmコースは戸隠エリアが、90kmコースは小熊山と東側の山岳地帯が、80kmコースはさらに鷹狩山がカットされ、脚力に応じて絶景コースを楽しむことが出来るように調整されている。難易度の高低こそあるものの、夏の信州を楽しむことが心行くまで楽しむことが出来るのは、どのルートでも間違いなし。
信州の美味しいお蕎麦が頂ける
山盛りになった漬物と野菜スティック
おやきは野沢菜やなすなど味が選べる
味噌おにぎりを頬張ると後半も頑張れる
長野県産の地粉を用いた冷や麦で最後の腹ごしらえ
疲れた身体に甘さがしみる豆羊羹
走り応えと絶景スポットが一つのウリである北アルプス山麓グランフォンドだが、走るだけではなく、信州の郷土グルメが楽しめるのも大きな魅力だ。過去にエイドステーションで振舞われてきたのは、信州の名産品であるお蕎麦はもちろん、サクサクした冷やしきゅうり、野沢菜やふき味噌などバラエティ豊富なおやきや、昔ながらの木綿豆腐、味噌おにぎりなどなど。ハードなライドだけにお腹にたまるメニューも沢山用意されていた。
ライド終盤で不足しがちなミネラルは地元のおばあちゃん達が漬けたお漬物で回復し、糖分補給には黒豆ようかんも登場する。長野県産の地粉を用いた冷麦で最後のエネルギーを補給すれば、ハンガーノックに陥ることなくゴールまでたどり着けるだろう。ここで紹介したグルメは去年の大会で振る舞われたメニューであるため、変更はあるかもしれないが、このボリュームに準じた郷土グルメを思う存分楽しめるだろう。
田園や畑が広がる里山の風景は都会にはない穏やかな光景だ
当日受付は早朝4時開始と非常に早いため、前日受付も7月6日(土)13時から行われる。14時からはウェルカムイベントも開催されるため、前日から参加するのがオススメだ。ウェルカムイベントではバイクトライアルのショーも行われ、会場を盛り上げてくれる。また、宿泊は大会のメイン会場である鹿島槍スポーツヴィレッジも利用可能。また3kmほどの中綱湖畔には民宿やペンション、10km程山を下りれば大町温泉郷に旅館やホテルなどがあるため、宿泊施設にも困らないだろう。
去年の模様をまとめたダイジェストムービー
ただいまエントリー受付中!締切は6月2日(日)
そんな魅力あふれる「北アルプス山麓グランフォンド」は現在参加者募集中だ。エントリーはスポーツエントリーから。日本の屋根とも言われる北アルプスの大自然を満喫してみてはいかがだろうか。
北アルプス山麓グランフォンド2019
開催日:7月7日(日)(前日受付:7月6日(土))
開催場所:長野県大町市鹿島槍スポーツヴィレッジ(スタート/ゴール地点)
クラス:165km、135km、90km、80km
参加費:165kmクラス 10,900円/人(2~5名でのチーム参加)
135km/90km/80kmクラス 高校生以上9,000円、小中学生7,000円
エントリー期間:6月2日(日)まで
![後立山連峰をバックにスタートしていく「北アルプス山麓グランフォンド」](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/07/28/kitaalpsgf2018021.jpg)
日本有数の山岳地帯、長野県北西部の仁科三湖周辺や、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳といった後立山連峰の麓を舞台に行われる北アルプス山麓グランフォンド。豊かな緑葉と鮮やかな青空の大自然を堪能できるにも関わらず、東京や名古屋といった大都市圏から車で3時間程度というアクセスもあり、年々人気高めているサイクリングイベントである。
今年で9回目の開催となるこの大会。昨年は距離150km獲得標高3300mの超級コースが追加されたが、今年はその150kmコースが更にパワーアップ。距離が15km延長され、獲得標高をも200mプラスした3500mとなり、グランツールの山岳ステージのようなコースレイアウトとなった。
![本格的な山岳がいくつも現れる山岳ロングライドだ](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/07/28/kitaalpsgf2018071.jpg)
![会場となる鹿島槍スポーツヴィレッジ](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2016/09/07/north-alps-2016057.jpg)
![大会のコースを設定した鈴木雷太さん](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2016/09/07/north-alps-2016059.jpg)
メイン会場となるのは長野自動車道の安曇野ICや上信越自動車道の長野ICから車で1時間の場所にある鹿島槍スポーツヴィレッジ。冬場はスキー、スノーボード客で賑わう施設だが、夏場にはあらゆるスポーツの合宿所として機能。サイクリングにおいてはマウンテンバイクやロードバイクがレンタル出来る他、常設のマヴィックテストライドステーションとしてホイールレンタルを行われている施設である。
ここを起点に165km、135km、90km、80kmというバリエーション豊富な4種類のコースが設けられる。コースに関しては大会プロデューサーである元MTB競技五輪日本代表の鈴木雷太さんが全面監修。選手時代から松本を拠点に活動していた鈴木さんのコース設定は絶妙で、あらゆるレベルのサイクリストのニーズに応えるコース設定となっている。それではアップデートされた165kmコースの詳細を見ていこう。
![小熊山からは木崎湖を一望できる](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/07/28/kitaalpsgf2018039.jpg)
![信州の大自然の中を走り抜ける](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/07/28/kitaalpsgf2018047.jpg)
![魅力的な登坂の連続に思わず笑みが溢れること間違いなし](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/07/28/kitaalpsgf2018138.jpg)
鹿島槍スポーツヴィレッジをスタートし、まず向かう小熊山は最初のフォトスポット。眼下には、仁科三湖の1つ、木崎湖を眺める事が出来る。その後、白馬方面まで北上した後は、栂池方面へ。栂池パノラマ橋の先に第一エイドの栂池エイドが待っている。国道406号線を東へ進み嶺方峠で10kmほどのクライム。頂上では北アルプスの山々が間近に迫るダイナミックな眺望を楽しめる。
その後は更に山深い戸隠エリアに入り、大望峠を登る。忍者の里や秘境と呼ばれることもあり、頂上からは手付かずの自然が一望出来ることだろう。そこから県道36号を南下すれば小川展望台から北アルプスの絶景を楽しめる。
![大町市街と北アルプスが視界いっぱいに広がる鷹狩山展望台](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/07/28/kitaalpsgf2018182.jpg)
ここまででも十分なヒルクライムの連続だが、コースは更なる絶景ポイントの鷹狩山へ。晴れていれば、山頂からは信濃大町の全景とその奥の後立山連峰が大パノラマで見える。ここからは残り25kmほど。大町市内に下り、大町温泉郷を通過したのち鹿島槍スポーツヴィレッジへ最後のヒルクライムを経て戻るルートとなる。
135kmコースは戸隠エリアが、90kmコースは小熊山と東側の山岳地帯が、80kmコースはさらに鷹狩山がカットされ、脚力に応じて絶景コースを楽しむことが出来るように調整されている。難易度の高低こそあるものの、夏の信州を楽しむことが心行くまで楽しむことが出来るのは、どのルートでも間違いなし。
![信州の美味しいお蕎麦が頂ける](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/04/13/north-alps2016-062.jpg)
![山盛りになった漬物と野菜スティック](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2016/09/08/north-alps-2016-kouhen-095.jpg)
![おやきは野沢菜やなすなど味が選べる](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/07/28/kitaalpsgf2018152.jpg)
![味噌おにぎりを頬張ると後半も頑張れる](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/07/28/kitaalpsgf2018161.jpg)
![長野県産の地粉を用いた冷や麦で最後の腹ごしらえ](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/07/28/kitaalpsgf2018201.jpg)
![疲れた身体に甘さがしみる豆羊羹](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/07/28/kitaalpsgf2018200.jpg)
走り応えと絶景スポットが一つのウリである北アルプス山麓グランフォンドだが、走るだけではなく、信州の郷土グルメが楽しめるのも大きな魅力だ。過去にエイドステーションで振舞われてきたのは、信州の名産品であるお蕎麦はもちろん、サクサクした冷やしきゅうり、野沢菜やふき味噌などバラエティ豊富なおやきや、昔ながらの木綿豆腐、味噌おにぎりなどなど。ハードなライドだけにお腹にたまるメニューも沢山用意されていた。
ライド終盤で不足しがちなミネラルは地元のおばあちゃん達が漬けたお漬物で回復し、糖分補給には黒豆ようかんも登場する。長野県産の地粉を用いた冷麦で最後のエネルギーを補給すれば、ハンガーノックに陥ることなくゴールまでたどり着けるだろう。ここで紹介したグルメは去年の大会で振る舞われたメニューであるため、変更はあるかもしれないが、このボリュームに準じた郷土グルメを思う存分楽しめるだろう。
![田園や畑が広がる里山の風景は都会にはない穏やかな光景だ](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/07/28/kitaalpsgf2018119.jpg)
当日受付は早朝4時開始と非常に早いため、前日受付も7月6日(土)13時から行われる。14時からはウェルカムイベントも開催されるため、前日から参加するのがオススメだ。ウェルカムイベントではバイクトライアルのショーも行われ、会場を盛り上げてくれる。また、宿泊は大会のメイン会場である鹿島槍スポーツヴィレッジも利用可能。また3kmほどの中綱湖畔には民宿やペンション、10km程山を下りれば大町温泉郷に旅館やホテルなどがあるため、宿泊施設にも困らないだろう。
去年の模様をまとめたダイジェストムービー
ただいまエントリー受付中!締切は6月2日(日)
そんな魅力あふれる「北アルプス山麓グランフォンド」は現在参加者募集中だ。エントリーはスポーツエントリーから。日本の屋根とも言われる北アルプスの大自然を満喫してみてはいかがだろうか。
北アルプス山麓グランフォンド2019
開催日:7月7日(日)(前日受付:7月6日(土))
開催場所:長野県大町市鹿島槍スポーツヴィレッジ(スタート/ゴール地点)
クラス:165km、135km、90km、80km
参加費:165kmクラス 10,900円/人(2~5名でのチーム参加)
135km/90km/80kmクラス 高校生以上9,000円、小中学生7,000円
エントリー期間:6月2日(日)まで
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