取材の途中で舞い込んだ1本の電話により、残り4つの札所を残して撤退せざるを得なかった前回。気を取り直して再訪した秩父取材最終回では札所31番観音院から34番水潜寺までラストスパートです。



前回、メタボ会長に突如として舞い込んだ仕事により、思い半ばで残してきたラスト4つの札所を回る今回の秩父札所巡り。これにより秩父札所巡りの旅も、このメタボ会長秩父札所巡りシリーズも最後を迎えるため、感慨もひとしおだ。ということで今回も会長の自家用車で早朝6時の編集部を出発。編集部から秩父までは約2時間弱だ。

最初の目的地である31番札所、観音院を目指します最初の目的地である31番札所、観音院を目指します
初回の車内では緊張から会長相手にまともに喋る事もままならなかった私だが、3回目ともなるとすっかり打ち解けたものである。”楽して大金持ちになりたい!”という私の願望に対し「釜田君が博打で人生を変えたいのなら、ビットコインでも買っとけばどうだい?ただし私は仮想通貨には絶対に手出ししないけどね!あくまでも投資は自己責任でな!」などとまるで役に立ちそうもない助言を聞きながら、本革シートの助手席で楽チン移動だ。

今回も秩父駅前の駐車場からのスタートだが、それにしても秩父は寒い。本来なら前回の取材で最後の34番水潜寺までの参拝を完了し、この寒い時期にわざわざ来る必要はなかった訳で、会長のお気に入りたる札所26番の岩井堂を見た今となってはもはや消化試合であり、取り合えず最後まで巡っとくかという気力で来ているに過ぎない。これまでに消化した30箇所の札所と違い、残る4つの札所は各々が10km以上離れた場所に点在している。

赤い前掛けをかけた無数の地蔵の姿は心に迫るものが有る風景です赤い前掛けをかけた無数の地蔵の姿は心に迫るものが有る風景です
観音院に至る道の途中に水子供養の地蔵寺があります観音院に至る道の途中に水子供養の地蔵寺があります 朝の済んだ空気の中、丁度いいペースで林道を走ります朝の済んだ空気の中、丁度いいペースで林道を走ります


そんな思いを懐きながら自転車を転がす。暫く会長の背中を無心で眺めながらペダルを回していると、赤い前掛けをした無数に立つ地蔵が現れる。ここは紫雲山地蔵寺という水子供養、要するに人工妊娠中絶や流産により死亡した胎児を供養するお寺で、1971年の落慶式以降、14,000体の地蔵が奉納されてきたという。今もなお、心を痛めた女性達が地蔵を奉納しに来るそうで、山肌一帯を埋め尽くす無数の地蔵には言いしれぬ迫力を感じる。

そのままトンネルを抜け、緩い勾配の林道を登って行く。朝の澄んだ空気の中をサイクリングするのはいいものだ。冬なのだから寒いのは致し方ないが、とりわけ極寒という程でもなく、苦痛を感じない温度感で林の中をサイクリングするのは気持ちが落ち着くというもの。登りだからってペースを無理に早める必要がないのも心地良い。

高さ約4mを誇る石造り仁王像が建つ秩父札所三十一番”観音院(かんのんいん)”に到着です高さ約4mを誇る石造り仁王像が建つ秩父札所三十一番”観音院(かんのんいん)”に到着です
日本のお寺らしい風情ある石段が始まります日本のお寺らしい風情ある石段が始まります
観音堂までの石段は思ったよりも長いです観音堂までの石段は思ったよりも長いです
こうして目的地となる観音院に到着。自転車を停め、日本最大と云われる高さ約4mを誇る石造り仁王像を脇目に山門をくぐる。そこから始まるのは風情ある石段だ。こういった石段は日本のお寺らしくて良いものである。なんて思ったのもつかの間、いくら登っても寺院に辿り着かないではないか。すれ違うグループの方々は本格的な登山靴にダブルストックで身を固めている。少なくともビンディングシューズで来る場所ではない様子だ。

後半の秩父札所はこんなところばっかりだ。前回の札所26番の岩井堂に参拝するときも不安定な山道を延々と登山したし、今回もこの様子では先が思いやられる。歩き辛いビンディングシューズを恨めしく感じながら、つづら折りになっている長い石段を登り続けると、迫り来る岩壁に囲まれた荘厳な雰囲気の観音堂現れる。秩父札所三十一番”観音院(かんのんいん)”だ。

296段の石段を登りきると大岸壁に覆われた観音堂が現れます296段の石段を登りきると大岸壁に覆われた観音堂が現れます
「ここ観音院は私の1番お気に入りの札所なんだよ!なんたって此処には素晴らしいモノがあってな!」
えっ?えっ?えっ?いきなり何を言い出すんだこの人は!しかも何の臆面もなく!最初の取材の時から1番のお気に入りは26番の岩井堂と言っていたじゃないですか!確かに切り立った岩壁に包まれる観音堂とその横の落差30mを誇る聖浄の滝のコラボは、見ごたえのある素晴らしい景観であることは間違いないのだが、1番が複数あるという概念は私には無い。

まぁ正直、会長が秩父札所の中で何処が1番好きだろうと、私にはどうでも良い事である。”落差30mを誇る聖浄の滝”とは言うものの、実際は水はちょろちょろと落ちるだけ。昔は修行に使っていたそうなので、もっと大きな音を立てて大量の水が流れ落ちていたのだろうけど、これでは拍子抜けである。後にインターネットで調べた所、大雨の後などはそれなりの水量があるようだ。観音堂と滝のコラボはセットで見れれば絵にはなるのだが・・。

昔は僧侶の修行などにも使っていた聖浄の滝ですが、今はちょろちょろとしか水が流れません昔は僧侶の修行などにも使っていた聖浄の滝ですが、今はちょろちょろとしか水が流れません
会長が興奮気味に話す磨崖仏は弘法大師が爪で彫ったそうです会長が興奮気味に話す磨崖仏は弘法大師が爪で彫ったそうです 確かに無数の人像が古代文字のように浮かび上がります確かに無数の人像が古代文字のように浮かび上がります


観音堂の脇から奥に行くと石で出来た仏群があります観音堂の脇から奥に行くと石で出来た仏群があります
そんな私の心中を察することなく、会長に喜々として連れてこられたのが弘法大師が爪で彫ったという磨崖仏。「ほら!ほら!これだよ!この無数の仏像が最高なんだよ!本当に爪で彫ったとは思えないけど、なんか凄くないか?」興奮気味に話す会長。確かに岩に浮かび上がる無数の仏像が古代文字のようで面白い。でも爪で彫ったのは会長の云うように嘘だろうと言うのは合意せざる得ない。昔の人ももう少し信憑性のある嘘を付いて欲しいものである。

秩父札所で唯一の梵鐘を吊した鐘楼門を持つ秩父札所三十二番”法性寺(ほうしょうじ)”秩父札所で唯一の梵鐘を吊した鐘楼門を持つ秩父札所三十二番”法性寺(ほうしょうじ)”
山門を抜けると美しい石段が姿を現します山門を抜けると美しい石段が姿を現します
次の札所までは10kmほどのサイクリング。下り基調なので楽チンである。すんなり着いた秩父札所三十二番”法性寺(ほうしょうじ)”は立派な山門とそこから続く石段が美しいお寺だ。山門は梵鐘を吊した秩父札所唯一の鐘楼門で、中に掲げられた般若山のお面がちょっと怖い。そこから松などの樹々が鮮やかな石段を登る。この石段、私的に結構好きな雰囲気だったので、いい写真を撮りたかったが、テクニック及ばず、精進してもう一度出直したいところである。

石段の先にある観音堂は1段高い林の中に建てられ、自然との見事な調和を見せてくれる。苔生した石段を登っていくと現れる舞台造りの観音堂に、私の心は癒される。此処は”秩父の苔寺”とも云われているそうで、苔ファンの方は是非行ってみて欲しい。ただこの法性寺も滑りやすい石段が多く、ビンディングシューズでは危ない所も多いので足元注意を心掛けてください。

1段上に建てられた観音堂まで石段を登っていきます1段上に建てられた観音堂まで石段を登っていきます
秩父の苔寺と云われる通り、石段の回りは苔生しています秩父の苔寺と云われる通り、石段の回りは苔生しています ここから岩舟観音が立つ岩尾根まで登ることが出来ますここから岩舟観音が立つ岩尾根まで登ることが出来ます


境内の奥に建てられた舞台造りの観音堂は、見事な自然との調和を見せてくれます境内の奥に建てられた舞台造りの観音堂は、見事な自然との調和を見せてくれます
下調べで分かっていたとはいえ、ラスト4箇所の札所は各々が離れ過ぎである。30番まではせいぜい3km程だったのが、ラスト4箇所になった途端10km程離れているのが当たり前となっている。我々はロードバイクで回っているからさほど問題ではないが、徒歩で回る場合は巡礼者を試しているとしか思えない配置である。ラスト4札所でメンタルと体力を試す配置は、修行を思い出させる。私同様、昔の人もここまでせっかく回ったから最後まで頑張ろうという心意気で巡礼したに違いない。

秩父札所三十三番”菊水寺(きくすいじ)”に到着すると、参道入り口の門柱には大櫻山長福寺の文字。1569年の武田信玄による秩父侵攻で菊水寺は焼失してしまい、この長福寺に本尊が移され、それ以降、再建されることもなかったらしい。大櫻山と謳うだけに参道脇に桜が立ち並ぶが、今の季節は残念ながら閑散とした風景。春になると見事な桜のトンネルになるそうで、なかなかの見ものらしい。

武田信玄による秩父侵攻で焼失してしまった菊水寺に代わり、本尊が置かれる大櫻山長福寺武田信玄による秩父侵攻で焼失してしまった菊水寺に代わり、本尊が置かれる大櫻山長福寺
参道は大櫻山の名の通り、桜並木となっており、春には桜のトンネルとなります参道は大櫻山の名の通り、桜並木となっており、春には桜のトンネルとなります 小さな稲荷社の中には小さな白狐がたくさんいます小さな稲荷社の中には小さな白狐がたくさんいます


ここの観音堂は1820年の建立で立派な構えが特徴的なお寺。田んぼのど真ん中にあるため、先の2つの寺院のように岩壁が迫り来るだとか石段が美しいとかのダイナミックさはない。あえての特徴は境内にある小さな稲荷社に小さな白狐がたくさん祀ってあるくらい。家内安全にご利益があるそうで、春に来たいところだ。

いよいよ最終34番に向かうのだが、途中の”秩父華厳の滝”に立ち寄るために、破風山西側の県道284号を直進し峠を越える時計回りコースを進むという。行程の難易度で考えれば皆野の國神神社を経由する反時計回りコースが圧倒的に楽チンな筈なのだが、坂嫌いの会長が敢えて峠越えのルートを選ぶというのは通常ではありえないことなのだが・・・。

華厳の滝と聞くと群馬県人の私は、お隣長野県の軽井沢にあるものが真っ先に思い浮かぶが、日光にある華厳の滝も大瀑布として有名であるのはご存知の通り。華厳の滝は日本中どこにでもあるようだ。いよいよ幹線道路を逸れて山間部に入っていく会長。私の勘が正しければ、というより、道を逸れる直前に見た”城峯山”という標識からも、この先は確実に厳しい峠道なのだが、はたして本人は判っているだろうか?

熊には遭遇したくないですね熊には遭遇したくないですね
「会長、このまま進むと厳しい峠道を登ることになると思うのですが、道は合っていますか?」どうにも気になったので尋ねてみると、「大丈夫だよ。少し登るけど、道はこれで合ってるよ。」ほう。本当に少しだけなのか?私の知る所ではアナタが登れるレベルではないのだが・・・。不安に駆られながらも自転車を進ませると、やはり少しづつ勾配が上がってきた。

まさか会長とサイクリングに来て、ここまでの峠道を登るのはとは思いもしなかったというのが私の本音だ。この峠は私の想定を超える本格的な峠道である。そんな登坂路を会長は思ったよりも清々しい顔で登っている。そう、会長バイクにはリア36Tのワイドギアがついており、フロントの34Tと合わせて、どこでも登れちゃう仕様となっているのだ。

城峯山へ続く峠道を黙々と登っていきます城峯山へ続く峠道を黙々と登っていきます
「このワイドギアがあればどこでも余裕のよっちゃんイカよ!」と気分も上々らしいのが憎いところ。対して私のインナーローは39-23Tだ。最近、編集部の皆で平地の周回練習をするということで”男ギア”に換装してしまったことが裏目に出た形だ。体重も増え気味の私にはギアが全然足らない事態となってしまった。

こんな峠道に来るのであれば事前に教えて欲しいところである。そんな私の思いを知ってか知らずか「釜田君、厳しそうだね!社会人たるものいつ何時もどんな状況にでも対応出来るように準備しておかねばならんよ。そんな小さいスプロケットを取材バイクに付けて来るなんて、君は編集部員失格かな?」とケラケラ笑っているではないか。悔しいがその通りである。この人は、何時でもド正論を言い放つため、何にも言い返すことができないのだ。

とは言え、もう少し配慮があっても良さそうなモノだが。それともゆとり教育全盛で育った私は少し甘いのだろうか。粛々と前を走る会長は人生の成功者と言っていいだろう。言わば一つの正解を生み出した男だ。逆に言えば彼のように振る舞えなければ人生の成功もない?政治と経済が次のステップに進みそうな時代を生きていかねばならない私の人生は不安ばかりである。こうしてヒルクライムの時間は自らの人生を考える自問自答の時間となっていた。

秩父華厳の滝は思ったよりこじんまりとした滝なため、滝壺の真横まで行くことが出来ます秩父華厳の滝は思ったよりこじんまりとした滝なため、滝壺の真横まで行くことが出来ます
全国でも10位に入る滝のようです全国でも10位に入る滝のようです 滝壺のあたりは水が透き通っていて綺麗です滝壺のあたりは水が透き通っていて綺麗です


私の”哲学の峠”を登り終え、少し下ると秩父華厳の滝に到着だ。「これが秩父華厳の滝だよ。滝壺の真横まで行けるんだよ。凄いだろ?」と会長は言うが、実際、こじんまりとしていて、大したものでは無い。大瀑布と名がつかない滝はこんなものだろう。あんなに頑張って峠道を登ったのにあっさりとした滝である。こんな程度であれば楽チンルートで34番に向かった方が良かったのではと喉まで出かけたが、言わない。とりあえず皆さんには冬場は特にマイナスイオンが充満して寒いので、夏場に来るのをおすすめしたい。

そこから1kmほど進むと、秩父札所三十四番”水潜寺(すいせんじ)”に到着だ。ここで秩父札所巡り全34箇所の最後の札所にあたる水潜寺。しかし参道に差し掛かった所で会長から衝撃の言葉が放たれる。「見てみな。ここに今までに巡ってきた三十三観音石像が並んでいるだろ?要はここにくれば秩父札所全部巡ったことになるんだよ!」

なんてこった!水潜寺だけで全ての観音像を拝む事が出来るのであれば、今まで3回に渡り秩父に来た意味とは何だったのか問いたくなってしまう。思い起こせば札所16番には四国八十八ヵ所霊場を巡礼したのと同じ御利益がある回廊堂が建っていたこともあった。まったく札所巡りはこういった”ズルい”システムがよくあるのがなんとも言えないところである。

水潜寺の参道には今まで巡ってきた三十三観音石像が並んでいます水潜寺の参道には今まで巡ってきた三十三観音石像が並んでいます
最後の札所に相応しい堂々たる構えの秩父札所三十四番”水潜寺(すいせんじ)”最後の札所に相応しい堂々たる構えの秩父札所三十四番”水潜寺(すいせんじ)”
西国・秩父・坂東の百観音に巡礼したのと同じ御利益が得られる足型です西国・秩父・坂東の百観音に巡礼したのと同じ御利益が得られる足型です 秩父札所巡りに欠かせない納経帳など巡礼グッズが売られていました秩父札所巡りに欠かせない納経帳など巡礼グッズが売られていました


健康に良いと云われる長命水を水かけ地蔵にかけて、お願い事を3度唱えます健康に良いと云われる長命水を水かけ地蔵にかけて、お願い事を3度唱えます
修行のための巡礼と云われているが、やはりオリエンテーリング的意味合いが強いのであろうと思わせざる得ない。更に奥に進むと妙な足型を発見。「足型の上で拝めば百観音巡礼の功徳がある。」と書かれているではないか!西国・秩父・坂東の百観音に巡礼したことになるらしい。もう何でも有りだなと言うのが正直なところである。

ここ水潜寺のお坊さん曰く、「ハイシーズンになると観光バスで1500人程度の人が1日にお詣りしに来るので、御朱印書きも大変」とのこと。秩父札所巡りと謳われるものの、実態は観光バスで大量に消費される観光産業の一部であり、オリエンテーリングなのであろう。そう考えると煩悩だらけのような気がしてくるが・・・。何はともあれ、これにて無事、秩父札所三十四ヶ所観音霊場、結願(けちがん)である。

シーズン外であるため、長瀞の商店街は閑散としていますシーズン外であるため、長瀞の商店街は閑散としています
長瀞の商店街にはおしゃれな喫茶店などもでき、ハイシーズンには賑わうそうです長瀞の商店街にはおしゃれな喫茶店などもでき、ハイシーズンには賑わうそうです どうやら大会で優勝したお土産品だそうですが、面白い名前ですどうやら大会で優勝したお土産品だそうですが、面白い名前です


紅葉が落ちてしまった長瀞渓谷は人もまばらで穏やかな時間が流れます紅葉が落ちてしまった長瀞渓谷は人もまばらで穏やかな時間が流れます
少し時間的余裕が出来たので、秩父を代表する観光名所”長瀞”に寄っていくことに。紅葉やライン下りで有名な長瀞であるが、今は少々シーズンを外れた季節。そのため、商店街も閑散とした雰囲気である。その商店街を抜けていくと、長瀞の代表的な観光スポットである長瀞渓谷が姿を現す。「時期が悪いな。紅葉の時期はこのあたり1面真っ赤に色づいて見ものなんだよ。」今回はちょっと寄っただけなのでシーズン外なのはしょうが無いところだが、それでも岩岩しい渓谷の姿は激しさと厳かな感じを兼ね備えていてどこか良い。紅葉の時期に訪れてみたいものだ。

こうして幕を閉じた初めての秩父訪問であったが、終わってみれば中々楽しい時間を過ごせたと思う。最初は札所巡りなんて堅苦しく退屈でつまらないものだと決め付けていたが、いざ回ってみると、お寺の方々は皆、優しく、歓迎の気持ちを表わしてくれるし、寺院それぞれに個性があり面白い。それに札所34箇所となっていることで、仮につまらないお寺が現れたとしても、オリエンテーション的にコンプリートを目指すというように楽しむ事もできるのだ。勿論、奥深く本当に美しく、心が洗われるような素敵な寺社に巡り合う事も出来る。

また私にとっては自転車の楽しみ方を再確認出来たのも大きな収穫だろう。決して速く走ることだけがロードバイクの楽しみ方ではなく、気持ち良いペースで四季を感じながら走るだけでも十分楽しめるのがロードバイクだ。長い距離を走る必要はないし、必要以上にスピードを出す必要はない。そんなゆったりとしたサイクリングをもう少し楽みたいと感じた”秩父札所三十四ヶ所観音霊場巡り”であった。全34所のコース自体はそれほど”修行モード”ではないので、江戸時代を感じながら、当時の人々が歩んだ道を巡ってみてはいかがでしょうか?



メタボ会長連載のバックナンバー こちら です

メタボ会長
身長 : 172cm 体重 : 84kg 自転車歴 : 8年目

当サイト運営法人の代表取締役。平成元年に現法人を設立、平成17年に社長を辞し会長職に退くも、平成20年に当サイトが属するメディア事業部の責任者兼務となったことをキッカケに自転車に乗り始める。豊富な筋肉量を生かした瞬発力はかなりのモノだが、こと登坂となるとその能力はべらぼうに低い。日本一登れない男だ。

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