ドイツ・ミュンヘン近郊に居を構える総合スポーツバイクブランド、コラテックより、エントリーグレードのクロスバイク「SHAPE URBAN」の2018年モデルを紹介しよう。モデルチェンジを果たし、上位グレードのテクノロジーを受け継いだ入門機となった。



コラテック SHAPE URBAN BXコラテック SHAPE URBAN BX
日本のライディングシーンにマッチしたコラテックのエントリーグレードクロスバイク「SHAPE URBAN」がモデルチェンジを果たす。高い強度と剛性を備える6061アルミ素材はそのままに、チューブ形状やフレームシェイプのブラッシュアップを行っている。

トップチューブはカーボンモデルのようにヘッド側は径が大きく、シート側は径が小さい形状を採用。加えてMTBフレームのように曲げや扁平加工を施しており、トップグレードのバイクに近い振動吸収性を期待させるルックスとなっている。ダウンチューブも、前方は丸パイプで、BB付近に近づくと横扁平になる形状を採用する。

扁平なシートステーを採用し振動吸収性を確保する扁平なシートステーを採用し振動吸収性を確保する BXモデルにはフランドルの獅子が描かれるBXモデルにはフランドルの獅子が描かれる アルミ製のフォークがアッセンブルされるアルミ製のフォークがアッセンブルされる


今回のモデルチェンジで大きな変更ポイントはチェーンステーが、コラテックのアイデンティティといっても過言ではないロープロファイル仕様へと進化していること。チェーンとのクリアランスを生み出し、フレームにチェーンが当たることを防ぐこの形状を採用することで、SHAPE URBANがよりコラテックらしいバイクとなった。

また、ヘッドチューブ長を延長し、よりアップライトなポジション取りが可能なジオメトリーに設計されていることも2018年モデルの特徴。シャカリキにスピードを追い求めないリラックスしたライドに適しているため、これからスポーツバイクをはじめるビギナーやロードとは違った楽しみ方で自転車に乗りたい方にピッタリな1台だ。

トップチューブはMTBフレームに採用されるテクノロジーが用いられているトップチューブはMTBフレームに採用されるテクノロジーが用いられている ワイヤー類は整備性に優れる外装式だワイヤー類は整備性に優れる外装式だ

コラテックの上位グレードに採用されるロープロファイルチェーンステーが与えられたコラテックの上位グレードに採用されるロープロファイルチェーンステーが与えられた シマノALTUSをコンポーネントとしているシマノALTUSをコンポーネントとしている


ラインアップはBXモデルと通常モデルの2種類。BXはマットブラックをベースとしたフレームカラーに、シックなゴールドでロゴやグラフィックが描かれた上質なカラーリングが採用されている。ダウンチューブにフランドルの獅子が描かれる唯一のモデルだ。

またBXにはWTBのThickSlick(700x28c)というフルスリックタイヤがアッセンブルされる。スタイリッシュなロゴデザインが、アーバンバイクにマッチしている。また、WTBのグリップCOMFORT ZONE CLAMP-ONを使用していることもポイントだ。価格は64,800円(税抜)。

通常モデルはトップチューブとダウンチューブにグラデーションのブロックパターンを採用。鮮やかな色で彩られており、ポップな雰囲気を演出している。カラーはマットネイビー/ネイビー、ホワイト/ブルー、ホワイト/グリーン、マットブラック/ブルーという4種類。価格は62,000円(税抜)。

コラテック SHAPE URBAN(ホワイト/ブルー)コラテック SHAPE URBAN(ホワイト/ブルー)
コラテック SHAPE URBAN(ホワイト/グリーン)コラテック SHAPE URBAN(ホワイト/グリーン) コラテック SHAPE URBAN(マットブラック/ブルー)コラテック SHAPE URBAN(マットブラック/ブルー)




コラテック SHAPE URBAN BX
フレーム:CORRATEC 6061ハイドロフォーミング ダブルバテッドアルミ
フォーク:SHAPE URBAN アルミ
コンポーネント:シマノALTUS
タイヤ:WTB THICKSLICK
カラー:マットブラック/ゴールド
価 格:64,800円(税抜)

コラテック SHAPE URBAN
フレーム:CORRATEC 6061ハイドロフォーミング ダブルバテッドアルミ
フォーク:SHAPE URBAN アルミ
コンポーネント:シマノALTUS
カラー:マットネイビー/ネイビー、ホワイト/ブルー、ホワイト/グリーン、マットブラック/ブルー
価 格:62,000円(税抜)


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