モータースポーツとサイクルスポーツの両スポーツで世界中のトップアスリートから厚い信頼を集めるアメリカンヘルメットブランド、ベル。シティライドに似合うスタイリッシュな「ANNEX SHILED MIPS」が登場した。脱着可能なバイザー付きのヘルメットを紹介しよう。



ベル ANNEX SHILED MIPSベル ANNEX SHILED MIPS (c)インターテック
アクティブライフスタイルというカテゴリーに位置づけられるヘルメット「ANNEX SHILED MIPS(アネックス・シールドミップス)」。後頭部まで覆う丸型のシェルや、パンチングが施されたシェルなど、街中を駆け抜けるアーバンライドのスタイルに似合うデザインが特徴だ。

基本のスタイルは昨年リリースされたHUBを踏襲したヘルメットだが、各部がブラッシュアップされている。ANNEX SHILED MIPSのルックスで最も目をひくメッシュ状のアウターシェルは、面積が拡大し、リフレクティブ仕様となった。夜のライドでも存在をアピールすることで、安全なライドを楽しめる。

アイシールドは必要ない時は上げておくことができるアイシールドは必要ない時は上げておくことができる (c)インターテックバイザーも取り付けることができるバイザーも取り付けることができる (c)インターテック


加えて、脱着可能なアイシールドが標準装備とされたこともANNEX SHIELD MIPSの特徴だ。アイシールドは、雨天時は雨から、冬場は冷たい風から顔を守るためといったシチュエーションで活躍する。メガネをかけている方でも、コンタクトレンズをいれなくてもアイウェアと同じような効果を得られるだろう。また、HUB同様にバイザーを取り付けることも可能だ。

ANNEX SHILED MIPSには、ハイエンドヘルメットに用いられる技術が惜しみなく投入されている。成型にはインモールド工法を採用することで、厳格な安全基準として知られているCPSC BicycleとCE EN1078をクリア。加えて、MIPSテクノロジーを取り入れることで、万が一頭を打った際も脳へのダメージ軽減を図っている。シティ用ヘルメットにMIPSを採用するのは、安全に力を入れているベルならではだ。

STAR PRO同様に頭頂部のベンチレーションを開閉できるシステムが用いられているSTAR PRO同様に頭頂部のベンチレーションを開閉できるシステムが用いられている 額から頭頂部まで風を流すチャンネルや、MIPSが備えられたシェル内部額から頭頂部まで風を流すチャンネルや、MIPSが備えられたシェル内部

ヘルメット後部にはリアライトを取り付けるためのパーツが備えられているヘルメット後部にはリアライトを取り付けるためのパーツが備えられている 細かく調整できるアジャスターが装備された細かく調整できるアジャスターが装備された


ベンチレーションにもロード用ヘルメットで培われたテクノロジーを使用している。計15個のベンチレーションホールの内、8個はSTAR PROで採用されている通気口開閉式のアクティブエアーだ。寒い時期や雨天時などは通気口を閉じておくことで、快適に過ごせるだろう。また、額部分から頭頂部に空気を流す溝を設けるオーバーブローによって、ヘルメット内部に熱がこもる心配も少なくなっている。

サイズ/重量はM(55~59cm)/470g、L(58~62cm)/495gという2種類が用意されている。カラーはブラックの1色。価格は27,000円(税抜)。



ベル ANNEX SHILED MIPS
安全基準:CPSC Bicycle、CE EN1078
テクノロジー:Overbrow Ventilation、Active Air、Removable Eye Shield、Integrated Reflectivity、Weather-Considered Soft Brim w/ Reflective Housing 、In-Mold Polycarbonate Shell
サイズ:M(55~59cm)、L(58~62cm)
重 量:470g(Mサイズ)、495g(Lサイズ)
価 格:27,000円(税抜)

リンク