来年で100回目の節目を迎える最高峰のクラシックレース「ツール・デ・フランドル(ロンド・ファン・フラーンデレン)」。プロレースを観戦し、前日に行われる市民レースを走り、ロット・ソウダルのチーム拠点やリドレー工場の開発施設を見学できるツアーが2年ぶりに開催される。



2014年のツアー参加者たち。リドレーのお揃いジャージでロンド・ファン・フラーンデレン・シクロを走った2014年のツアー参加者たち。リドレーのお揃いジャージでロンド・ファン・フラーンデレン・シクロを走った
自転車王国ベルギーへと渡り、市民レース「ロンド・ファン・フラーンデレン・シクロ」に参加し、熱狂に包まれるプロレースをパヴェの沿道で観戦する。そして、ベルギーの食や文化に直に触れる、サイクルロードレースファンならば誰もが憧れる6日間のスペシャルトリップが、今回紹介するツール・デ・フランドル観戦ツアーだ。

(※ツアーの正式名は「ツール・デ・フランドル」となっていますが、シクロワイアードでは現地名称の「ロンド・ファン・フラーンデレン」を採用しています。それぞれ同一のものです。)

リドレー本社見学ツアー&ロット・ソウダルサービスコルス訪問 風洞施設の完成披露も

リドレー本社工場を見学することができるリドレー本社工場を見学することができる リドレー社でアッセンブルされるバイクの様子などを観ることができるリドレー社でアッセンブルされるバイクの様子などを観ることができる


今年のツアーでは、現地到着翌日にベルギーを代表するバイクブランド「リドレー」の本社を訪問。リドレージャパンのスタッフによる案内付きで、ペイント工房や組み立てラインといった、普段は目にすることができないバイクメーカーの裏側を見ることができる、バイクファンにはたまらない企画となっている。

その中でも、目玉となるのが来春完成する風洞実験施設のお披露目だ。世界各国からVIPや取材に訪れるメディアが集まる、特別な場に立ち会うことが出来る機会はそうそう無いだろう。

その後は、UCIワールドツアーチームである「ロット・ソウダル」の拠点(=サービスコース)を見学。チームが使用するバイクなどの機材から補給食といった細かな備品までが整然と保管され、メンテナンスされている様を実際に目にすることができる。こちらも通常は一般公開されているわけではないので、ロードレースファンにとっては千載一遇のチャンスといえるだろう。

パヴェの難所パーテルベルグを上る。急勾配なのでカンチェラーラのようには登れないパヴェの難所パーテルベルグを上る。急勾配なのでカンチェラーラのようには登れない
市民レース ”RVVシクロ” へ参戦!

2日目は、ロンド・ファン・フラーンデレン前日に開催される市民レース「ロンド・ファン・フラーンデレン・シクロ」へと参加する。自分の体力レベルに合わせて、71kmの部もしくは127kmの部のいずれかを選ぶことが出来るようになっている。レースで様々なドラマを生んだベルギー特有の石畳(パヴェ)や急勾配の坂(ミュール)を存分に含むコースは走り応え十二分だ。

ベルギー・フランドル地方の美しい景色と、多くの選手を苦しめてきた名高い悪路を自身の脚で楽しむには絶好のチャンスだろう。もちろん日本から自分の自転車を持っていくこともできるし、リドレーのバイクをレンタルすることもできる。ちなみにリドレー本社でのレンタルバイクは20,000円となっている。

オウデクワレモントを上りつめて一休みオウデクワレモントを上りつめて一休み もっとも美しい時期のフランドルを堪能。運河沿いを快走する三船雅彦さんたち。もっとも美しい時期のフランドルを堪能。運河沿いを快走する三船雅彦さんたち。

コッペンベルグのパヴェを上る。渋滞の中、押して歩かざるをえないコッペンベルグのパヴェを上る。渋滞の中、押して歩かざるをえない エイドステーションではベルギーワッフルや地元のお菓子、エナジーバーなどが提供されるエイドステーションではベルギーワッフルや地元のお菓子、エナジーバーなどが提供される


ロンド・ファン・フラーンデレンを沿道で観戦

そして現地滞在最終日となる3日目は、今年で100回目という節目を迎える「ロンド・ファン・フラーンデレン」を現地で観戦する。春のクラシックでも頂点に位置する格式あるレース、更に100周年記念大会とあって、今年は更なる盛り上がりが予想される。ブルージュのスタート地点やオーデナールデ近郊の石畳の登りなど、数カ所の観戦スポットを巡りながら、現地の大熱狂の渦のなかに飛び込む。

ロンド・ファン・フラーンデレン2014 オウデ・クワレモントを上るメイン集団ロンド・ファン・フラーンデレン2014 オウデ・クワレモントを上るメイン集団 (c)Makoto.AYANO熱狂の沿道でレースを観戦することができる熱狂の沿道でレースを観戦することができる


観戦スポットは現地で交通状況をみながらの判断となるが、過去のツアーではブルージュのスタート地点でスタートを待つチームバスエリアを訪問。レースの準備が進むさまを間近で見学した。スタートサインが行われるステージを見学した後、パヴェの勝負どころオウデクワレモントの沿道へと専用車にて急行。ビールやフリッツも楽しめるコース沿道の観戦エリアでプロレースの様子を観戦した。

ブルージュの高級レストランでディナー。明日のプロレースの話題も美味しい肴だ(オプション)ブルージュの高級レストランでディナー。明日のプロレースの話題も美味しい肴だ(オプション) ベルギーといえばやっぱりビール。濃くて味わい深いテイストを堪能ベルギーといえばやっぱりビール。濃くて味わい深いテイストを堪能


ベルギーならではのグルメやビールも堪能 年内に申込みの場合、リドレージャージをプレゼント!

ベルギーと言えばビールだ。ツアー期間中は日本ではお目にかかれない銘柄の貴重な一杯を味わうことができるはず。名物フリットやムール貝、ベルギーワッフルなど、自転車レース会場でもおなじみのグルメに舌鼓を打ってみるのもまた、正しい旅の楽しみかたと言えるだろう。

現地では首都・ブリュッセルとブルージュのホテルで宿泊。移動はバイクをそのまま積載できる専用バスが仕立てられる。3日目にはブリュッセルにて自由行動も組まれているので、現地観光も楽しめる。日本人添乗員が全日程同行するため、安心できるだろう。旅行代金は268,000円(燃油サーチャージなどは含まず)で、最小催行人数は15名だ。そして、年内に申し込みをした方限定で、リドレージャージのプレゼントを行っているので、気になる方は今すぐチェックしたほうが良いだろう。



Ronde Van Pave 第100回ツール・デ・フランドル観戦ツアー
日程:3月31日~4月5日 4泊6日
目的地:ブリュッセル
募集人数:20人
最少催行人数:15人
料金:大人・子ども268,000円
申し込みページ http://sports.jtb.co.jp/triwwwp/tours/view/535/west2016-1cycling
問い合わせ
株式会社JTB西日本 法人営業中央支店 営業5課
tel:06-6252-2655 担当:小川(おがわ)

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