数多くのサイクルコンピューターをリリースするサイクルアクセサリーブランド、キャットアイ。サイクルコンピューターに求められる基本的な機能を搭載した「ベロワイヤレス」がマイナーチェンジを果たした。ベーシックなモデル「CC-VT230W」と使い勝手を高めた「CC-VT235W」という2種類を紹介しよう。



キャットアイ CC-VT235W(ブラック、ホワイト)※CC-VT230Wもデザインは同様キャットアイ CC-VT235W(ブラック、ホワイト)※CC-VT230Wもデザインは同様 (c)キャットアイ
CC-VT235W バックライト使用時のイメージCC-VT235W バックライト使用時のイメージ (c)キャットアイ画面が大きく表示項目なども見やすくなっている画面が大きく表示項目なども見やすくなっている (c)キャットアイフロントフォークに取り付けるオーソドックスなスピードセンサーフロントフォークに取り付けるオーソドックスなスピードセンサー (c)キャットアイハードとソフトの両面で進化を続け、ますます高機能で便利になっていくサイクルコンピューター。そんな中で、必要最低限の機能だけを搭載し続けているのが、キャットアイのベロワイヤレスシリーズだ。最新の多機能モデルはオーバースペックと感じる方や初心者の方に最適なサイクルコンピューターである。

今回紹介するベロワイヤレスシリーズの新モデルは「CC-VT230W」と「CC-VT235W」という2種類。

CC-VT230Wはサイクルコンピューターの基本となる計測項目を表示するベーシックモデル。表示できる項目は、速度(走行、平均、最高)と距離(走行距離、積算)、走行時間。そして、走行速度から算出する消費カロリーや、平均速度に対して早いのか遅いのかを示すペースアローなど8種類だ。

CC-VT235Wは前述の基本機能に加えて、電池の交換時期を知らせてくれるバッテリーアラート機能が備えられている。そして、ユーザーが任意で設定した時間帯にスイッチを押すとバックライトが点灯する機能「ナイトモード」が追加されており、より使い勝手の良いサイクルコンピューターとなっている。

計測項目の他にも、自動的に節電モードに切り替わる機能やオートスタート機能など、サイクルコンピューターに必要な機能が採用されている。

取り付けもシンプルな方法が採用されており、ブラケットをステムやハンドルバーにナイロンタイ(結束バンド)で固定するのみ。センサーもフロントフォークにナイロンタイで取り付けるだけのため、初心者でも感覚的に装着を完了させることができる。

サイズは55.5×37.0×16.5mmで、重量は26.4g。電源は本体、センサー共にCR2032ボタン電池と、比較的入手しやすい。CC-VT230Wの価格は、5,000円(税抜)で、CC-VT235Wは5,500円(税抜)だ。サイクルコンピューターに必要な最低限の機能を搭載したベロワイヤレスシリーズ。これから装備一式を揃えるというビギナーにはうってつけだろう。




キャットアイ CC-VT230W、CC-VT235W
サイズ:55.5×37.0×16.5
重量:26.4g
電源:CR2032
電池寿命:約1ヶ月(1日1時間使用時)
表示:速度(現在、平均、最高)、距離(積算、現在)、走行時間、時計、ペースアロー、消費カロリー
モード:オートモード、バッテリーアラーム(CC-VT235Wのみ)、ナイトモード(CC-VT235Wのみ)
カラー:ブラック、ホワイト
価格:5,500円(税抜、CC-VT235W)、5,000円(税抜、CC-VT230W)

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