日本を代表するMTBゲレンデとして有名な富士見パノラマをホームコースとするTEAM SCOTTのマシュンこと松本駿選手。今回紹介する富士見ダートクリテリウムはその松本選手が主催する本格クロスカントリーイベントだ。アットホームな雰囲気が魅力の大会を紹介しよう。



富士見ダートクリテリウムシリーズ主催となる松本駿選手(TEAM SCOTT)富士見ダートクリテリウムシリーズ主催となる松本駿選手(TEAM SCOTT) (c)FujimiDC
2012年に初開催され、今年で4年目となる富士見ダートクリテリウムシリーズ。舞台となるのは、全日本MTB選手権のコースにも何度も選ばれてきた実績を持つ、日本のマウンテンバイカーにとっては憧れの地であり、また馴染み深い場所でもある富士見パノラマだ。

大会を主催するのはエリートライダーとして、日本のマウンテンバイククロスカントリーのパイオニアとして人気、実力共に高い松本駿選手。ホームエリアとして知り尽くした富士見パノラマで松本選手自らが設定したコースで、行われる本格的なクロスカントリーイベントとなっている。

気になるレースの内容は、予選1回、決勝1回の2ヒート制で行われるというもの。各カテゴリーで走る時間とファーストラップ賞(予選時)をXCショート編にて競うクリテリウムレースとなっている。エリートクラスで走るような上級者が集まるエキスパートカテゴリー、中級者のスポーツ、MTBイベントが初めてでも安心して参加できるビギナーの3つのカテゴリーに加えて、二つのキッズカテゴリーを合わせた5カテゴリーが用意される。

シングルトラックがコースの多くを占めるシングルトラックがコースの多くを占める 松本駿選手にいろんなアドバイスをうけられるかも?松本駿選手にいろんなアドバイスをうけられるかも? 松本選手がその長年にわたる経験を活かして設計したコースは、非常に工夫されており楽しく走りながらも、自然とテクニック向上に結びつくような絶妙な難易度に設定されている。

開催の度にコースレイアウトも変更されるため、シーズンを通して楽しめるイベントになっているのだ。その上、レースが終わっても、富士見パノラマを楽しむことができるのも魅力的だ。

また、松本選手にライディングについての質問等も気軽に出来るほか、フィールドでそのテクニックを実践出来るため、非常に贅沢かつ有意義な時間を過ごせることもこの大会の大きな魅力。

松本選手以外にも、CJシリーズで戦うクロスカントリー選手達も参加する事が多く、高レベルの選手の走りを身近で感じられる。

トップレベルの選手が多く出場する一方で、大会自体の雰囲気はあくまでアットホーム。参加者が皆で作り上げるお祭り感覚のレースとして、非常に間口の広いイベントなのだ。クロスカントリーバイクであれば、どんなバイクでも参加はOK。何よりも楽しんで競いあうことがテーマとされている。

現在参加者募集中!
年間で6回開催される富士見ダートクリテリウム。第1戦は4月26日に開催され、9月13日に開催される最終戦まで約1か月ごとに1度づつ開催される予定だ。現在、第1戦の申し込みが受付中だ。エントリーに際しては、こちらの申し込みフォームに所定の必要事項を記入して、送信する必要がある。参加費用は大人3,000円、小学生1,500円(前日の昼以降から当日エントリー扱いで500円増)となっている。なお、前日の設営準備に協力出来る人は1000円割引が受けられるとのことだ。皆で作り上げる大会として、ぜひ準備から協力してみてはいかがだろうか。




富士見ダートクリテリウム
開催日:2015年4月26日(日)
場所:富士見パノラマ
カテゴリー:エキスパート、スポーツ、ビギナー、キッズ
エントリー費:大人3,000円、小学生1,500円(前日の昼以降から当日エントリー扱いで500円増)
       ※前日の設営準備のご協力の方(1,000円引き)

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