8月10日(日)、栃木県北部、矢板市から那須塩原市にかけて広がる八方ヶ原高原を舞台に「やいた八方ヶ原ヒルクライムレース」が開催される。地元を拠点とする宇都宮ブリッツェンの選手間では「栃木のラルプデュエズ」と呼ばれている山岳コースを登るイベントだ。



栃木の山岳コースを走る「やいた八方ヶ原ヒルクライムレース」栃木の山岳コースを走る「やいた八方ヶ原ヒルクライムレース」
レンゲツツジの群生地や赤滝・小滝・寺山の鉱泉があるなど豊かな自然に恵まれた八方ヶ原。宇都宮ブリッツェンの山岳トレーニングコースにもなっている、全長13.1㎞、平均斜度7.2%、標高差939mのハードな山岳コースを登る「やいた八方ヶ原ヒルクライムレース」が開催される。

全長13.1kmのフルコースを走る「八方ヶ原ヒルクライム」コースだけでなく、距離を縮めることで初心者にも参加しやすいコースとした全長10km、標高差730mの「山の駅たかはらヒルクライム」コースも設定される。

山頂を目指してスタートを切る参加者たち(写真はイメージ)山頂を目指してスタートを切る参加者たち(写真はイメージ) (c)サイクルスポーツマネジメント激坂区間は忍耐が試される激坂区間は忍耐が試される


麓から、学校平(がっこうだいら)、小間々(こまま)、大間々(おおまま)と3段の階段状の台地になっている八方ヶ原。山の駅たかはらヒルクライムコースのゴールが設定されるのは、一番下の段にある学校平にある観光施設「山の駅たかはら」だ。

宇都宮ブリッツェンと那須ブラーゼンがサポートしてくれる(写真はイメージ)宇都宮ブリッツェンと那須ブラーゼンがサポートしてくれる(写真はイメージ) (c)サイクルスポーツマネジメントチャンピオンジャージが用意されるチャンピオンジャージが用意される 「八方ヶ原ヒルクライム」コースのゴールに設定されるのは、もちろん一番上の段である大間々だ。展望台があり、関東平野の雄大な眺望を望むことができるためゴール後の感動もひとしおだろう。

コース上の難所としては、中盤に現れる直線の激坂区間がサイクリストの前に立ちはだかる「壁」となるだろう。コースレコードホルダーの飯野智行さん(元宇都宮ブリッツェン選手)によると、ここでは無理をせずローギアのシッティングでクリアするのが良いだろうとのこと。

ゲストライダーとして、地元の宇都宮ブリッツェンや那須ブラーゼンの選手たちのほか、スペシャライズド契約アドバイザーの竹谷賢二氏も参加する予定。憧れの選手たちと一緒にヒルクライムできる機会だ。

また、「ヘビー級」カテゴリが設けられるのもこの大会のユニークな点だ。フルコースの八方ヶ原ヒルクライムの部において、体重80kg以上の参加者のみが出走できるカテゴリとして設定される。普段、ヒルクライムイベントでは軽量クライマーには敵わないパワー系ライダーにも表彰のチャンスがある、貴重なイベントだ。

エントリー受付中!7月20日まで。
大会申込はすでに始まっており、7月20日(日)までの申込期間となる。インターネット申込となっており、スポーツエントリーもしくはエントリーゲートからの申込みとなる。定員は八方ヶ原ヒルクライムコースが550名、山の駅たかはらヒルクライムコースが200名となる。

やいた八方ヶ原ヒルクライムレース

コースマップコースマップ 開催日:2014年8月10日(日)
受付会場: 矢板市泉中学校(〒329-2504 栃木県矢板市泉529)
申込期間:2014年7月20日(日)まで
コース:八方ヶ原ヒルクライムコース距離13.1km 標高差940m
山の駅たかはらヒルクライムコース距離10km、標高差730m
エントリー費:八方ヶ原ヒルクライムコース 大人:6,000円 中高:4,000円
山の駅たかはらヒルクライムコース大人:5,000円 小中高:3,000円
ゲストライダー:竹谷賢二氏(スペシャライズド契約アドバイザー)、宇都宮ブリッツェン、那須ブラーゼン
その他:メーカーブース、飲食ブース、ゲストトークショーなど盛り沢山

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