5年目にして参加者2000人超えを達成した人気ロングライド、美ら島オキナワCenturyRun。160kmコースに続き今回は100kmコースの実走レポートをお届けします。



エメラルドブルーの海に思わずバンザイ!エメラルドブルーの海に思わずバンザイ!
ロングライドと言うには少しもの足りない距離の100kmで行われる古宇利島・桜コース。コースの特徴は、坂道を少なくしたフラットな設定。絶景の海沿いを楽しみながら走れるコースで、コース全体の約80%がシーサイドルートとなっている。

余裕を持ってゆっくり走れるから、重点が置かれるのは「グルメ」。ランチは沖縄グルメ食べ放題ビュッフェが用意される。「気持ちよく走って、美味しいランチを食べてゴールを目指せば身も心も大満足間違いなし! 」というのがこのコースのキャッチフレーズだ。

ビギナーさんたちが多いのが100kmコースの特徴だビギナーさんたちが多いのが100kmコースの特徴だ カップルでの参加も多いですカップルでの参加も多いです

通常、ロングライド大会は最長距離クラスが最も参加者数が多いもの。しかし、今大会ではこの100kmコースの参加者数が160kmコースを上回る最人気コースとなった。少しユルイことが、景色を楽しみたい上級者から初めてのロングライドに挑戦するビギナーまで、幅広い層にウケているということで、873人の参加者が集まった。

なにより開催時期がお正月気分が明ける1月の第3週というのも人気の隠れた要因だと思われる。寒い冬にトレーニング不足と正月太りが重なっている人(多数派ですよね?)には、これくらいの距離がちょうどいいから。寒い本土から飛べば沖縄の暖かさだけで得した気分になれる。

サポートライダーはそれぞれ役目が背中に明記されている(笑)サポートライダーはそれぞれ役目が背中に明記されている(笑) スタートを待つ100kmコースの参加者たち。朝のうちは曇って少し肌寒いスタートを待つ100kmコースの参加者たち。朝のうちは曇って少し肌寒い


160kmコースの参加者たちが朝7時、まだ薄暗いなかスタートしていってから2時間20分後の9時20分がスタート時刻だ。ロングの仲間を見送ってからのんびり用意し、スタート地点の恩納村コミュニティセンターに集まる参加者たち。皆さん少しユルイ雰囲気で、女性や熟年層、ビギナーさん率が高いことが見て取れる。レンタサイクルでの参加もかなり多い。

スタートして国道56号線を走るスタートして国道56号線を走る クロスバイクで参加の女性も多いのが特徴だクロスバイクで参加の女性も多いのが特徴だ


この時間になると前日の強風も収まり、ホッと一息。勇ましい太鼓のエイサーと三味線に送られて出発。いきなりのんびりペースだ。今回はメタボ会長も取材チームと一緒に走るが、やはり若い女性が多いので嬉しそうに、はしゃいでいる(笑)。

恩納村から名護まで、海沿いの国道58号線を走る。それなりに交通量は多いのだが、路側帯も広いので安心して走る事ができる。首里城のような建築の「お菓子御殿」を過ぎれば、いきなりエメラルドの海が迎えてくれる。椰子並木が風にびゅうびゅうなびいている。

朝のうちは風が強く、椰子並木が風になびく朝のうちは風が強く、椰子並木が風になびく 子供も100kmを目指して走る!子供も100kmを目指して走る!


あまりの海の青さにストップした女性たちが黄色い声を上げて記念写真を撮り始める。カメラマンとして私もお手伝いに精を出すことに。ゆっくり写真を撮ったり、座って海を眺める時間の余裕が少しはあるというわけだ。

ツール・ド・おきなわでおなじみの名護市民会館で休憩。そして本部の今帰仁へ。エイドで供される補給食は揚げたドーナツのような沖縄のスイーツ「サーターアンダギー」に黒糖、ちんすこうなどのお菓子や、かまぼこなど。素朴な味わいについほっこりしてしまう。

沖縄のお菓子、サーターアンダーギー沖縄のお菓子、サーターアンダーギー かまぼこボールも美味しかったかまぼこボールも美味しかった

ワルミ大橋から古宇利大橋を眺める。絶景かなワルミ大橋から古宇利大橋を眺める。絶景かな ワルミ大橋は落下注意(笑)。風が強いとシリアスですワルミ大橋は落下注意(笑)。風が強いとシリアスです


次の海の展望スポット、ワルミ大橋は本部(もとぶ)半島と屋我地(やがじ)島を結ぶ海峡横断橋で、アーチ橋では日本有数の巨大な橋。転落注意の看板がやけにリアルだった。ここからはるか遠くに眺める古宇利大橋を渡るのだ。

屋我地島から古宇利島へと渡る、古宇利大橋が100kmコースのハイライトだ。ある角を曲がれば青い海の上を一直線に伸びる橋が視界に飛び込んでくる、息を呑む瞬間だ。160kmコースで通る海中道路は道路幅が広すぎて海が感じにくいけど、古宇利大橋は両側にすぐ海を感じることができて、真上から海中を覗きこむことができる。

古宇利大橋を渡る。日が射すと海がエメラルドに発色する古宇利大橋を渡る。日が射すと海がエメラルドに発色する
今年は古宇利島を一周する約8Kmの外周道路がコースに組み込まれた。この一周のアップダウンはそれなりにきつい。島にはサトウキビ畑や昔ながらの沖縄の古民家が残っているので、それを眺めながらのライドはなかなか風情がある。そして古宇利オーシャンタワーの展望塔から見渡せる橋と海はダイナミックで素晴らしい眺め。

この展望塔を訪れるのは初めてなので、こんな絶景スポットがあったのか!と参加4度目にして驚く。晴れていたら海の色が信じられないほどの青く発色するのだけれど、ちょうどタイミング的に雲が太陽を隠していたのは残念。それでも透明度抜群の海は吸い込まれるほどの美しさだった。

橋の上は風が強くて大変です橋の上は風が強くて大変です 古宇利大橋の上で記念撮影タイム。天気が良いと素晴らしい青さ!古宇利大橋の上で記念撮影タイム。天気が良いと素晴らしい青さ!


展望塔からの古宇利大橋の眺め展望塔からの古宇利大橋の眺め

古宇利島のたもとの公園にはブルーシールアイスの売店もあるけど、今回はちょっと冷えそうだったのでパス。再び海を渡る橋を走り、屋我地島へと戻る。光の加減で海の発色が違うので、時間差で古宇利大橋を2回通過できるのはいい。復路はちょうど日が射して、海はエメラルドに。

本部半島に戻ったら、今度は山の道へ。少し厳し目の坂を越えながら、ちょうど空腹を感じだす時間帯だ。気持ちはすでに昼食会場のOKINAWAフルーツランドを目指す(笑)。

日本一早い桜を沿道で見つける。濃いピンク色だ日本一早い桜を沿道で見つける。濃いピンク色だ
疲れが出て押しが入ってしまう上り坂の途中に、濃いピンク色の花をつけた桜の木を見つける。日本でもっとも早く咲くオキナワの桜だ。下向いてえっちらおっちらペダルをこぐ人、顔を上げて走らないとせっかくの桜に気づかないよ〜!

フルーツランドでは毎年好評の沖縄グルメ食べ放題ビュッフェが待っている。てびちやミミガー、ソーキそばなどの沖縄料理が食べ放題。三線(さんしん)バンドの沖縄民謡ライブを聴きながらの食事でまったり。毎年、ここで食べ過ぎちゃって後で辛い思いをする人が続出するそうだ。

沖縄料理のてびち ぷるっぷるで美味しいです沖縄料理のてびち ぷるっぷるで美味しいです 仲間と一緒に食事を楽しむ仲間と一緒に食事を楽しむ


夫婦揃って昼食タイム。食べ過ぎると後が大変ですよ〜夫婦揃って昼食タイム。食べ過ぎると後が大変ですよ〜 昼食会場では沖縄民謡のライブが流れる昼食会場では沖縄民謡のライブが流れる


昼食を終えてブルーシールアイスを食べて、ここから先、名護へ出てからは海岸線沿いの国道56号線をひた走る。あとは平坦なので楽勝だ。日もしっかり射してきて、少し暑くなってきた。ここまで同じペースで走ってきた女性サイクリストも調子が出たようで、先頭交代しながらレースペースで飛ばしだす。追い風に乗って快走すれば、恩納村まではあっという間だった。

手を取り合ってゴール!手を取り合ってゴール! 台湾からのジャイアント旅行社の参加者たち。楽しんで頂けたようで「また来たい」と話していた台湾からのジャイアント旅行社の参加者たち。楽しんで頂けたようで「また来たい」と話していた

ゴールして完走証を手に仲間たちと記念撮影ゴールして完走証を手に仲間たちと記念撮影 100kmコースで最大勢力(?)のANAサイクルクラブの皆さんが揃ってゴール100kmコースで最大勢力(?)のANAサイクルクラブの皆さんが揃ってゴール


ゴール地点ではエイサーと沖縄の獅子舞がお出迎え。我々のゴールは15時半。ゴール地点では人気の豚の丸焼きやもずく天ぷら、オリオンビールに泡盛が待っている。コース上の補給所のグルメの評価が高いが、沖縄の味をいちばん心置きなく楽しめるのはこのゴール地点かもしれない。早めにゴールした人も、急いでホテルに帰ることなく、ここでフィニッシュしてくる人に拍手を送りながらまったりとした時間を過ごすのだ。

ゴール後はステージのショーを楽しみながら食事を楽しむゴール後はステージのショーを楽しみながら食事を楽しむ 気象予報士の酒井千佳さんも100kmコースを走りきってこの笑顔気象予報士の酒井千佳さんも100kmコースを走りきってこの笑顔


ゴールして美味しい食事を食べながら話に花が咲くゴールして美味しい食事を食べながら話に花が咲く 行列のできる名物の豚の丸焼きはあっという間に無くなります行列のできる名物の豚の丸焼きはあっという間に無くなります


走りこんだ人にはちょっと余裕を感じてしまう100kmコース。でも1年の「走り初め」にはぴったりで、適度なユルさで脚を目覚めさせてくれる。ビギナーにとっては沖縄の魅力をたっぷり感じることができて、走りごたえたっぷりだ。
仲間と一緒に完走して嬉し涙を流している女性サイクリストの姿に、「ロングライドっていいな」と改めて思った。


photo&text:Makoto.AYANO


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