BMC SL01
BMC 2012モデル 乗り比べインプレッション
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変速ケーブルはダウンチューブの中を通してBB下に出すようになっている。この価格帯のバイクにしては手の込んだ作りになっている
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BB規格は一般的なJIS方式。最も普及しているタイプだけに、多くのクランクやBBに対応する
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シートポストはカーボン製の専用品で、エアロ形状が特徴となっている
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ダウンチューブとシートチューブのハンガー側の接合部をBB幅いっぱいにまで拡大。存在感のあるルックスから想像されるように、BB回りの剛性を高めている
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ヘッドチューブはテーパードコラム仕様のフロントフォークに対応。ハンドリング性能とブレーキング性能を高めるのに貢献している
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フロントフォークは一般的なストレートフォーク。コラムは上1-1/8インチ、下1-1/4インチの上下異径タイプ。フォークブレードは細身のセミエアロ形状だ
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シートチューブ回りの独特のデザインは、BMC独自のiSCによるもの。最廉価のカーボンフレームにも上位機種と同様のテクノロジーを採用するあたりに、BMCの本気度を感じられる
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BMC SL01
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RM01は、短距離レースが多い日本のロードレースに非常に向いている(岩島)
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まさに剛性の塊。特にヘッド回りの剛性は特筆もので、明らかにレーサー向け(三宅)
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BMC RM01
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BB規格もSLR01と同様のプレスフィット方式のBB86。シマノの純正クランクをはじめ、シマノ互換の多くのメーカーのクランクに対応
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駆動ロスを抑えるために形成された、縦長で扁平形状のチェーンステー
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カーボンシートポストにはSLR01と同様、快適性を高めるTCCテクノロジーを採用。シートポストが路面からの突き上げを優しくいなす
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RM01のシートステーはTCC採用ではなく、一般的なタイプになっている。主にコストダウンのためだ
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フロントフォークはブレード部の後ろ側に振動吸収性の高いカーボンを配するTCCテクノロジーを採用。SLR01とはカーボンの素材が違うRM01オリジナル仕様だ
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ダウンチューブやシートチューブは、ハンガー側の接合部をBB幅いっぱいにまで拡大。BB回りの剛性を高めている
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テーパード仕様のフロントフォークを採用し、ハンドリング性能とブレーキング性能を向上。コラム径は上1-1/8インチ、下1-1/4インチだ
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iSCによるBMC独特のシートチューブ回りのデザインは、上位モデルと同様。シートステーはトップチューブに対してかなり低めに接合されており、リア三角のダイレクト感を高めている
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トップチューブ〜ヘッドチューブ〜ダウンチューブにかけての横面をひとつの平らな面とするコンティニュアス・エッジの採用により、フレームのねじれ剛性とヘッド回りの剛性を向上
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BMC RM01
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フラッグシップにふさわしい洗練された乗り味が印象的だった(三宅)
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SLR01のダンシングでの上りは軽快そのもの。上りが楽しくなる(岩島)
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BMC SLR01
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BMC SLR01
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BB規格はプレスフィット方式といわれるBB86 。ベアリングをフレームに直接はめ込むことで、BBシェル幅を拡大し剛性を高める。クランクシャフト径は24mmに対応。シマノの純正クランク等多くのメーカーのクランクを使えるだけでなく、その良さを最大限に引き出せる
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シートポストはカーボン製の専用品。快適性を高めるTCCテクノロジーが後ろ側のくぼみになっている部分に採用され、シートポストが後ろ側にだけしなるようになっている。オフセットは標準で15mmだが、0mmと30mmもオプションで用意される
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細身のシートステーに対し、チェーンステーは横方向をつぶした縦長の扁平形状。駆動ロスを最小限に抑える
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フロントフォークはテーパードコラムを採用。コラム径は上1-1/8インチ、下1-1/4インチとなっている