レースの感慨にひたりながら、選手と参加者へのプレゼント、あの迷監督の暴走や驚きの発表、そして引退する選手へのはなむけなど、今年も盛りだくさんのパーティー。

全員揃ったところで記念写真全員揃ったところで記念写真 photo:Hideaki.TAKAGI

今年も行われたジャパンカップのアフターパーティー。ジャパンプロレーサーファン大感謝祭と名づけられているように、走り終えた選手たちがファンサービスするのがこのパーティーの趣旨。
10月21日(日)、18時から宇都宮市内の「結婚式場APIA」で行われた今年のパーティー。日本代表チームで出場の5人も来場。

品川、西谷で11位12位の愛三工業レーシングチーム品川、西谷で11位12位の愛三工業レーシングチーム photo:Hideaki.TAKAGIおっと、関係ない人がいるのですがおっと、関係ない人がいるのですが photo:Hideaki.TAKAGI

乾杯の音頭は今中大介氏(インターマックス代表)。今年も絹代さんとブラッキーさんでテンポよく進んでいく。会場のようすをフォトレポートでお届けしよう。

昨年に栗村監督によって暴露された畑中勇介。「今度はボクが後輩の西薗選手の…」おめでたい発表がありました昨年に栗村監督によって暴露された畑中勇介。「今度はボクが後輩の西薗選手の…」おめでたい発表がありました photo:Hideaki.TAKAGI日本代表チーム5人が勢ぞろい。「今日はおとなしく走ろうと思っていたのですが、気がついたら逃げていました」と福島晋一日本代表チーム5人が勢ぞろい。「今日はおとなしく走ろうと思っていたのですが、気がついたら逃げていました」と福島晋一 photo:Hideaki.TAKAGI

ジャパンカップに出場した国内チームを順に紹介。それぞれに地元協賛企業などからプレゼントが贈られる。シマノレーシングの時間には今年もあの栗村宇都宮ブリッツェン監督が。もうすでに出来上がった状態の栗村監督に下がってもらう畑中勇介の姿も。
チームブリヂストン・アンカーの時間には畑中勇介が出てくる。昨年のこのパーティーで婚約発表をした(させられた?)畑中は、今度は西薗良太の話を暴露。おめでたい話しです。
最高に盛り上がるのはやはり宇都宮ブリッツェン。名実共に国内一番のチームになったのは多くの協力者、ファンがいたからこそ。
そして当日は引退する廣瀬佳正の誕生日。愛息が泣きながら読み上げる父への手紙に、会場はみな涙。

たくさんの人が支える宇都宮ブリッツェンたくさんの人が支える宇都宮ブリッツェン photo:Hideaki.TAKAGI廣瀬佳正への愛息からの手紙の朗読。みんな涙を流しました廣瀬佳正への愛息からの手紙の朗読。みんな涙を流しました photo:Hideaki.TAKAGI

引退発表をした3人が壇上へ上がる。廣瀬、そして愛三の品川真寛と鈴木謙一だ。品川は最後のレースを11位で終えている。
品川は「15年間選手をやってきたが、最後のレースを最高の舞台で走れて光栄。今日このレースのために体調を整えてきた。悔いはありません」と語る。レースでは西谷泰治が寄り添いながらゴールしている。

鈴木は「最後のレースでたくさんの応援をいただき嬉しかった。今日は楽しんで走ろうと思った。プロロードは引退するが、今後はMTBをスポーツクラスから始めたい」と語る。場合によっては本格的に取り組むかもしれないとのことだ。

廣瀬は「国内ロード界をもっと楽しく盛り上げたい。今までの道を作ってくれた先輩達とともに頑張りたい」と語る。引退後は会社運営の側に関わる。

同年の宮澤崇史から廣瀬佳正へジャージが。「今まで連絡を取り合って報告などしてきた仲」同年の宮澤崇史から廣瀬佳正へジャージが。「今まで連絡を取り合って報告などしてきた仲」 photo:Hideaki.TAKAGI「じつは私は引退発表をしていないのです」と花束を受け取ろうとする栗村監督。もちろん排除されました「じつは私は引退発表をしていないのです」と花束を受け取ろうとする栗村監督。もちろん排除されました photo:Hideaki.TAKAGI

キャノンデール・プロサイクリングチームへの移籍を前日に発表した増田成幸が壇上であいさつ。会場からは惜しみない拍手が送られた。そして会場は第2部の抽選会へとすすんだ。

引退する2人を笑顔で送り出す愛三工業レーシングチーム。チームの絆はこれからも引退する2人を笑顔で送り出す愛三工業レーシングチーム。チームの絆はこれからも photo:Hideaki.TAKAGI不死鳥・増田成幸、ふたたびヨーロッパへ不死鳥・増田成幸、ふたたびヨーロッパへ photo:Hideaki.TAKAGI

photo&text:高木秀彰

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