6月9日、麗水(ヨス)~居昌(コチャン)169.7kmで行われた第5ステージは中盤に10㎞で1000mの標高差を駆け上がるSUNGSAM峠を含む最大の難ステージ。レースは序盤に出来たソウ・ジュニヨンを含む15名が先行し峠に差し掛かる。

レース序盤のメイン集団はゆっくりとしたペースで進むレース序盤のメイン集団はゆっくりとしたペースで進む photo:Cyclisme Japon頂上を越えた時点で先頭は先行4名と清水都貴を含む追撃4名の計8名となり、次いでパク・ソンベクを含む5名の追走グループが形成される。EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインとしてはこの2つのグループの合流が理想であったが、先頭8人から1名脱落した状態で最終局面に入った。勝負はラスト2㎞でラストスパートを決めたコク・ホウティン(香港、香港チャイナチーム)が13秒の差をつけて快勝。清水はそのままなだれ込みの6位ゴールとなった。

【浅田監督のコメント】
今日はパクか清水が勝つレースを願っていたが、もうひとつ力が及ばなかった。清水は最終局面で、パクは峠の頂上で、ソウは先行グループで後一歩粘れればチームの勝利に繋がったと思う。残すはあと5ステージ。体力勝負となる後半戦では更に積極策でチャンスをものにしたい。

第5ステージ Yeo-su~Geo-chang 麗水(ヨス)~居昌(コチャン)169.7km


【第5ステージ結果】
1.コク・ホウティン KWOK Ho Ting (香港チャイナチーム):4h23m01s
2.ロジェ・ブシャ BEUCHAT Roger (チーム ネオテル):+13s
3.クウォン・チュオウ GWON Jun Oh (クムサン カウンティ):+13s
4.ペル・デビッド PELL David (セイビング アンド ローン サイクリングチーム):+13s
5.ゴン・ヒョソク GONG Hyo Suk (ソウルサイクリング):+13s

【総合成績】
1.コク・ホウティン KWOK Ho Ting (香港チャイナチーム):15h14m16s
2.ロジェ・ブシャ BEUCHAT Roger (チーム ネオテル):+17s
3.クウォン・チュオウ GWON Jun Oh (クムサン カウンティ):+19s
4.ペル・デビッド PELL David (セイビング アンド ローン サイクリングチーム):+23s
5.ゴン・ヒョソク GONG Hyo Suk (ソウルサイクリング):+23s

ラスト30km地点でのトップ集団(チームカーから)ラスト30km地点でのトップ集団(チームカーから) photo:Cyclisme Japon先行グループに乗りながら最終の先頭グループに残れず無念のSEO(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)先行グループに乗りながら最終の先頭グループに残れず無念のSEO(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン) photo:Cyclisme Japon

photo&text:Cyclisme Japon

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