チームスカイに続いてユーロップカーが登場。「シャンピオナ・デュ・ジャポネ!」とコールされた新城幸也も晴れ晴れとした表情で、もはや定位置のトマ・ヴォクレールの隣に並ぶ。

新城幸也とユーロップカーが登壇新城幸也とユーロップカーが登壇 (c)MakotoAYANO

トマ・ヴォクレールの隣で観客に手を振る新城幸也トマ・ヴォクレールの隣で観客に手を振る新城幸也 (c)MakotoAYANO

アンディは居ないが、レディオシャック・ニッサンもすごい人気だ。カンチェラーラには春の怪我からの復活と、プロローグでの勝利を臨む歓声が上がる。そしてフランクへの声援が大きいのは、リエージュ~バストーニュ~リエージュでの好走があるからだろう。

そして声援が最も大きかったのはBMCレーシングだ。昨年ツール覇者のエヴァンス、そして何よりリエージュ近郊が出身地のフィリップ・ジルベールがいる。会場から「ジルベール、ジルベール」コールも湧いた。

アンディがいなくとも人気者のフランク・シュレク(レディオシャック・ニッサン)アンディがいなくとも人気者のフランク・シュレク(レディオシャック・ニッサン) (c)MakotoAYANOジルベールへの声援がひときわ大きなBMCレーシングジルベールへの声援がひときわ大きなBMCレーシング (c)MakotoAYANO

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ツール連覇に向けて乗り込んできたカデル・エヴァンス(BMCレーシング)ツール連覇に向けて乗り込んできたカデル・エヴァンス(BMCレーシング) (c)MakotoAYANOタイムトライアルでの走りが期待されるトニ・マルティン(オメガファーマ・ウイックステップ)タイムトライアルでの走りが期待されるトニ・マルティン(オメガファーマ・ウイックステップ) (c)MakotoAYANO期待の集まるロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク)期待の集まるロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク) (c)MakotoAYANO


各国チャンピオンジャージをお披露目した選手たちも多かった。ここに並べきれないほど。そして、プロローグでは個人タイムトライアルのチャンピオンがジャージを披露する。

スロバキアジャージに身を包んだペーター・サガン(リクイガス・キャノンデール)スロバキアジャージに身を包んだペーター・サガン(リクイガス・キャノンデール) (c)MakotoAYANOベラルーシチャンピオンジャージを披露するヤウヘニ・フタロヴィッチ(FDJビッグマット)ベラルーシチャンピオンジャージを披露するヤウヘニ・フタロヴィッチ(FDJビッグマット) (c)MakotoAYANOノルウェーチャンピオンジャージに身を包んだエドヴァルド・ボアッソンハーゲンノルウェーチャンピオンジャージに身を包んだエドヴァルド・ボアッソンハーゲン (c)MakotoAYANO


南アフリカチャンピオンジャージを着るロバート・ハンター(ガーミン・シャープ)南アフリカチャンピオンジャージを着るロバート・ハンター(ガーミン・シャープ) (c)MakotoAYANO大歓声に包まれるファビアン・カンチェラーラ(レディオシャック・ニッサン)大歓声に包まれるファビアン・カンチェラーラ(レディオシャック・ニッサン) (c)MakotoAYANOアレクサンドル・ヴィノクロフは再び不死鳥のごとくツールに現れたアレクサンドル・ヴィノクロフは再び不死鳥のごとくツールに現れた (c)MakotoAYANO


プレゼンはまだ明るい20時まで続いた。バスの前ではユキヤもリラックスして楽しんでいた。4月に骨折した手首は傷こそ残るがもうすっかり気にならないほどに回復している。そして、「調子はいい」とのこと。例年と同じようにハードトレーニングと食事制限で絞りきった身体だと言う。

絞れた身体でリエージュにきた新城幸也(ユーロップカー)絞れた身体でリエージュにきた新城幸也(ユーロップカー) (c)MakotoAYANO子供たちのサイン攻めに会う新城幸也(ユーロップカー)子供たちのサイン攻めに会う新城幸也(ユーロップカー) (c)MakotoAYANO


リエージュの街に残った盛り上がりの余韻。ようやく熱気が冷めたのは夜が訪れてからだった。

text:Makoto.AYANO
photo:Makoto.AYANO, KeiTsuji in Liege Belgium

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