2012/05/31(木) - 11:24
5月27日に開催されたセルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝 クロスマウンテンバイク100km。史上最速タイムを記録した池田祐樹の優勝バイクほか、表彰台を獲得したライダー達のバイクを紹介しよう。
100kmという国内では類を見ない長距離系レース、そして鋭く尖った石が転がる林道を長時間走るため、通常のXCレースとは異なるタイヤチョイスや装備が盛り込まれるのがSDA王滝のバイクの特徴といえるだろう。上位3名のバイクにも過酷な王滝の道を走りぬくための工夫が凝らされている。
1位 池田祐樹(TOPEAK・ERGON)
CANYON グランドキャニオン CF
池田祐樹(TOPEAK・ERGON)のCANYON グランドキャニオン CF photo:So.Isobe
優勝した池田祐樹(TOPEAK・ERGON)が乗るのはキャニオンの26インチのハードテイルカーボンバイクであるGRANDCANYON CF。プロMTBチームのTOPEAK・ERGONがチームで採用するモデルだ。コンポーネントはSRAM、ホイールはDTスイスの1250。タイヤは自身が長距離レースで常用する、軽量かつ耐パンク性の高いコンチネンタル・RaceKing2.2ProTectionに、スタンズチューブレスキットを導入している。
リッチー製パーツで固められるハンドル周り photo:So.Isobephoto:So.Isobe
ブレーキはマグラ photo:So.Isobe
コンチネンタル・RaceKing2.2ProTectionにスタンズのチューブレスキットを導入 photo:So.Isobe
AirBooster Race Podでタイヤレバーやボンベを携行 photo:So.Isobe
サスペンションはロックショックス SID XX WORLDCUPで、ステム・ハンドル・シートポストなどはリッチーで固める。パンクが頻発するレースのため、トピークのAirBooster Race Podでタイヤレバーやボンベを携行する。ペダルはクランクブラザーズのEggbeaterだ。
2位 山中真(GT/One on One)
GT シャイザン
山中真(GT/One on One)のGT シャイザン photo:So.Isobe
GTからサポートを受ける山中真(GT/One on One)は、26インチのチタン製ハードテイルマシン シャイザンを駆る。組み合わせるコンポーネントはシマノ・XTR、ホイールは重量1380gを誇るクランクブラザーズのCOBALT11。ハンドル・ステム、ペダルも同ブランドでまとめ、タイヤはマキシスのCROSSMARKだ。ボトルゲージは樹脂製のものに交換したとのこと。
独特のトリプルトライアングルを採用したチタンフレーム photo:So.Isobe
コンポーネントはシマノ・XTR photo:So.Isobe
マキシスのCROSSMARKを使用する photo:So.Isobe
王滝仕様としてボトルゲージは樹脂製のものに交換 photo:So.Isobe
3位 國井敏夫(Mile Post Racing)
BMC teamelite TE29
國井敏夫(Mile Post Racing)のBMC teamelite TE29 photo:So.Isobe
BMCのサポートライダーである國井敏夫(Mile Post Racing)が駆るのは29erのアルミハードテイルバイクteamelite TE29。メインコンポーネントはシマノ・XTRだが、リアディレイラーはSRAMだ。ワイヤー類は上引きに変更することで泥や砂から守っている。ボトルはダブルボトル仕様とし、Fディレイラーやチェーンステーにチューブをカットしたものをガードとして使用している。ハンドルにはマップを装備する。
ワイヤーは上引きへ変更している photo:So.Isobe
マップをハンドルに装備する photo:So.Isobe
コンポーネントはシマノとSRAMのミックスだ photo:So.Isobe
Fディレーラーを自作ガードで保護 photo:So.Isobe
text&photo:So.Isobe
100kmという国内では類を見ない長距離系レース、そして鋭く尖った石が転がる林道を長時間走るため、通常のXCレースとは異なるタイヤチョイスや装備が盛り込まれるのがSDA王滝のバイクの特徴といえるだろう。上位3名のバイクにも過酷な王滝の道を走りぬくための工夫が凝らされている。
1位 池田祐樹(TOPEAK・ERGON)
CANYON グランドキャニオン CF
![池田祐樹(TOPEAK・ERGON)のCANYON グランドキャニオン CF](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2012/05/29/outaki_probike_01.jpg)
優勝した池田祐樹(TOPEAK・ERGON)が乗るのはキャニオンの26インチのハードテイルカーボンバイクであるGRANDCANYON CF。プロMTBチームのTOPEAK・ERGONがチームで採用するモデルだ。コンポーネントはSRAM、ホイールはDTスイスの1250。タイヤは自身が長距離レースで常用する、軽量かつ耐パンク性の高いコンチネンタル・RaceKing2.2ProTectionに、スタンズチューブレスキットを導入している。
![リッチー製パーツで固められるハンドル周り](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2012/05/29/outaki_probike_05.jpg)
![ブレーキはマグラ](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2012/05/29/outaki_probike_04.jpg)
![コンチネンタル・RaceKing2.2ProTectionにスタンズのチューブレスキットを導入](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2012/05/29/outaki_probike_03.jpg)
![AirBooster Race Podでタイヤレバーやボンベを携行](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2012/05/29/outaki_probike_02.jpg)
サスペンションはロックショックス SID XX WORLDCUPで、ステム・ハンドル・シートポストなどはリッチーで固める。パンクが頻発するレースのため、トピークのAirBooster Race Podでタイヤレバーやボンベを携行する。ペダルはクランクブラザーズのEggbeaterだ。
2位 山中真(GT/One on One)
GT シャイザン
![山中真(GT/One on One)のGT シャイザン](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2012/05/29/outaki_probike_06.jpg)
GTからサポートを受ける山中真(GT/One on One)は、26インチのチタン製ハードテイルマシン シャイザンを駆る。組み合わせるコンポーネントはシマノ・XTR、ホイールは重量1380gを誇るクランクブラザーズのCOBALT11。ハンドル・ステム、ペダルも同ブランドでまとめ、タイヤはマキシスのCROSSMARKだ。ボトルゲージは樹脂製のものに交換したとのこと。
![独特のトリプルトライアングルを採用したチタンフレーム](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2012/05/29/outaki_probike_07.jpg)
![コンポーネントはシマノ・XTR](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2012/05/29/outaki_probike_09.jpg)
![マキシスのCROSSMARKを使用する](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2012/05/29/outaki_probike_08.jpg)
![王滝仕様としてボトルゲージは樹脂製のものに交換](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2012/05/29/outaki_probike_010.jpg)
3位 國井敏夫(Mile Post Racing)
BMC teamelite TE29
![國井敏夫(Mile Post Racing)のBMC teamelite TE29](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2012/05/29/outaki_probike_011.jpg)
BMCのサポートライダーである國井敏夫(Mile Post Racing)が駆るのは29erのアルミハードテイルバイクteamelite TE29。メインコンポーネントはシマノ・XTRだが、リアディレイラーはSRAMだ。ワイヤー類は上引きに変更することで泥や砂から守っている。ボトルはダブルボトル仕様とし、Fディレイラーやチェーンステーにチューブをカットしたものをガードとして使用している。ハンドルにはマップを装備する。
![ワイヤーは上引きへ変更している](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2012/05/29/outaki_probike_013.jpg)
![マップをハンドルに装備する](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2012/05/29/outaki_probike_012.jpg)
![コンポーネントはシマノとSRAMのミックスだ](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2012/05/29/outaki_probike_015.jpg)
![Fディレーラーを自作ガードで保護](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2012/05/29/outaki_probike_014.jpg)
text&photo:So.Isobe
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