今週末、4月29日に岩手県八幡平市で開催される全日本選手権ロードレースに、4月上旬のレース中の落車事故で手首を骨折した新城幸也(ユーロップカー)が出場する。

全日本選手権ロードに向けてマシンの準備中の新城幸也(ユーロップカー)全日本選手権ロードに向けてマシンの準備中の新城幸也(ユーロップカー) photo:Miwa IIJIMA4月4日のフランス北部で開催されたフレーシュ・エメロード(UCI1.1)で落車し、後続選手に突っ込まれる形で手首を骨折した新城幸也。現在もまだ手首をプレートで固定している状態で、ときに激しい痛みに襲われることもあるが、外で自転車に乗れるほどに回復し、自転車に乗れる喜び、走れる喜びをかみしめているという。

今週末29日に開催される全日本選手権へ向けての意気込みを、Teamユキヤ&チームユーロップカー広報アシスタントの飯島美和さんより寄せられた新城のコメントで紹介する。

「ご心配おかけしております。わたくし新城幸也は全日本選手権、走ります!! 1週間前までハンドルを握るどころか、日常生活も不自由な状態で、こんな状態で本当に全日本に間に合うのか?と出走を迷った時期もありましたが、日本の皆さんに自分の走る姿を見て頂ける数少ない機会ですから、元気にスタートラインに並ぶという目標を持って、たくさんの励ましを受け、皆様にご協力いただき、出来る限りの治療をしてきました。
どれだけ走れるかわかりませんが、レースを走れる幸せをかみしめ、楽しみたいと思います。」

Edit:Makoto.AYANO

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