2011/08/01(月) - 10:40
ポーランドの首都ワルシャワで開幕した第68回ツール・ド・ポローニュ(UCIワールドツアー)。23歳のマルセル・キッテル(ドイツ、スキル・シマノ)が集団スプリントを制し、ワールドツアーレースにおける初勝利とリーダージャージを手にした。
例年通り、ツール・ド・ポローニュがポーランド首都ワルシャワで開幕した。
初日は郊外のプルシュクフをスタートし、ワルシャワの8.1km周回コースを8周する全長101.5kmの平坦コース。午後に空路で同国南部に移動するため、14時までにゴールを迎える早めのタイムスケジュールで行なわれた。
序盤から地元ポーランドのバルトロミエイ・マティシアック(CCCポルサット)やアドリアン・クレク(ポーランドナショナルチーム)ら6名が逃げグループを形成したが、集団の先頭ではスプリンターチームが目を光らせる。ワルシャワの周回コースに入ると逃げは引き戻された。
最終周回に入るとHTC・ハイロードの牽引が始まり、サクソバンク・サンガードやガーミン・サーヴェロ、クイックステップが対抗して先頭に選手を送り込む。やがてラスト1kmを切ると、昨年大会の開幕ステージを制したリクイガス・キャノンデールが主導権を握った。
しかしラスト500mでトム・フィーラース(オランダ、スキル・シマノ)がゴールスプリントさながらのスパートで先頭に立ち、好位置でキッテルを発射。ペーター・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール)が同じく集団先頭でスプリント体勢に入ったが、キッテルの加速力が一段上。
後方からアレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、BMCレーシングチーム)やフランチェスコ・キッキ(イタリア、クイックステップ)が勢い良く追い上げたが、地面とゴールラインを交互に見ながらスプリントするキッテルが最後まで先頭をキープ。バイク1台分のリードのままガッツポーズでゴールした。
キッテルは5月のダンケルク4日間レースで5ステージ中4勝を飾った新鋭スプリンター。昨年のロード世界選手権U23個人タイムトライアルで銅メダルを獲得しており、スプリントだけではなく独走力も兼ね備える。
UCIワールドツアー初勝利を飾った23歳は「素晴らしいチームワークだったよ。チームメイトたちとの練習の日々やラルプ・デュエズでのトレーニングキャンプの成果が確実に出ている。この勝利にはとても満足している。この先の平坦ステージでもベストを尽くすよ」とコメント。ツール・ド・ランカウイでもステージ1勝しており、これが今シーズン9勝目。スキル・シマノの勝ち星稼ぎ頭であり、ブエルタ・ア・エスパーニャでの活躍にも注目が集まる。
選手コメントはチームプレスリリース、ならびにレース公式サイトより。
ツール・ド・ポローニュ2011第1ステージ結果
1位 マルセル・キッテル(ドイツ、スキル・シマノ) 2h07'26"
2位 アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、BMCレーシングチーム)
3位 フランチェスコ・キッキ(イタリア、クイックステップ)
4位 ハインリッヒ・ハウッスラー(オーストラリア、ガーミン・サーヴェロ)
5位 ミケーレ・メルロ(イタリア、デローザ・チェラミカフラミニア)
6位 ジャコモ・ニッツォロ(イタリア、レオパード・トレック)
7位 ロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユ・DCM)
8位 ルーカ・パオリーニ(イタリア、カチューシャ)
9位 フアンホセ・アエド(アルゼンチン、サクソバンク・サンガード)
10位 アダム・ブライス(イギリス、オメガファーマ・ロット)
個人総合成績
1位 マルセル・キッテル(ドイツ、スキル・シマノ) 2h07'16"
2位 アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、BMCレーシングチーム) +04"
3位 アドリアン・クレク(ポーランド、ポーランドナショナルチーム) +05"
4位 フランチェスコ・キッキ(イタリア、クイックステップ) +06"
5位 ファビオ・ピスコピエッロ(イタリア、デローザ・チェラミカフラミニア)
6位 ピエール・カゾー(フランス、エウスカルテル) +08"
7位 カルロス・オヤルスン(チリ、モビスター) +09"
8位 ハインリッヒ・ハウッスラー(オーストラリア、ガーミン・サーヴェロ) +10"
9位 ミケーレ・メルロ(イタリア、デローザ・チェラミカフラミニア)
10位 ジャコモ・ニッツォロ(イタリア、レオパード・トレック)
ポイント賞
マルセル・キッテル(ドイツ、スキル・シマノ)
山岳賞
ミカル・ゴラス(ポーランド、ヴァカンソレイユ・DCM)
チーム総合成績
クイックステップ
text:Kei Tsuji
photo:Riccardo Scanferla
例年通り、ツール・ド・ポローニュがポーランド首都ワルシャワで開幕した。
初日は郊外のプルシュクフをスタートし、ワルシャワの8.1km周回コースを8周する全長101.5kmの平坦コース。午後に空路で同国南部に移動するため、14時までにゴールを迎える早めのタイムスケジュールで行なわれた。
序盤から地元ポーランドのバルトロミエイ・マティシアック(CCCポルサット)やアドリアン・クレク(ポーランドナショナルチーム)ら6名が逃げグループを形成したが、集団の先頭ではスプリンターチームが目を光らせる。ワルシャワの周回コースに入ると逃げは引き戻された。
最終周回に入るとHTC・ハイロードの牽引が始まり、サクソバンク・サンガードやガーミン・サーヴェロ、クイックステップが対抗して先頭に選手を送り込む。やがてラスト1kmを切ると、昨年大会の開幕ステージを制したリクイガス・キャノンデールが主導権を握った。
しかしラスト500mでトム・フィーラース(オランダ、スキル・シマノ)がゴールスプリントさながらのスパートで先頭に立ち、好位置でキッテルを発射。ペーター・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール)が同じく集団先頭でスプリント体勢に入ったが、キッテルの加速力が一段上。
後方からアレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、BMCレーシングチーム)やフランチェスコ・キッキ(イタリア、クイックステップ)が勢い良く追い上げたが、地面とゴールラインを交互に見ながらスプリントするキッテルが最後まで先頭をキープ。バイク1台分のリードのままガッツポーズでゴールした。
キッテルは5月のダンケルク4日間レースで5ステージ中4勝を飾った新鋭スプリンター。昨年のロード世界選手権U23個人タイムトライアルで銅メダルを獲得しており、スプリントだけではなく独走力も兼ね備える。
UCIワールドツアー初勝利を飾った23歳は「素晴らしいチームワークだったよ。チームメイトたちとの練習の日々やラルプ・デュエズでのトレーニングキャンプの成果が確実に出ている。この勝利にはとても満足している。この先の平坦ステージでもベストを尽くすよ」とコメント。ツール・ド・ランカウイでもステージ1勝しており、これが今シーズン9勝目。スキル・シマノの勝ち星稼ぎ頭であり、ブエルタ・ア・エスパーニャでの活躍にも注目が集まる。
選手コメントはチームプレスリリース、ならびにレース公式サイトより。
ツール・ド・ポローニュ2011第1ステージ結果
1位 マルセル・キッテル(ドイツ、スキル・シマノ) 2h07'26"
2位 アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、BMCレーシングチーム)
3位 フランチェスコ・キッキ(イタリア、クイックステップ)
4位 ハインリッヒ・ハウッスラー(オーストラリア、ガーミン・サーヴェロ)
5位 ミケーレ・メルロ(イタリア、デローザ・チェラミカフラミニア)
6位 ジャコモ・ニッツォロ(イタリア、レオパード・トレック)
7位 ロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユ・DCM)
8位 ルーカ・パオリーニ(イタリア、カチューシャ)
9位 フアンホセ・アエド(アルゼンチン、サクソバンク・サンガード)
10位 アダム・ブライス(イギリス、オメガファーマ・ロット)
個人総合成績
1位 マルセル・キッテル(ドイツ、スキル・シマノ) 2h07'16"
2位 アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、BMCレーシングチーム) +04"
3位 アドリアン・クレク(ポーランド、ポーランドナショナルチーム) +05"
4位 フランチェスコ・キッキ(イタリア、クイックステップ) +06"
5位 ファビオ・ピスコピエッロ(イタリア、デローザ・チェラミカフラミニア)
6位 ピエール・カゾー(フランス、エウスカルテル) +08"
7位 カルロス・オヤルスン(チリ、モビスター) +09"
8位 ハインリッヒ・ハウッスラー(オーストラリア、ガーミン・サーヴェロ) +10"
9位 ミケーレ・メルロ(イタリア、デローザ・チェラミカフラミニア)
10位 ジャコモ・ニッツォロ(イタリア、レオパード・トレック)
ポイント賞
マルセル・キッテル(ドイツ、スキル・シマノ)
山岳賞
ミカル・ゴラス(ポーランド、ヴァカンソレイユ・DCM)
チーム総合成績
クイックステップ
text:Kei Tsuji
photo:Riccardo Scanferla
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