全日本実業団自転車競技連盟は12月21日、2011年度のJBCFガイドとカレンダーを発表した。

クラス分けはかねてより発表のあったとおり、J Pro Tour、J Erite Tour1~3、J Feminin Tour1~2の6クラス。

レースカレンダーはJ Pro Tour(JPT)は全15戦、実業団全体では29戦開催される。
JPTのおもなところでは、8月(日未定)にタイムトライアルチャンピオンシップが設けられたことが挙げられる。今年まで行われてきた栂池はJPT対象レースでなく、JET・JFT対象レースになっている。
さらに、今まではUCIレースのツール・ド・熊野の成績を実業団TRクラスへ読み替えていたが、JPT対象レースではなくなる。

新規大会では、5月7日にツインリンクもてぎでJPT、10月2日に箱根ターンパイクで箱根ヒルクライムがJET・JFT対象に行われる。

ほかの大会は日程の前後はあるが、今年とほぼ同じスケジュール。
最高峰の輪翔旗ロードは9月24、25日で日本CSCの8kmコースだ。

なおレースカレンダーは12月21日時点のものであり、今後変更される可能性がある。


概要
・登録申請期間は1月11日から2月7日まで

・学連登録選手は、大学として登録すれば今までどおり可能。いっぽう高体連選手は登録できない

・JPTチームは先に発表のあった24チームだが、救済チームとしてTeam JBCFを設けた。これはJPT加入希望選手が条件を満たしていれば一時的(3回まで)に走れるもの

・2011年度は24チーム、各1~8名出走だが、2014年以降は20チーム、各3~6名出走としている

・JPTの新人賞をU23とする。今まではU26
 JETにヒルクライムリーダーを新設

・トラックレースはトラックチャレンジ、東西トラック、トラックチャンピオンシップの計4戦

詳細は添付のPDFファイルをご覧ください。


text:高木秀彰
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