エリート男子ロードレースのスタートを直後に控えた別府史之・新城幸也・土井雪広のスタート前のコメントを現地から別府始がお届けする。

ロード世界選エリート男子スタート前の別府史之と新城幸也ロード世界選エリート男子スタート前の別府史之と新城幸也 photo:Hajime.Beppu

別府 史之(チームレディオシャック)
2006、2009年完走。ジュニア時代から世界選手権には10度目の出場

「ここ1ヶ月、世界選手権に向けて体調を万全に整え、レースでも良い調整ができました。例年に比べてコンディションもいいです。去年の世界選手権に悔しさがあるので、今回はとてもモチベーションが高いです。

例年通り後半勝負になると思うので、後半の勝負どころで動いて、去年はできなかったけれど、ゴールまで第1集団に残って勝負に絡んだ走りをしたい。

ゴールは数人の逃げということもあると思いますが、スプリントになると思います。

去年以上の走りというのが求められているし、自分としてもそれはできると思っているので、力一杯頑張りたいです。」

新城幸也(Bboxブイグテレコム)
2008年に完走。昨年は序盤の逃げに乗った。エリート男子ロード3年連続の出場。U23から6年連続の世界選出場となる

「去年とは真逆の展開。逃げるのではなく、最後まで集団で待機して我慢して、着に絡みたい。U23や女子のように40~50人のスプリントになるのが自分にとっての理想。我慢して、我慢して、最後で勝負。

調子が良ければ、終盤のアタックに反応したり、一発のアタックに絞って仕掛けるということもありだと思う。天気が悪ければ、序盤に逃げてもチャンスがあると思うけれど、天気は良さそうなので、集団待機です。」

土井雪広(スキル・シマノ)
エリート男子ロードは初出場。2000年にジュニアカテゴリーで出場して以来、10年振りの世界選手権。

「今回はチャレンジ。レースはスプリント勝負になると思う。それに絡むのは正直難しいので、逃げを打つか、最後まで残って終盤にアシストをするかだと思います。ただ、必ず見せ場は作りたい。

自分にとっての理想は、序盤の逃げに乗ること。逃げに乗ることができれば、もしかしたら終盤有力どころが追い上げてきたときに、前に残れるかもしれない。そこでアクションを起こせるようにしたい。もちろん簡単なことではないけれど、それがいまの自分ができることだと思う。」


interview&text:Hajime Beppu

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