ハイパフォーマンスなプロダクトを手掛けるシリカから、ブランド初となるタイヤ「Protocol」シリーズが登場。路面に応じた3種のトレッドパターンのグラベルタイヤと、ロードタイヤの全4種類が揃う。

ハイパフォーマンスなアイテムを展開するシリカからタイヤがリリースされる (c)日直商会
不朽の名作として知られるフロアポンプ、PISTAで知られるシリカ。現在はアメリカに拠点を置き、最先端のテクノロジーを駆使したケミカルや工具といったアイテムをプロデュースするハイパフォーマンスかつエンスーなブランドしてその動向は注目を集めている。
中でもフロアポンプにルーツを持つブランドらしく、チューブレスレディタイヤ向けのシーラントやリムテープ、バルブといったタイヤ周りのアイテムも多数揃えてきた。そんなシリカがタイヤそのものを手掛けることとなったのは、不思議なことではない。
満を持してシリカが開発したタイヤは「PROTOCOL」と名付けられた。「規格」、「手順」や「情報伝達における取り決め」といった意味合いを持つ語をモデル名に掲げたのは、近年目まぐるしく移り変わるタイヤの新たな基準となる願いが込められているから。

グラベル3種、ロード1種、計4種類のタイヤがラインアップされる (c)日直商会
PROTOCOLは3種類のトレッドパターンからなるグラベルタイヤ「RCG」シリーズとロードタイヤの「RCR」、計4種類でスタートする。いずれのモデルにも共通するのは、「太いタイヤは重い」という常識を覆す、シリカならではのコアな着眼点に基づく開発アプローチだ。
もっとも分かりやすいのはグラベルタイヤのRCGシリーズだ。多くのグラベルタイヤは、ロードタイヤやツーリングタイヤをベースとして設計されているという。ロードタイヤを大型化し、厚いトレッドを追加することでグラベルに適合させてきた。
一方でシリカがベースとしたのはXC用のMTBタイヤ。足し算ではなく、引き算でのアプローチを取ることで、グラベルタイヤが必要とする本質を見抜き、最小の質量で最大のパフォーマンスを実現する。

もっともハイスピードなグラベルタイヤとシリカが胸をはるシリカ PROTOCOL RCG1 (c)日直商会

オールラウンドなグラベルタイヤとなるProtocol RCG3 (c)日直商会 
ラインアップ中もっとも過酷なコンディションに対応するPROTOCOL RCG4 (c)日直商会
ユニークなのがケーシングについての考え方だ。従来、ワイドタイヤは耐パンク性を確保するために頑丈なケーシングを必要とするという考えが一般的だった。しかし、シリカはエアボリュームが大きく低圧となるワイドタイヤは、衝撃力をより多くの面積に分散させることが出来るため、本質的にパンクへの強い抵抗力を備えていることを発見した。
この発見に基づき、シリカはPROTOCOLシリーズに120TPIの薄くしなやかなケーシングを採用。そして、幅の広いサイズのケーシングを薄く、狭くなるにつれて補強を増やすという設計を取り入れている。これにより、構造的な強度とサポートを確保しつつ、トップクラスの転がりとトラクションを実現。

唯一のオンロードモデルとして展開するPROTOCOL RCR (c)日直商会
そして、タイヤのフィット感とフィーリングを長期間にわたって維持するため、従来のケブラービードに代わりカーボンファイバー製のビードシステムを採用している。
コンパウンドにはシリカ独自のパルサーコンパウンドを採用。高性能な溶液重合スチレンブタジエンゴム(S-SBR)にシリカを添加することで、優れた転がり抵抗と安定感のあるグリップ/トラクションを両立。このパルサーコンパウンドを3種のトレッドパターンとして3つのRCGシリーズが用意される。

シリカ PROTOCOL RCG1 (c)日直商会
最もドライでハイスピードなコンディションに合わせて開発されたのが、PROTOCOL RCG1。センターには転がり抵抗を抑えるランプ形状のロープロファイルトレッドを採用し、ハードパック路面ではスリックタイヤのような軽快な転がりを実現しながら、ハイボリューム設計による快適性と安定感を両立。
一方で、ルーズな路面では大型サイドノブがしっかりと路面を捉え、高速コーナリング時にも優れたグリップとコントロール性を提供する。センターノブよりサイドノブのサイズを高くすることで、コーナー時の安定性を高めるデザインはRCGシリーズ共通だ。

PROTOCOL_RCG-1 構造図 (c)日直商会
また、優れた転がり性能だけでなく、競合モデルを上回る軽量性も大きな特長だ。パンク対策として軽量かつしなやかな「GHOST SHIELD」プロテクションを採用。耐久性を確保しつつ、加速時の軽快なフィーリングやレスポンスの良さを生み出し、レースシーンで大きなアドバンテージをもたらす一本だ。700×45mm(460g)、50mm(510g)、55mm(535g)の3サイズを展開。

シリカ PROTOCOL RCG3 (c)日直商会
PROTOCOL RCG3はスピードとオフロードでのグリップ、そして高い耐久性を高次元でバランスさせたオールラウンダー。
センターには適度な間隔で配置されたノブを採用し、転がり抵抗を抑えつつ安定したトラクションを確保。コーナリング時には接地面積を効果的に拡大し、グラベル特有の不安定な路面でも高いグリップ力とコントロール性能を発揮する。

PROTOCOL_RCG-3 構造図 (c)日直商会
タイヤ内部には過酷なグラベルに対応する頑丈な「SEALSKIN」プロテクションレイヤーを搭載。ラボテストでは主要な競合モデルを上回る耐貫通性能を記録しながら、優れた転がり性能も両立しているという。
同クラスの競合タイヤと比較しても軽量な仕上がりで、レスポンスに優れたライドフィールも魅力。サイズ/重量は700×45mm(495g)、50mm(540g)、55mm(595g)。そしてこのRCG3のみ32インチ×2.4"(710g)も用意される。

シリカ PROTOCOL RCG4 (c)日直商会
もっとも過酷なコースコンディションに対応するべく用意されるのがPROTOCOL RCG4。連続する岩場やドロドロのマッドコンディションに対応すべく、大きめなノブが広く間隔を空けて配置されている。
このアグレッシブなトレッドパターンが優れた泥はけ性能とグリップを実現。さらに、ビードからビードにかけてタイヤ全周に「SEALSKIN」プロテクションレイヤーを配置。鋭利な岩などでのサイドカットを防ぎ、どんな路面でも走り続けられる耐久性を実現した。サイズおよび重量は700×45mm(545g)、50mm(620g)、55mm(650g)。

PROTOCOL_RCG-4 構造図 (c)日直商会
そして、ラインアップ中唯一のオンロード用モデルとなるのがPROTOCOL RCR。グラベルモデルと同じアプローチで開発されたハイパフォーマンスロードタイヤで、ビッグエアボリュームと軽量性、そして優れた転がり抵抗を両立する。

シリカ PROTOCOL RCR (c)日直商会
独自のPulsarコンパウンドによる高い走行性能と耐久性、そしてチューブレス運用時の安定性を底上げするカーボンビードテクノロジーによって、高い信頼性を獲得している。ハイエンドレーシングタイヤとして、38Mm幅のロードタイヤが展開されているのもユニークなポイントだ。サイズ/重量は700×29mm(290g)、34mm(320g)、38mm(350g)。
価格は全モデル、全サイズ共通で17,600円(税込)。
シリカ PROTOCOL RCG1
サイズ・重量:700×45mm・460g、700×50mm・510g、700×55mm・535g
価格:17,600円(税込)
シリカ PROTOCOL RCG3
サイズ・重量:700×45mm・495g、700×50mm・540g、700×55mm・590g、32×2.4"・710g
価格:17,600円(税込)
シリカ PROTOCOL RCG4
サイズ・重量:700×45mm・545g、700×50mm・620g、700×55mm・650g
価格:17,600円(税込)
シリカ PROTOCOL RCR
サイズ・重量:700×29mm・290g、700×34mm・320g、700×38mm・350g
価格:17,600円(税込)

不朽の名作として知られるフロアポンプ、PISTAで知られるシリカ。現在はアメリカに拠点を置き、最先端のテクノロジーを駆使したケミカルや工具といったアイテムをプロデュースするハイパフォーマンスかつエンスーなブランドしてその動向は注目を集めている。
中でもフロアポンプにルーツを持つブランドらしく、チューブレスレディタイヤ向けのシーラントやリムテープ、バルブといったタイヤ周りのアイテムも多数揃えてきた。そんなシリカがタイヤそのものを手掛けることとなったのは、不思議なことではない。
満を持してシリカが開発したタイヤは「PROTOCOL」と名付けられた。「規格」、「手順」や「情報伝達における取り決め」といった意味合いを持つ語をモデル名に掲げたのは、近年目まぐるしく移り変わるタイヤの新たな基準となる願いが込められているから。

PROTOCOLは3種類のトレッドパターンからなるグラベルタイヤ「RCG」シリーズとロードタイヤの「RCR」、計4種類でスタートする。いずれのモデルにも共通するのは、「太いタイヤは重い」という常識を覆す、シリカならではのコアな着眼点に基づく開発アプローチだ。
もっとも分かりやすいのはグラベルタイヤのRCGシリーズだ。多くのグラベルタイヤは、ロードタイヤやツーリングタイヤをベースとして設計されているという。ロードタイヤを大型化し、厚いトレッドを追加することでグラベルに適合させてきた。
一方でシリカがベースとしたのはXC用のMTBタイヤ。足し算ではなく、引き算でのアプローチを取ることで、グラベルタイヤが必要とする本質を見抜き、最小の質量で最大のパフォーマンスを実現する。



ユニークなのがケーシングについての考え方だ。従来、ワイドタイヤは耐パンク性を確保するために頑丈なケーシングを必要とするという考えが一般的だった。しかし、シリカはエアボリュームが大きく低圧となるワイドタイヤは、衝撃力をより多くの面積に分散させることが出来るため、本質的にパンクへの強い抵抗力を備えていることを発見した。
この発見に基づき、シリカはPROTOCOLシリーズに120TPIの薄くしなやかなケーシングを採用。そして、幅の広いサイズのケーシングを薄く、狭くなるにつれて補強を増やすという設計を取り入れている。これにより、構造的な強度とサポートを確保しつつ、トップクラスの転がりとトラクションを実現。

そして、タイヤのフィット感とフィーリングを長期間にわたって維持するため、従来のケブラービードに代わりカーボンファイバー製のビードシステムを採用している。
コンパウンドにはシリカ独自のパルサーコンパウンドを採用。高性能な溶液重合スチレンブタジエンゴム(S-SBR)にシリカを添加することで、優れた転がり抵抗と安定感のあるグリップ/トラクションを両立。このパルサーコンパウンドを3種のトレッドパターンとして3つのRCGシリーズが用意される。

最もドライでハイスピードなコンディションに合わせて開発されたのが、PROTOCOL RCG1。センターには転がり抵抗を抑えるランプ形状のロープロファイルトレッドを採用し、ハードパック路面ではスリックタイヤのような軽快な転がりを実現しながら、ハイボリューム設計による快適性と安定感を両立。
一方で、ルーズな路面では大型サイドノブがしっかりと路面を捉え、高速コーナリング時にも優れたグリップとコントロール性を提供する。センターノブよりサイドノブのサイズを高くすることで、コーナー時の安定性を高めるデザインはRCGシリーズ共通だ。

また、優れた転がり性能だけでなく、競合モデルを上回る軽量性も大きな特長だ。パンク対策として軽量かつしなやかな「GHOST SHIELD」プロテクションを採用。耐久性を確保しつつ、加速時の軽快なフィーリングやレスポンスの良さを生み出し、レースシーンで大きなアドバンテージをもたらす一本だ。700×45mm(460g)、50mm(510g)、55mm(535g)の3サイズを展開。

PROTOCOL RCG3はスピードとオフロードでのグリップ、そして高い耐久性を高次元でバランスさせたオールラウンダー。
センターには適度な間隔で配置されたノブを採用し、転がり抵抗を抑えつつ安定したトラクションを確保。コーナリング時には接地面積を効果的に拡大し、グラベル特有の不安定な路面でも高いグリップ力とコントロール性能を発揮する。

タイヤ内部には過酷なグラベルに対応する頑丈な「SEALSKIN」プロテクションレイヤーを搭載。ラボテストでは主要な競合モデルを上回る耐貫通性能を記録しながら、優れた転がり性能も両立しているという。
同クラスの競合タイヤと比較しても軽量な仕上がりで、レスポンスに優れたライドフィールも魅力。サイズ/重量は700×45mm(495g)、50mm(540g)、55mm(595g)。そしてこのRCG3のみ32インチ×2.4"(710g)も用意される。

もっとも過酷なコースコンディションに対応するべく用意されるのがPROTOCOL RCG4。連続する岩場やドロドロのマッドコンディションに対応すべく、大きめなノブが広く間隔を空けて配置されている。
このアグレッシブなトレッドパターンが優れた泥はけ性能とグリップを実現。さらに、ビードからビードにかけてタイヤ全周に「SEALSKIN」プロテクションレイヤーを配置。鋭利な岩などでのサイドカットを防ぎ、どんな路面でも走り続けられる耐久性を実現した。サイズおよび重量は700×45mm(545g)、50mm(620g)、55mm(650g)。

そして、ラインアップ中唯一のオンロード用モデルとなるのがPROTOCOL RCR。グラベルモデルと同じアプローチで開発されたハイパフォーマンスロードタイヤで、ビッグエアボリュームと軽量性、そして優れた転がり抵抗を両立する。

独自のPulsarコンパウンドによる高い走行性能と耐久性、そしてチューブレス運用時の安定性を底上げするカーボンビードテクノロジーによって、高い信頼性を獲得している。ハイエンドレーシングタイヤとして、38Mm幅のロードタイヤが展開されているのもユニークなポイントだ。サイズ/重量は700×29mm(290g)、34mm(320g)、38mm(350g)。
価格は全モデル、全サイズ共通で17,600円(税込)。
シリカ PROTOCOL RCG1
サイズ・重量:700×45mm・460g、700×50mm・510g、700×55mm・535g
価格:17,600円(税込)
シリカ PROTOCOL RCG3
サイズ・重量:700×45mm・495g、700×50mm・540g、700×55mm・590g、32×2.4"・710g
価格:17,600円(税込)
シリカ PROTOCOL RCG4
サイズ・重量:700×45mm・545g、700×50mm・620g、700×55mm・650g
価格:17,600円(税込)
シリカ PROTOCOL RCR
サイズ・重量:700×29mm・290g、700×34mm・320g、700×38mm・350g
価格:17,600円(税込)
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