チューブレスタイヤの組み付け、まだ石鹸水使ってませんか? シーラントの凝固を妨げるし、実はもうNG扱いになりつつある石鹸水の代わりに試したのが、ヴィットリアの新作アイテム「Bead Glide(ビードグライド)」。スポンジ付きボトルで手を汚さず、水洗いも不要。便利な一品をサイクルハウスミカミ・三上さんに使ってもらいました。

ヴィットリアがリリースしたBead Glide。タイヤのはめ込み作業を簡単にしてくれるお助けアイテムだ photo:So Isobe
「チューブレス(レディ)タイヤはめんどくさい」を、変えるかもしれない、便利なお助けグッズ。それがヴィットリアがこの春先にリリースした「Bead Glide(ビードグライド)」だ。
振り返れば、タイヤとリムの嵌合(かんごう)には、古くから多くのノウハウが培われてきた。その一例が今でも一般車(いわゆるママチャリ)店でエア漏れの確認にも使われる石鹸水だろう。
でも、チューブレスが普及するにつれて、石鹸に含まれる界面活性剤はシーラントの凝固を妨げるし、泡が出ることで空気漏れが止まりにくいということもあって、チューブレスタイヤにとってはNGという認識が少しずつ一般的になってきた。そもそも石鹸のアルカリ成分はタイヤを劣化させることに繋がるので、なるべく使用は控えた方がベターだ。

サイクルハウスミカミ店長の三上和志さん。チューブレスのノウハウをたっぷり持つ三上さんにBead Glideを使ってもらった photo:So Isobe
市販品に目を向けてみると、老舗のパンク修理材専門ブランドであるマルニ工業のビードワックスは古くからお馴染みだし、チューブレス興盛に合わせてIRCやシュワルベからは液体の潤滑材が発売されてきた。タイヤグライダーなど、物理的に嵌合を助けてくれる製品も現れたりと、これだけラインナップが充実しているということは、裏を返せばそれだけチューブレスの組み付けに苦戦している人が多いということなんだろう(コツさえ掴めばそこまで難しくない、と言うショップスタッフさんが多いけれど、たまに作業する人にとってはそのコツが掴みにくいのも事実)。
そんな状況でヴィットリアがリリースしたのが、今回紹介する「Bead Glide」。「ケーシングが柔らかいCORSA PROはビードを上げにくい!」という声に応えて開発され、繊細なコットンケーシングを痛める化学成分を使わずにタイヤとリムの摩擦を最小限に抑え、使用後に水洗いする必要もないという、便利なスポンジヘッド容器入りの液体潤滑剤だ。

スポンジヘッドだから手が汚れず作業性グッド photo:So Isobe
「あ、これ良いですね。確実に潤滑効果はあるし、何よりこのスポンジ付きボトルがすごく使いやすい」と言うのは、サイクルハウスミカミ店長の三上和志さん。かつてクロカン選手として鳴らし、今もMTBやグラベルといったオフロードの現場に身を置いている人だけに、チューブレスタイヤへのノウハウは完全にロード専門店を凌駕している。
その三上さんが特に効果を実感するのは、組み付け作業の最終盤だという。ビードをリムの溝部分にほぼ1周入れ終え、最後にバルブ付近を収める瞬間、つまりチューブレス組み付けの中でも、もっとも力を要する場面だ。「石鹸水を使っていたこともあるんですが、手もタイヤ全体もべちゃべちゃになってしまうから気分的にも良くないし、最後力が必要な時に滑っちゃいますよね」。

ロードやグラベルホイールのリム内側は一発で塗布できる photo:So Isobe
Bead Glideならその悩みを解放してくれる。手を汚さずに作業を続けられるから、途中で手を洗ったり拭いたりする必要がない。「スプレーで吹き付ける商品も必要な部分以外に散ってしまうので、このボトルはとっても使いやすい」と評価する。付属のスポンジも、リムベッドやビード部分はもちろん、ロードホイールの内側のような狭い箇所にも一発で塗り広げられる形状と深さ。「潤滑もいい感じだし、これなら自分で作業をする人にも良いでしょうね」。
石鹸水を使わない、水洗い不要、そして手を汚さない。チューブレスタイヤの組み付けにまつわる小さなストレスを、フリーにしてくれるのがBead Glide。CORSA PROユーザーなら一つ棚に確保しておいて間違いはないだろう。容量と価格は100mlで1,980円(税込)。

Sidewall Cleanerもテスト済み。使用感は別記事にて。 photo:So Isobe
なお、ヴィットリアは同時期にタイヤのサイドウォール汚れを落とす「Sidewall Cleaner」もリリースしている。こちらのインプレは別記事で。
ヴィットリア Bead Glide
容量:100ml
価格:1,980円(税込)
text:So Isobe

「チューブレス(レディ)タイヤはめんどくさい」を、変えるかもしれない、便利なお助けグッズ。それがヴィットリアがこの春先にリリースした「Bead Glide(ビードグライド)」だ。
振り返れば、タイヤとリムの嵌合(かんごう)には、古くから多くのノウハウが培われてきた。その一例が今でも一般車(いわゆるママチャリ)店でエア漏れの確認にも使われる石鹸水だろう。
でも、チューブレスが普及するにつれて、石鹸に含まれる界面活性剤はシーラントの凝固を妨げるし、泡が出ることで空気漏れが止まりにくいということもあって、チューブレスタイヤにとってはNGという認識が少しずつ一般的になってきた。そもそも石鹸のアルカリ成分はタイヤを劣化させることに繋がるので、なるべく使用は控えた方がベターだ。

市販品に目を向けてみると、老舗のパンク修理材専門ブランドであるマルニ工業のビードワックスは古くからお馴染みだし、チューブレス興盛に合わせてIRCやシュワルベからは液体の潤滑材が発売されてきた。タイヤグライダーなど、物理的に嵌合を助けてくれる製品も現れたりと、これだけラインナップが充実しているということは、裏を返せばそれだけチューブレスの組み付けに苦戦している人が多いということなんだろう(コツさえ掴めばそこまで難しくない、と言うショップスタッフさんが多いけれど、たまに作業する人にとってはそのコツが掴みにくいのも事実)。
そんな状況でヴィットリアがリリースしたのが、今回紹介する「Bead Glide」。「ケーシングが柔らかいCORSA PROはビードを上げにくい!」という声に応えて開発され、繊細なコットンケーシングを痛める化学成分を使わずにタイヤとリムの摩擦を最小限に抑え、使用後に水洗いする必要もないという、便利なスポンジヘッド容器入りの液体潤滑剤だ。

「あ、これ良いですね。確実に潤滑効果はあるし、何よりこのスポンジ付きボトルがすごく使いやすい」と言うのは、サイクルハウスミカミ店長の三上和志さん。かつてクロカン選手として鳴らし、今もMTBやグラベルといったオフロードの現場に身を置いている人だけに、チューブレスタイヤへのノウハウは完全にロード専門店を凌駕している。
その三上さんが特に効果を実感するのは、組み付け作業の最終盤だという。ビードをリムの溝部分にほぼ1周入れ終え、最後にバルブ付近を収める瞬間、つまりチューブレス組み付けの中でも、もっとも力を要する場面だ。「石鹸水を使っていたこともあるんですが、手もタイヤ全体もべちゃべちゃになってしまうから気分的にも良くないし、最後力が必要な時に滑っちゃいますよね」。

Bead Glideならその悩みを解放してくれる。手を汚さずに作業を続けられるから、途中で手を洗ったり拭いたりする必要がない。「スプレーで吹き付ける商品も必要な部分以外に散ってしまうので、このボトルはとっても使いやすい」と評価する。付属のスポンジも、リムベッドやビード部分はもちろん、ロードホイールの内側のような狭い箇所にも一発で塗り広げられる形状と深さ。「潤滑もいい感じだし、これなら自分で作業をする人にも良いでしょうね」。
石鹸水を使わない、水洗い不要、そして手を汚さない。チューブレスタイヤの組み付けにまつわる小さなストレスを、フリーにしてくれるのがBead Glide。CORSA PROユーザーなら一つ棚に確保しておいて間違いはないだろう。容量と価格は100mlで1,980円(税込)。

なお、ヴィットリアは同時期にタイヤのサイドウォール汚れを落とす「Sidewall Cleaner」もリリースしている。こちらのインプレは別記事で。
ヴィットリア Bead Glide
容量:100ml
価格:1,980円(税込)
text:So Isobe
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