「全てがハマった完璧なスプリント」とは、勝利したオラフ・コーイ(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク)の言葉。「ジロで2位は満足な結果」と語るファンウーデンや、見事なアシストを見せたファンアールトなど、ジロ第12ステージを終えた選手たちの言葉で振り返ります。
ステージ優勝 オラフ・コーイ(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク)

チームメイトに感謝を伝えるオラフ・コーイ(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) photo:RCS Sport
ようやく掴んだステージ優勝は最高に気持ちがいい。完璧ではなかった前回のスプリント(2位だった第4ステージ)から一転、今日は全てがハマった。チームメイトによるハードワークを勝利で報いることができて嬉しい。事前に立てた計画を、完璧に実行することができた。満足感に満ちあふれているよ。
集団前方に適切なタイミングで上がることができた。僕らの作戦は最終盤のギリギリに先頭に立つことだった。(自分のスプリントの)発射はいつもより少し早すぎたかもしれないが、チームメイトは皆素晴らしい走りを見せてくれた。ワウト(ファンアールト)は世界でも有数の、質の高いリードアウトができる選手。今大会チームに2勝目をもたらすことができて嬉しいよ。この結果は、さらなる勝利への渇望を掻き立ててくれる。

表彰台で勝利を喜ぶオラフ・コーイ(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
ステージ2位 カスペル・ファンウーデン(オランダ、ピクニック・ポストNL)
かなり慌ただしいレースの中でも、チームメイトは僕を守ってくれた。そして最終局面では良い選手の番手につくことができた。最終コーナーを抜け、僅かにスペースができたので飛び込んだ。少し(スプリントを開始するのが)早すぎたかもしれないが、遅すぎるよりは良いと思った。

惜しくも敗れたカスペル・ファンウーデン(オランダ、ピクニック・ポストNL) photo:CorVos
1度脚を止めてしまうと囲まれてしまうリスクがある。それを冒すよりも、(前の選手の)番手から得たスピードのまま行くほうが良いと判断した。オラフは速い選手なので2位は恥ずかしい結果ではない。チームとしても、そして僕自身も、この結果には満足している。冷静に自分のスプリントを仕掛けることができたのだからね。
ステージ3位 ベン・ターナー(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)
落車をする散々な日だったけど、最後は良い結果を得ることができた。ジロの集団スプリントで勝利を争うなんて、正直、自分でもショックを受けるほど驚いているよ。
ステージ4位&マリアチクラミーノ(ポイント賞) マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)
僕らはリードアウトする選手が2名しかいなかったため、彼らには「可能な限り前でのポジションを守ってくれ。最後は自分でなんとかするから」と伝えていた。その結果、残り1.2kmまで僕を守ってくれた。最終コーナーを良い位置で迎え、最後は何名かを追い抜くことができた。
ワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)

リードアウトが期待されたワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
最終コーナーを先頭でクリアする作戦を立て、それが上手くいった。僕とエド(アッフィニ)の脚にはリードアウトするだけの十分な力があった。良い位置までオラフを連れていけば、彼には勝つチャンスがあると分かっていた。負けから学ぶことは多い。これまでのステージでの経験から多くを学び、今日はチームとして冷静にスプリントに臨むことができた。
マリアローザ イサーク・デルトロ(メキシコ、UAEチームエミレーツXRG)

マリアローザにジレを合わせたデルトロ photo:RCS Sport
(レッドブルKMでは)逃げ集団が全てのボーナスタイムを取るのだろうと思っていた。だけど横風の影響で集団のペースが上がり、結果的に逃げを捉え、チームのおかげで3位通過することができた。
ヴィスマ・リースアバイク監督のマーク・リーフ

ジロ通算2勝目をゲットしたオラフ・コーイ(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) photo:RCS Sport
チームとしてレースを完璧にコントロールすることができた。ステフェン(クライスヴァイク)はステージを通し、逃げ集団を射程圏内に保つという素晴らしい仕事ぶりを見せた。また登りや風がレースを厳しい展開にすると予想していたが、プロトンは終始落ち着いていた。
最終局面ではエドアルドとワウト、そしてオラフがお互いを見つけ出し、うまく連携することが極めて重要だったが、彼らはそれをやってのけた。そして完璧に作戦を実行してくれた。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, RCS Sport
ステージ優勝 オラフ・コーイ(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク)

ようやく掴んだステージ優勝は最高に気持ちがいい。完璧ではなかった前回のスプリント(2位だった第4ステージ)から一転、今日は全てがハマった。チームメイトによるハードワークを勝利で報いることができて嬉しい。事前に立てた計画を、完璧に実行することができた。満足感に満ちあふれているよ。
集団前方に適切なタイミングで上がることができた。僕らの作戦は最終盤のギリギリに先頭に立つことだった。(自分のスプリントの)発射はいつもより少し早すぎたかもしれないが、チームメイトは皆素晴らしい走りを見せてくれた。ワウト(ファンアールト)は世界でも有数の、質の高いリードアウトができる選手。今大会チームに2勝目をもたらすことができて嬉しいよ。この結果は、さらなる勝利への渇望を掻き立ててくれる。

ステージ2位 カスペル・ファンウーデン(オランダ、ピクニック・ポストNL)
かなり慌ただしいレースの中でも、チームメイトは僕を守ってくれた。そして最終局面では良い選手の番手につくことができた。最終コーナーを抜け、僅かにスペースができたので飛び込んだ。少し(スプリントを開始するのが)早すぎたかもしれないが、遅すぎるよりは良いと思った。

1度脚を止めてしまうと囲まれてしまうリスクがある。それを冒すよりも、(前の選手の)番手から得たスピードのまま行くほうが良いと判断した。オラフは速い選手なので2位は恥ずかしい結果ではない。チームとしても、そして僕自身も、この結果には満足している。冷静に自分のスプリントを仕掛けることができたのだからね。
ステージ3位 ベン・ターナー(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)
落車をする散々な日だったけど、最後は良い結果を得ることができた。ジロの集団スプリントで勝利を争うなんて、正直、自分でもショックを受けるほど驚いているよ。
ステージ4位&マリアチクラミーノ(ポイント賞) マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)
僕らはリードアウトする選手が2名しかいなかったため、彼らには「可能な限り前でのポジションを守ってくれ。最後は自分でなんとかするから」と伝えていた。その結果、残り1.2kmまで僕を守ってくれた。最終コーナーを良い位置で迎え、最後は何名かを追い抜くことができた。
ワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)

最終コーナーを先頭でクリアする作戦を立て、それが上手くいった。僕とエド(アッフィニ)の脚にはリードアウトするだけの十分な力があった。良い位置までオラフを連れていけば、彼には勝つチャンスがあると分かっていた。負けから学ぶことは多い。これまでのステージでの経験から多くを学び、今日はチームとして冷静にスプリントに臨むことができた。
マリアローザ イサーク・デルトロ(メキシコ、UAEチームエミレーツXRG)

(レッドブルKMでは)逃げ集団が全てのボーナスタイムを取るのだろうと思っていた。だけど横風の影響で集団のペースが上がり、結果的に逃げを捉え、チームのおかげで3位通過することができた。
ヴィスマ・リースアバイク監督のマーク・リーフ

チームとしてレースを完璧にコントロールすることができた。ステフェン(クライスヴァイク)はステージを通し、逃げ集団を射程圏内に保つという素晴らしい仕事ぶりを見せた。また登りや風がレースを厳しい展開にすると予想していたが、プロトンは終始落ち着いていた。
最終局面ではエドアルドとワウト、そしてオラフがお互いを見つけ出し、うまく連携することが極めて重要だったが、彼らはそれをやってのけた。そして完璧に作戦を実行してくれた。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, RCS Sport
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