プロトンの華、EFエデュケーション・イージーポストが2025年のチームキットを発表した。コーポレートカラーのピンクを踏襲し、今年はチームの伝統であるアーガイルダイヤモンド柄を押し出したデザインに変化した。



発表された新チームキット。ピンクの色合いもよりビビッドになった (c)EF Pro Cycling

イギリスのサイクリングアパレルブランド、ラファが手がけるEFプロサイクリングのチームキットは2025シーズンで早7年目。「恐れ知らずの大胆さと独創性あふれる自分たちのスタイル」を落とし込んだ華やかなデザインは毎年人気を集め、常にプロトンを彩ってきた。

所属2年目を迎える留目夕陽も袖を通す2025年のチームキットは、EFエデュケーションのコーポレートカラーであるピンクを踏襲しつつ、スリップストリームや、ガーミン・シャープ時代からのチーム伝統であるアーガイル柄を全面に押し出したデザインへと進化した。アーガイルを繋ぐダイヤモンドは「苦境の中でこそ、ダイヤは輝く」というスピリットを表したものだという。チームキットのデザインは、女子プロチームのEFエデュケーション・オートリーと、コンチネンタル登録の育成チームもシェアされる。

チーム伝統のアーガイルを押し出したデザイン (c)Rapha
「苦境の中でこそ、ダイヤは輝く」を表すダイヤモンドのプリント (c)Rapha


新チームのジャージ姿を公開したカスパー・アスグリーン(デンマーク) (c)EF Pro Cycling

オウェイン・ドゥール(イギリス)はプレスリリースの中で「この最高のチームキットを身につければ、プロトンの99%の選手があなたがラファのチームキットを着てレースを走ることを羨ましく思うはず。単純な機能面はもちろん、心理的にも大きなアドバンテージになると思う」とコメントを残している。

リチャル・カラパス(エクアドル)やベン・ヒーリー(アイルランド)、ジャパンカップで今年2度の優勝を果たしたニールソン・パウレス(アメリカ)といった主要メンバーを擁するEFプロサイクリングには、2021年のロンド・ファン・フラーンデレン勝者カスパー・アスグリーン(デンマーク)らが加入。すでにチームサイトやSNSでは各選手が新チームキットに身を包み、今年チームと10周年を迎える新デザインのキャノンデールを駆るギャラリーが公開されている。

新デザインのキャノンデールSuperSix EVO (c)Cannondale
EFプロサイクリングとの10周年を祝うデザイン (c)Cannondale



text:So Isobe

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