ファクターよりレーシングミクエディションのOSTRO VAM 2.0が期間限定モデルとして登場。同社がサポートするJCL TEAM UKYOの活躍を讃える記念モデルが今年も用意された。なお、今後の初音ミクモデルの販売予定は無いとのことだ。



ファクター OSTRO VAM 2.0 Hatsune Miku Edition 2024 (c)トライスポーツ

独創的なデザインと高い性能で、人気を集めるイギリスの気鋭ブランド、ファクター。イスラエル・プレミアテックを筆頭に、多くのプロチームをサポートし、日本においてはJCL TEAM UKYOにバイクを供給している。

人気を集めるOSTRA VAMをベースに、様々なスペシャルエディションを矢継ぎ早に投入するファクターだが、その中でもインパクトを残したのが昨年末にアナウンスされたレーシングミクエディションだった。昨年、全日本選手権を完全制覇したJCL TEAM UKYOの功績を讃え、ファクターはTEAM UKYOと深い縁があり、世界的な知名度を誇るバーチャルシンガー「初音ミク」をコンセプトとしたスペシャルエディションの販売をアナウンスし、日本、そして世界中のサイクリストの注目を集めた。

ファクター OSTRO VAM 2.0 Hatsune Miku Edition 2024 (c)トライスポーツ

そんなレーシングミクエディションの2024年仕様が発表された。今年のレーシングミクモデルが用意されるのは、人気のエアロロードであるOSTRA VAM 2.0。軽量性とエアロを両立したハイエンドレーサーに、2024年バージョンのレーシングミクが描かれる。

2010年から続く初音ミクGTプロジェクトのマスコットであるレーシングミク。毎年、担当するイラストレーターが交代し、それぞれの絵柄にファンがついているキャラクターでもある。今年はガンダムシリーズの最新作である「水星の魔女」のキャラクターデザインで知られるmogumo氏が担当している。

ファクター OSTRO VAM 2.0 Hatsune Miku Edition 2024 (c)トライスポーツ

今年のグラフィックはターコイズブルーをメインとしつつ、ファクターのロゴ、そしてリアエンド近辺にピンクをアクセントとして加えることで、、フレーム全体を使ってミクらしさを演出。左右のフォークブレードそれぞれに配置されたmogumo氏の描くレーシングミクが、ライダーを導いてくれるようなデザインだ。

昨年も大きな反響をもたらしたレーシングミクエディションのファクターバイクたち。期間限定での販売となり、フレームセットおよび各種完成車、そしてブラックインクホイールとのセットという販売形態が用意される。なお、ファクターは初音ミクエディションの今後の販売は予定していないとアナウンスしている。価格等は下記スペック欄にて。

ファクター OSTRO VAM 2.0 Hatsune Miku Edition 2024 (c)トライスポーツ
ファクター OSTRO VAM 2.0 Hatsune Miku Edition 2024 (c)トライスポーツ



ファクター OSTRO VAM 2.0 Hatsune Miku Edition 2024 (c)トライスポーツ



ファクター OSTRO VAM Limited Edition
フレームセット 957,000円(税込)
Black incホイール オプション + 409,200円(税込)
完成車 シマノ DuraAce 9270 オプション + 919,600円(税込)
完成車 シマノ Ultegra 8100 オプション + 597,300円(税込)
完成車 スラム RED eTap AXS (パワーメーター付き) オプション + 970,200円(税込)
完成車 スラム Force eTap AXS (パワーメーター付き) オプション + 630,300円(税込)

シマノ完成車のみceramic speed OVERSIZED PULLEY WHEEL アップチャージ可能(+75,000円(税別))