スタート前はペテル・サガン(スロバキア)のサイン会が行われた photo:Tour de Hongrie シクロクロスの伝説的な選手であるスヴェン・ネイスの息子、ティボー・ネイス(ベルギー、リドル・トレック)が実力を発揮したツール・ド・ハンガリー第3ステージ。その翌日である5月11日(土)に第4ステージが行われ、新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)を含む117名の選手たちがスタートを切った。
集団先頭でスタートを待つティボー・ネイス(ベルギー、リドル・トレック) photo:Tour de Hongrie 美しいブタペストを出発した選手たち photo:Tour de Hongrie この日は最初の1時間で逃げが生まれず、残り110km地点でようやく7名による逃げグループが成立する。マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)のアシスト任務が解かれたミケル・モルコフ(デンマーク、アスタナ・カザクスタン)が2日連続で入り、またイネオス・グレナディアーズ一筋13年のサルヴァトーレ・プッチョ(イタリア)も入った。
ヒルシを退け、2日連続勝利を掴んだティボー・ネイス(ベルギー、リドル・トレック) photo:Tour de Hongrie 近年では珍しいポディウムガールと共に表彰式で勝利を喜ぶティボー・ネイス(ベルギー、リドル・トレック) photo:Tour de Hongrie 「こんな脚の感覚は初めてかもしれない。ラスト150mを死にものぐるいで踏み込み、後ろにはヒルシが迫っていた。追い越されると思ったが、苦しいのはお互い一緒だった。本当に苦しく、痛みを伴う勝利だった」と、黄色のリーダージャージで2連続勝利を飾ったネイスは振り返った。