2023/09/14(木) - 19:06
プロショップ"THE BASE"を展開するなど、スポーツサイクリングに積極的な「あさひ」の展示会をレポート。TRPのMTB用コンポーネントや、トップチームが使うルブブランドのウェルドタイトなど、あさひ一押しのブランドをチェックした。
![](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/09/09/asahi-29.jpg)
ウェルドタイトの本国スタッフが来日し製品をプロモーションした
全国展開の自転車量販店「サイクルベースあさひ」を運営する「あさひ」。ルイガノ、バーズマン、ウェルドタイト、TRP/テクトロなどの海外ブランドの輸入代理店を努め、近年ではプロショップ"THE BASE"をオープンさせるなどスポーツバイクにも積極的だ。
CW編集部は、そんなあさひの展示会を訪問。あさひが展開する軽快車が並ぶ一方、取り扱うインポートブランドもずらり。中でも最も注目したいのが、UCIワールドチームである「DSM・フィルメニッヒ」をサポートするイギリスのケミカルブランド「ウェルドタイト」だ。
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Bike Cleanerを実演してくれた
今回の展示会ではフレーム洗浄用「Bike Cleaner」を実演展示。特徴は洗浄剤を吹きかけた後に水で洗い流しても、あるいは汚れを拭き取るだけでもOKと、2通りの使い方ができること。アフターライドの気軽な拭きあげにも対応できるし、本腰を入れた洗車にもこれ一つで対応できるというワケだ。もちろんマンションやアパートなど、水を使った洗車が難しいサイクリストの選択肢となるはず。
ノズルはミストモード(シャワー)とブラストモード(ジェットノズル)の2タイプ。ミストでフレーム全体に洗浄剤を塗布、汚れを浮き上がらせたのちに、ブラストで力強く汚れを飛ばすこともOK。オフロードバイクの泥などもクリーナーだけで洗浄できるといい、生分解性であるため環境負荷も小さいのが二重マル。
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DSMの選手も使用するウェルドタイトのルブリカント
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ウェルドタイトにはディグリーザーも充実している ![](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/09/09/asahi-20.jpg)
ブレーキローターを綺麗にするワイプも用意されている
洗車作業をを仕上げるのがコーティング剤「Rapid Ceramic Shield」だ。塗布すると微小なセラミックがフレームの小傷に入り込み、傷を埋めてくれるというもの。撥水性も備えているため、施工後は水の跡や汚れなどが付着しにくくなる。マットフレームや各部パーツにも使用できるというのもポイント。
ウェルドタイトのチェーンルブはDSM・フィルメニッヒが使用していることで、その性能はお墨付き。チームではセラミックルブとオールウェザールブを使用しレースに臨んでいるのだとか。いずれも手に取りやすいリーズナブルプライスであるのも嬉しい。
あさひが取り扱うブランドにはTRP/テクトロもラインアップされている。近年はプロダウンヒル選手であるアーロン・グウィンと共に変速機の開発を行い、エンデューロバイク用TR12とダウンヒル用DH-7のシフターとリアディレイラーのキットを販売してきた。そのコンポーネント群にクランク、カセットスプロケット、チェーンが加わり、グループセットとして展開されることが発表された。
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エンデューロ向けのクランクセットはカーボンとされている
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ブレーキもゴールドで輝く ![](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/09/09/asahi-15.jpg)
エンデューロ用の12速ディレイラーが展開されている
クランクセットはエンデューロ用がカーボン素材、ダウンヒル用がアルミ素材として作り分けられている。カラーもゴールドとシルバーの2色が用意されており、どのパーツも統一したカラーコーディネートが行えるようになっている。グウィンと開発しているコンポーネントだけあって耐久性は文句ないはず。
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ケンダからRUSH PROが登場した
マウンテンバイク関連のプロダクトとしては、ケンダに新たなクロスカントリーレース用タイヤ「RUSH PRO」が追加された。ケンダ史上最も転がり抵抗の低いMTBタイヤとして開発され、ノブの中央部は背が低く、サイド部分は高く作られている。このモデルのために開発されたコンパウンドや非常にしなやかなケーシングによって、あらゆる性能を高めているという。
バーズマンからは遠征に便利なポンプ「Tiny Tanker With Helix」が仏・英・米対応バルブとなって登場。飛行機輪行などで大荷物を持ち運ぶような遠征で活躍するモデルだ。他にもグィーのバーテープには新デザインが登場していたり、ライトブランドのムーンからRIGELシリーズなど新プロダクトが追加されている。
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グィーのバーテープ
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光の角度によって反射するカラーが変わるバーテープ ![](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/09/09/asahi-2.jpg)
ムーンのライトにも注目だ
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Tiny Tanker With Helix
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ディスクブレーキのパッドの厚みをチェックする工具が登場 ![](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/09/09/asahi-23.jpg)
ピストンを押し戻す工具や、ディスクブレーキのローター厚をチェックする工具も揃う
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全国展開の自転車量販店「サイクルベースあさひ」を運営する「あさひ」。ルイガノ、バーズマン、ウェルドタイト、TRP/テクトロなどの海外ブランドの輸入代理店を努め、近年ではプロショップ"THE BASE"をオープンさせるなどスポーツバイクにも積極的だ。
CW編集部は、そんなあさひの展示会を訪問。あさひが展開する軽快車が並ぶ一方、取り扱うインポートブランドもずらり。中でも最も注目したいのが、UCIワールドチームである「DSM・フィルメニッヒ」をサポートするイギリスのケミカルブランド「ウェルドタイト」だ。
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今回の展示会ではフレーム洗浄用「Bike Cleaner」を実演展示。特徴は洗浄剤を吹きかけた後に水で洗い流しても、あるいは汚れを拭き取るだけでもOKと、2通りの使い方ができること。アフターライドの気軽な拭きあげにも対応できるし、本腰を入れた洗車にもこれ一つで対応できるというワケだ。もちろんマンションやアパートなど、水を使った洗車が難しいサイクリストの選択肢となるはず。
ノズルはミストモード(シャワー)とブラストモード(ジェットノズル)の2タイプ。ミストでフレーム全体に洗浄剤を塗布、汚れを浮き上がらせたのちに、ブラストで力強く汚れを飛ばすこともOK。オフロードバイクの泥などもクリーナーだけで洗浄できるといい、生分解性であるため環境負荷も小さいのが二重マル。
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洗車作業をを仕上げるのがコーティング剤「Rapid Ceramic Shield」だ。塗布すると微小なセラミックがフレームの小傷に入り込み、傷を埋めてくれるというもの。撥水性も備えているため、施工後は水の跡や汚れなどが付着しにくくなる。マットフレームや各部パーツにも使用できるというのもポイント。
ウェルドタイトのチェーンルブはDSM・フィルメニッヒが使用していることで、その性能はお墨付き。チームではセラミックルブとオールウェザールブを使用しレースに臨んでいるのだとか。いずれも手に取りやすいリーズナブルプライスであるのも嬉しい。
あさひが取り扱うブランドにはTRP/テクトロもラインアップされている。近年はプロダウンヒル選手であるアーロン・グウィンと共に変速機の開発を行い、エンデューロバイク用TR12とダウンヒル用DH-7のシフターとリアディレイラーのキットを販売してきた。そのコンポーネント群にクランク、カセットスプロケット、チェーンが加わり、グループセットとして展開されることが発表された。
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クランクセットはエンデューロ用がカーボン素材、ダウンヒル用がアルミ素材として作り分けられている。カラーもゴールドとシルバーの2色が用意されており、どのパーツも統一したカラーコーディネートが行えるようになっている。グウィンと開発しているコンポーネントだけあって耐久性は文句ないはず。
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マウンテンバイク関連のプロダクトとしては、ケンダに新たなクロスカントリーレース用タイヤ「RUSH PRO」が追加された。ケンダ史上最も転がり抵抗の低いMTBタイヤとして開発され、ノブの中央部は背が低く、サイド部分は高く作られている。このモデルのために開発されたコンパウンドや非常にしなやかなケーシングによって、あらゆる性能を高めているという。
バーズマンからは遠征に便利なポンプ「Tiny Tanker With Helix」が仏・英・米対応バルブとなって登場。飛行機輪行などで大荷物を持ち運ぶような遠征で活躍するモデルだ。他にもグィーのバーテープには新デザインが登場していたり、ライトブランドのムーンからRIGELシリーズなど新プロダクトが追加されている。
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