なにかとメディアの注目を浴びてしまう2人ですが、ここでは個人的に2人に対する好感度が昔に比べて上がっちゃったよ!というお話をば。

コンタドールとアームストロングコンタドールとアームストロング illustration:がめんだ
今年のパリ~ニースは最高におもしろい内容でした! 初日に楽勝でステージ優勝したコンタドール、「このまま今年も総合優勝しちゃうのか?」と思いきや、途中でまさかのハンガーノックで大幅な遅れ! 

あぁ、これで総合優勝は無理だとみんなが思っていた翌日に、怒濤の大逃げ! なんて男、最高のバカ野郎だわっ!(号泣) おかげでステージ優勝はおろか、3位入賞もなくなっちゃったけど、成績じゃないんだよね。こういう熱い無鉄砲な走りが見れただけで最高!いつもあまりに強すぎてコンチクショーって思ってたから(笑)

そしてブエルタ・ア・カスティーリャ・イ・レオンで落車して骨折してしまったランス、なんと『17年間のプロキャリアの中で、こんなことは一度も起こらなかった』ですって?

この出来事で今までどんだけ強運の持ち主だったのかということがわかりますね。そう、ランスの強さは尋常じゃなかった! 運も味方してるとしか思えないぐらい。走りもさることながら、精神力がハンパじゃない。この人に痛みの感覚はあるのか? なんて思ってたんですが、今回の落車でガッカリしているというランスに、なにか人間らしい親しみを覚えてしまいました。