パリオリンピックを目指す上で重要な一戦、UCIトラックネイションズカップ初戦がインドネシアで開幕。日本勢は初日に行われたチームパシュート予選に参戦し、女子が日本記録更新、男子も日本記録に迫る好タイムで共に1回戦へと駒を進めた。



重要な1戦に挑む日本ナショナルチームの面々 photo:JCF

いよいよ、来年に迫ったパリオリンピックに向けた戦いがスタート。オリンピックポイントが反映される2023・2024シーズン初レースとなるUCIトラックネイションズカップ第1戦がインドネシアのジャカルタを舞台に開幕した。

初日に予選開催されたチームパシュートは、ポイントランキングで8位以内に入れると五輪出場枠を一気に4獲得でき、さらに代表メンバー4人はオムニアムとマディソンに出場可能。従来の8枠から10枠に出場枠が拡大されたパリ五輪本戦を見据え、世界のトップチームがこぞってこの重要種目に顔を揃えた。

女子チームパシュート予選で日本新記録をマーク photo:JCF

男子チームパシュート予選は3分59秒961の好タイム photo:JCF

池田瑞紀、梶原悠未、内野艶和、垣田真穂というメンバーで臨んだ女子予選は従来の日本記録を約2秒縮める4分20秒053を叩き出して記録更新。4分10秒台に入れたニュージーランドから9秒遅れるものの、全体の6位で予選通過を果たしている。

松田祥位、窪木一茂、橋本英也、兒島直樹で挑んだ男子予選タイムは3分59秒961。日本記録には届かなかったものの、全体の5位となる好タイムで女子と同じく予選通過を果たしている。

大会2日目となる本日2月24日は男女のチームパシュート、チームスプリント、エリミネーションが行われる。



トラックネイションズカップ第1戦2日目のスケジュールと出場選手
男子チームパシュート:松田祥位、窪木一茂、橋本英也、兒島直樹
女子チームパシュート:池田瑞紀、梶原悠未、内野艶和、垣田真穂
男子チームスプリント:長迫吉拓、小原佑太、太田海也
女子チームスプリント:太田りゆ、佐藤水菜、梅川風子
男子エリミネーション:窪木一茂、橋本英也
女子エリミネーション:内野艶和、垣田真穂

最新ニュース(全ジャンル)