2022年ロード世界選手権がオーストラリア・ウロンゴンで開幕した。幕開けとなった女子個人タイムトライアルで、エレン・ファンダイク(オランダ)が2連覇を達成。テクニカルなコースで圧巻の走りを披露し、再びアルカンシエルに袖を通した。



1番目の出走者としてスタートしたリカルダ・バウエルンファインデ(ドイツ)1番目の出走者としてスタートしたリカルダ・バウエルンファインデ(ドイツ) photo:CorVos
男女エリート個人タイムトライアル・コースプロフィール男女エリート個人タイムトライアル・コースプロフィール image:wollongong2022.com.au
男女エリート個人タイムトライアル・コースマップ男女エリート個人タイムトライアル・コースマップ image:wollongong2022.com.auオーストラリア西部、シドニーの85kmほど北にあるウロンゴンで幕開けした2022年ロード世界選手権。その第1種目として女子エリート+U23個人タイムトライアルがウロンゴン市内を巡る34.2kmで争われた。

1周17.4kmコースを2周弱するコースの獲得標高差は312m。基本的に平坦ながらもコースの前半に多数の直角コーナーや、急勾配の丘「マウント・オースレイ」が登場。直線基調かつ平坦路で争われた昨年とは違い、バイクハンドリングやパワーの出し入れに対する耐力が求められる難コースだ。

気温18度の晴天のなか、U23ドイツ選手権の個人タイムトライアル王者であるリカルダ・バウエルンファインデを皮切りに41名の選手たちがスタートを切った。なお今大会から女子にもU23のカテゴリーが追加されたため、23歳以下で最速タイムを出した選手にもU23王者としてアルカンシエルが与えられる。

10番目にスタートし、ホットシートに座り続けたグレース・ブラウン(オーストラリア)10番目にスタートし、ホットシートに座り続けたグレース・ブラウン(オーストラリア) photo:CorVos
1分43秒遅れの7位と精彩を欠いたアネミエク・ファンフルーテン(オランダ)1分43秒遅れの7位と精彩を欠いたアネミエク・ファンフルーテン(オランダ) photo:CorVosホットシートで他選手の様子を見るグレース・ブラウン(オーストラリア)ホットシートで他選手の様子を見るグレース・ブラウン(オーストラリア) photo:CorVos

前半に出走した選手のなかで圧倒的な走りを披露したのは、地元オーストラリアの個人TT王者グレース・ブラウンだった。8月のコモンウェルスゲームズの個人TTも制した30歳のブラウンは、地元の利を活かした流れるようなコーナリングを披露。中間計測地点であるマウント・オースレイで10分5秒をマークし、平均時速を45km台に乗せる44分41秒でフィニッシュした。

その後トラックスペシャリストとしても知られるロッタ・コペッキー(ベルギー)やミーケ・クレーガー(ドイツ)がまずますの走りを見せたもの、ホットシートに座るブラウンのタイムには2分近く及ばない。そして直近のセラティジット・チャレンジbyブエルタで総合優勝を果たし、ジロ・ドンネとツール・ド・フランス・ファムと合わせて前人未到のツール3冠に輝いたアネミエク・ファンフルーテン(オランダ)がスタート。しかしブラウンから1分31秒遅れの46分11秒と走りに精彩を欠いた。

東京五輪ロードの金メダリストであるアンナ・キーセンホーファー(オーストリア)やジョージア・ベイカー(オーストラリア)がブラウンには届かずとも好タイムでフィニッシュ。そして全体の42人目(最後から2番目)に、世界選手権個人TTで2年連続2位とアルカンシエルを逃しているマーレン・ローセル(スイス)がスタートを切った。

3位でフィニッシュしたマーレン・ローセル(スイス)3位でフィニッシュしたマーレン・ローセル(スイス) photo:CorVos
圧巻の走りで2連覇を達成したエレン・ファンダイク(オランダ)圧巻の走りで2連覇を達成したエレン・ファンダイク(オランダ) photo:CorVos
ローセルは第1中間計測こそブラウンのタイムを1秒更新したものの、その後に失速。第2計測では12秒遅れとタイム差は徐々に拡がり、ブラウンから41秒遅れの45分10秒でフィニッシュラインを通過した。そしてローセルの直後に最終走者としてスタートしたエレン・ファンダイク(オランダ)が圧巻の走りを見せた。

第1中間計測から9分55秒とトップタイムを10秒近く更新したファンダイクは、その後も順調にテクニカルなコースをクリア。そのスピードは2周目に入っても緩まることなく、第2計測ではブラウンよりも22秒早いタイムで通過。そして唯一平均時速46kmを上回るペースを維持したファンダイクが、最後はもがきなながら44分28秒(平均時速46.012km)のトップタイムでフィニッシュラインに飛び込んだ。

2位:グレース・ブラウン(オーストラリア)、1位:エレン・ファンダイク(オランダ)、3位:マーレン・ローセル(スイス)2位:グレース・ブラウン(オーストラリア)、1位:エレン・ファンダイク(オランダ)、3位:マーレン・ローセル(スイス) photo:CorVos
大観衆に祝福されるエレン・ファンダイク(オランダ)たち大観衆に祝福されるエレン・ファンダイク(オランダ)たち photo:CorVos自身3度目の獲得となったアルカンシエルにサインをするエレン・ファンダイク(オランダ)自身3度目の獲得となったアルカンシエルにサインをするエレン・ファンダイク(オランダ) photo:CorVos

昨年よりもテクニカルなコースを「私に適しておらず、勝利できると思っていなかった」と語ったファンダイク。「でもコーチやボーイフレンドのおかげもあって良い精神状態と身体のコンディションで臨むことができた。アルカンシエルを着て過ごした1年は素晴らしい時だったので、表彰台に上がることができれば最高だと思っていた。でもその(リラックスした)考えが、この素晴らしい結果に結びついたのだと思う」。これでファンダイクは2年連続3回目の世界選手権制覇に加え、オランダに3年連続でアルカンシエルをもたらすこととなった。

長らくホットシートに座っていたブラウンは2位。そして3度連続で表彰台に上がりながらも優勝を逃したローセルが3位に入っている。

また、U23カテゴリーでは全体で4位のヴィットリア・グアジーニ(イタリア)がアルカンシエルを獲得。2位にはシリン・ファンアンローイ(オランダ)が、3位には1番手出走のバウエルンファインデが表彰台に上がっている。

U23のアルカンシエルを射止めたヴィットリア・グアジーニ(イタリア)U23のアルカンシエルを射止めたヴィットリア・グアジーニ(イタリア) photo:CorVos
ロード世界選手権2022女子エリート個人タイムトライアル結果
順位名前タイム平均スピード
1位エレン・ファンダイク(オランダ)0:44:2946.130km/h
2位グレース・ブラウン(オーストラリア)+0:1245.923km/h
3位マーレン・ローセル(スイス)+0:4145.432km/h
4位ヴィットリア・グアジーニ(イタリア)+0:5245.248km/h
5位リア・トーマス(アメリカ、トレック・セガフレード)+1:1844.820km/h
6位クリステン・フォークナー(アメリカ、バイクエクスチェンジ・ジェイコ)+1:2544.706km/h
7位アネミエク・ファンフルーテン(オランダ)+1:4344.416km/h
8位ジョージア・ベイカー(オーストラリア)+1:4644.368km/h
9位ロッタ・コペッキー(ベルギー)+1:5044.304km/h
10位アンナ・キーセンホーファー(オーストリア)+1:5644.208km/h
ロード世界選手権2022女子U23個人タイムトライアル結果
順位名前タイム平均スピード
1位ヴィットリア・グアジーニ(イタリア)0:45.2045.248km/h
2位シリン・ファンアンローイ(オランダ)+1:4943.393km/h
3位リカルダ・バウエルンファインデ(ドイツ)+2:1842.953km/h
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
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