シューズの開発にも力を入れるシマノが用意するミドルグレードのロードシューズ"RC7"。フラッグシップの系譜を色濃く受け継ぐセカンドグレードのラインアップに限定のグリーンカラーが追加された。



シマノ RC7(限定グリーン)シマノ RC7(限定グリーン)
優れたフィット感、パワーを余すことなく伝える剛性、細部に至る徹底的な作り込みで、性能に定評のあるシマノのロードシューズ。ハイエンドモデルのS-PHYRE RC9は、マチュー・ファンデルプール(アルペシン・ドゥクーニンク)、ワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィスマ)らを活躍を支える一足として、プロ/アマ問わず数多くのアスリートから高い評価を得ているモデルだ。

シマノはS-PHYPE RC9の開発で得た知見を惜しむことなく各グレードに投入。特にセカンドグレードのRC7はトップモデルのテクノロジーを色濃く受け継いでおり、レースユースにも応えられる性能を実現した一足だ。

ダイヤルはBOA L6だがルーティングなどはRC9を踏襲するダイヤルはBOA L6だがルーティングなどはRC9を踏襲する
アッパーが足裏までまわり込むサラウンドラップ構造がわかるソール部アッパーが足裏までまわり込むサラウンドラップ構造がわかるソール部
RC7に採用された技術の中で重要なものが、サラウンドラップというアッパー構造。アッパーが足裏から足を包むように設計されており、足とシューズが一体となるかのようなフィット感を実現した。フィット感が高く足がシューズ内でずれにくくなることで、ライダーのパワーが逃げることなくペダルに伝わるはずだ。

また、シマノはラスティングボードを廃止するミッドソール構造をRC7にも採用し、ペダルと足の距離を短縮する低スタックハイトを実現。剛性指数10(RC9は12)のソールによって、ペダリング効率と足への負担のバランスを整えることで、ホビーレーサーに適したシューズに仕上げている。

シューズの下部がグリーンカラーに彩られた限定モデルだシューズの下部がグリーンカラーに彩られた限定モデルだ
段差が大きなクッションによってフィット感を高めている段差が大きなクッションによってフィット感を高めている
クロージャーシステムもダイヤルこそはBOA L6だが、ベルトの配置やケーブルのルーティングはRC9を踏襲。前足部のワイヤールーティングを変更できるパワーゾーンシューレースガイドももちろん採用されている。インプレッションはこちらの特集をチェックしてもらいたい。

そんなRC7に数量限定のグリーンカラーが登場し、現在販売中だ。シューズの下部がグラデーションでアクセントカラーに切り替わる通常モデルのデザインを踏襲しながら、アクセントを緑に変更。緑色のアイテムをウェアコーディネートに取り入れたい方にピッタリだろう。価格は31,460円(税込)。

シマノ RC7(限定グリーン)シマノ RC7(限定グリーン)


シマノ RC7(限定カラー)
サイズ:38~48 ノーマル、ワイド
重量:255g
ソール剛性:10
価格:31,460円(税込)

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