イタリアのパーツブランド、デダ・エレメンティが、グラベル用ハンドルバーのGERA BARにアルミモデルをリリースした。ライズ、バックスイープ、フレアなどハンドルバーの各所をベンドさせることで、オフロードライドで扱いやすいモデルだ。



デダ・エレメンティ GERA ALLOY BARデダ・エレメンティ GERA ALLOY BAR (c)Deda Elementi
一つのジャンルとして確立したグラベル。各社が様々な製品を開発しており、ユーザーが選べるパーツも充実してきた。イタリアのパーツブランドであるデダ・エレメンティもグラベル系プロダクトの開発を行なっており、その一つがハンドルバーのGERAだ。

GERAはカーボンモデルとしてリリースされたグラベル用ハンドルバーだが、今回はそのアルミバージョンがリリースされることとなった。GERAは一見して分かる通り、複雑なベンド加工が施されたドロップバーだ。アルミ素材でこの形状を実現するために、新たな機械成形プロセスを導入したという。

ハンドルトップがステムクランプ部からライズ&バックスイープし、ドロップのエンド部に向かって末広がりに。ドロップ部もEOS(Endurance Optimized Position)という形状が採用されており、リーチ55mm/ドロップ100mmと非常にコンパクトな設計とされた。これらの形状によって、手をどこにおいてもバイクをコントロールしやすく、荒れた路面でもポジションを素早く移行することが可能だ。

ライズされているため、アップライトなポジションを出しやすいライズされているため、アップライトなポジションを出しやすい (c)Deda Elementi
バックスイープやフレアされたドロップバーに仕上げられるバックスイープやフレアされたドロップバーに仕上げられる (c)Deda Elementi
また、超長距離グラベルイベントではクリップオンバーを装着するライダーも多い。彼らの要望を反映し、ハンドルクランプ部のフラットなエリアは広めに設計しているという。通常時はライト等をつけることもできるため、実用性に富むはずだ。

GERA ALLOY BARはデダ・エレメンティのケーブルフル内装システム"DCR"に対応。サイズ展開は420、440、460、480mm (ブラケット部/外-外)。重量は420mmで、310gだ。価格は16,400円(税込)。

EOSというエンデュランス向けのドロップ形状が採用されているEOSというエンデュランス向けのドロップ形状が採用されている (c)Deda Elementi


デダ・エレメンティ GERA ALLOY BAR
シェイプ:EOS(Endurance Optimized Position)
素材:6061アルミニウム、ダブルバテッド
クランプ径:31.7mm
リーチ:55mm
ドロップ:100mm
フレア角:24°
ライズ:10°/10mm
バックスイープ:12°/12mm
サイズ:420、440、460,480mm (ブラケット部/外-外)
重量:310g(42cm)
フィニッシュ:ポリッシュオンブラック(POB)
価格:16,400円(税込)


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