2022/04/15(金) - 19:34
ツアー・オブ・ジャパン2022の公式記者発表が、オンラインで行われた。今年は5月19日に長野県飯田市でスタートし、22日に東京の大井埠頭にフィニッシュする4日間4ステージ。国内トップチームや大学チームに加え、EFエデュケーションNIPPOデヴェロップメントチームが出場する。
今年もオンラインで行われたツアー・オブ・ジャパン2022の公式記者発表会には、大会組織委員会の田中栄作委員長と、大会ディレクターの栗村修氏が出席した。
冒頭、田中委員長は、「8日間8ステージでの開催は今年も実現しなかったが、昨年より1ステージ増えたことを前向きに捉えたい。直前まで開催に向けて調整をされてきた堺、京都、いなべ、美濃の皆様に敬意を表する」と、挨拶した。
ツアー・オブ・ジャパン組織委員会の田中栄作 委員長 ツアー・オブ・ジャパンYouTubeオンライン発表会より
ツアー・オブ・ジャパン大会ディレクターの栗村修氏 ツアー・オブ・ジャパンYouTubeオンライン発表会より
続けて、栗村ディレクターから大会の概要の説明がなされた。昨年同様に、UCI2.2クラスとしての開催となり、海外チームの招聘が難しいことから、UCI（国際自転車競技連合）の認可を受けて国内チーム主体で行われる。
全4ステージと出場チームは以下の通り。総走行距離=418.1km、総獲得標高=6960mとなる。
今年もオンラインで行われたツアー・オブ・ジャパン2022の公式記者発表会には、大会組織委員会の田中栄作委員長と、大会ディレクターの栗村修氏が出席した。
冒頭、田中委員長は、「8日間8ステージでの開催は今年も実現しなかったが、昨年より1ステージ増えたことを前向きに捉えたい。直前まで開催に向けて調整をされてきた堺、京都、いなべ、美濃の皆様に敬意を表する」と、挨拶した。
ツアー・オブ・ジャパン組織委員会の田中栄作 委員長 ツアー・オブ・ジャパンYouTubeオンライン発表会よりツアー・オブ・ジャパン大会ディレクターの栗村修氏 ツアー・オブ・ジャパンYouTubeオンライン発表会より続けて、栗村ディレクターから大会の概要の説明がなされた。昨年同様に、UCI2.2クラスとしての開催となり、海外チームの招聘が難しいことから、UCI（国際自転車競技連合）の認可を受けて国内チーム主体で行われる。
全4ステージと出場チームは以下の通り。総走行距離=418.1km、総獲得標高=6960mとなる。
ツアー・オブ・ジャパン2022 日程
| 5月19日（木） | 第1ステージ・信州飯田（下久堅周回コース）119.6km |
| 5月20日（金） | 第2ステージ・富士山（富士スピードウェイ西ゲート-東京五輪TT周回コース-ふじあざみライン）78.8km |
| 5月21日（土） | 第3ステージ・相模原（橋本公園-旧小倉橋-串川橋-鳥居原ふれあいの館前周回コース）107.7km |
| 5月22日（日） | 第4ステージ・東京（大井埠頭周回コース）112km |
ツアー・オブ・ジャパン2022 出場チーム
| 宇都宮ブリッツェン | EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム（アメリカ） |
| キナンレーシングチーム | 愛三工業レーシングチーム |
| マトリックスパワータグ | チームブリヂストンサイクリング |
| チーム右京 | 那須ブラーゼン |
| シマノレーシングチーム | ヴィクトワール広島 |
| 日本ナショナルチーム | 弱虫ペダルサイクリングチーム |
| スパークルおおいた | チームユーラシア・iRCタイヤ |
| 日本大学 | 京都産業大学 |
2019年大会の南信州ステージ 眼下に飯田市街が広がる photo:Satoru Kato
第1ステージ信州飯田 コース図 ©️TOJ 公式サイトより
第1ステージ信州飯田 コースプロフィール ©️TOJ 公式サイトより第1ステージは長野県飯田市。2019年以来3年ぶりの開催となり、ステージ名称は従来の「南信州」から「信州飯田」となる。
2019年まではJR飯田駅前をパレードスタートし、フィニッシュも周回コースを外れた場所となっていたが、今回は周回コース内にスタート・フィニッシュ地点を新たに設定する形に改められた。この案は、ツアー・オブ・ジャパン総合優勝経験もある福島晋一氏によるものだという。周回コース部分は基本的に同じで、高低差のあるハードなコースは健在だ。
第2ステージはクイーンステージの富士山。富士スピードウェイ西ゲート前をスタートし、五輪の個人タイムトライアルで使用された周回コースを走ったあと、ふじあざみラインを登ってフィニッシュする。
五輪TTコースの周回部分は今年も第2ステージに組み込まれる photo:Satoru Kato
相模原ステージでは、宮ヶ瀬湖畔の周回コースは昨年と逆方向となる photo:Kensaku SAKAI
最終日は大井埠頭の周回コース photo:Kensaku SAKAI第3ステージの相模原は、相模原市街から五輪ロードレースコースをパレード走行して周回コースに入る点は昨年と同じ。周回部分は昨年と逆方向の周回に変更され、フィニッシュ地点も変更となる。直前が上りとなるため、3日間連続の登りフィニッシュとなる。
最終ステージは東京の大井埠頭。残念ながら日比谷公園前スタートは今年も出来ず、大井埠頭の周回コースのみでのレースとなる。
ジロ・デ・シチリアに出場中のEFエデュケーションNIPPOディベロップメントチーム photo:RCS Sport出場チームは、国内チームとナショナルチーム、大学2チームを含む計16チーム。唯一の外国籍チームとして、EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム（アメリカ）が出場することはトピックだ。あるいは日本人選手5名のフル出場の可能性も考えられ、凱旋帰国に期待したいところだ。
なお、現時点では感染防止対策を施した上で現地観戦を可能な形での開催が予定されているが、今後の社会情勢や開催地と協議の上決定するとしている。詳しくはツアー・オブ・ジャパン公式サイトで今後発表される情報をご確認頂きたい。
text:Satoru Kato
ツアー・オブ・ジャパン2022 プロモーションムービー
Amazon.co.jp
