スコット METRIX20　ケーブルフル内装のフラットバーロード

スコットのアーバンクルーザーMETRIXがフルモデルチェンジを果たす。ロードバイクでトレンドとなっているハンドル周りのケーブル内装を採用することで、スッキリとした見た目にまとめられたフラットバーロードとなった。

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スコット METRIX 20 (c)スコットジャパン
ロードレースとMTBのどちらのジャンルでも存在感を放つスコット。過酷なレースで鍛えられたフラッグシップバイクのノウハウはアーバンバイクにも活かされており、エントリーグレードでも妥協のないバイクを作り出すブランドだ。

近年ロードバイクではエアロダイナミクスに配慮し、ハンドル周りのケーブルを全て内装式とすることがトレンドとなっている。スコットはロードだけではなく、マウンテンバイクのSPARKも内装式を採用し、ブランド全体でトレンドを主導している。

ケーブルがヘッドチューブ部分からインサートされるためスッキリとした見た目となる (c)スコットジャパン
ステム下のカバーからケーブルは内装される (c)スコットジャパン
その波がクロスバイクなどのフラットバーカテゴリーにも到達し、スコットはフルモデルチェンジを行ったMETRIX 20に上位モデルで培った技術を与えた。シフトやブレーキケーブルはステムの下側を沿うように通り、コラムスペーサーの間からフレーム内部にインサートされる。ケーブル類が露出しないためスッキリとした見た目になり、ハンドルバーバッグとの相性も良くなるだろう。

シャープな造形のカーボンフォーク、ロードバイクのSPEEDSTERをベースとしたフレームワークも相まって、スポーティーな雰囲気のバイクに仕上げられている。ダウンチューブのボトルケージ台座が3つ仕様で、ケージの高さを調節できたり、トップチューブマウントなども用意されているため、カスタマイズの幅も広い。

スコット METRIX 20 (c)スコットジャパン
METRIX 20はシマノTIAGRAをメインコンポーネントとされている。タイヤは40Cという非常に幅が広いものがアセンブルされており、安定した走行が可能だろう。

ロードバイクをベースとしているため、軽快な走行性能にも期待できるMETRIX 20。フラットバーで週末のサイクリングを楽しみたい方にはぴったりな1台だろう。価格は167,200円（税込）。

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スコット METRIX 20
フレーム：Metrix Disc 6061 D.Butted Alloy Endurance geometry Replaceable Derailleur Hanger Syncros fender kit read
フォーク：Metrix HMF Disc 1 1/4”-1 1/2” Eccentric Carbon steerer
コンポーネント：Shimano Tiagra 4700
ブレーキ：TEKTRO Hyd.Disc flat mount
タイヤ：Schwalbe G-ONE Allround 700x40C
サイズ：XXS、XS、S、M、L
重量：10.42kg
価格：167,200円（税込）