JCRC(一般社団法人日本サイクルレーシングクラブ協会)が40年間の活動に終止符を打つ。ホビーレーサーを対象に多数のレースを開催してきた有志による団体は参加者数の低迷と役員の高齢化により人員確保が困難として解散を決めた。

11月22日夜、若月政治JCRC理事長の署名による「選手に皆さんへ」と題したお知らせをウェブ上で公開し、解散を発表した。

市民参加型で好評を博したJCRCロードレース市民参加型で好評を博したJCRCロードレース
日本の市民レース開催団体として歩んできたJCRC。当時のなるしまフレンド代表の鳴嶋英雄氏らの手により1980年に市民レーサーの参加するサイクルロードレース大会の環境整備を目的に発足。『みんなで楽しくサイクルスポーツを』合言葉に、レーサーである参加者の脚力に応じたクラス分けなど、JCF(日本自転車競技連盟)とは別の独自ノウハウによってレースを運営してきた。

日本CSCで開催されたJCRCレース(2009年)。脚力別クラス分けでレースが行われた日本CSCで開催されたJCRCレース(2009年)。脚力別クラス分けでレースが行われた JCRCレースの表彰式 クラス別に入賞することが良い目標になったJCRCレースの表彰式 クラス別に入賞することが良い目標になった


身近で頻繁に開催されるレースは参加費も手軽で、練習会のようにレースに参戦することができた。参加者はレベルアップとともに脚力に応じた参加クラスを選べ、エンデューロやバンクを利用したレースなども開催。日刊スポーツ杯や日本各地を転戦したオリベッティツール・ド・ジャパンシリーズの礎ともなるなど、今に続く市民参加型ロードレースの基礎となってきた。

日刊スポーツとの共催で好評だったツール・ド・ジャパン西湖ステージ(2009年)日刊スポーツとの共催で好評だったツール・ド・ジャパン西湖ステージ(2009年)
2004年4月より特定非営利活動法人、そして2012年2月より一般社団法人として活動。スタート時から一貫してレース運営にあたる役員・スタッフの多くは自転車競技経験者で、参加者の立場に立ったレース運営を心がけてきた。参加者の参加費のみを頼りに運営され、専任者を置かず、役員・スタッフはボランティアでの運営を続けてきたが、近年のコロナ禍で参加人数の低下によって団体運営が厳しい状態に陥ったこと、かつ役員の高齢化と減少で大会開催に必要となる人員の確保が困難になったことを解散の理由に上げている。

解散に当たって発表の文面には、参加者への感謝の言葉とともに次のように綴られている。
「思い起こせば約 40 年前に自転車ショップやクラブチームの有志で発足し、アマチュアレーサーに練習成果を披露する場所を提供するために大会が始まりました。その後バブル景気やその崩壊、リーマンショック、東日本大震災など多くの社会情勢の変化にさらされながらも、大会を運営してきました。しかしながら現在のコロナウイルスに対する社会変化は非常に大きく、このまま法人活動を維持していくのは困難と考え、この時期で区切りを付けることにしました。我々としては自転車レースの普及や競技人口の増加など当初の目的は一定の成果が得られたと考えております」。

2021年の最終レースは12月11日に開催される下総運動公園でのJCRC最終戦だ。

text:Makoto AYANO

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