フルカーボンホイールの祖であるドイツのライトウェイトが、1,200gの超軽量ディスクブレーキホイール"OBERMAYER EVO"をリリース。圧倒的な制動力、加速性能、重量剛性比を実現したプレミアムホイールに仕上がっている。



ライトウェイト Obermayer EVOライトウェイト Obermayer EVO (c)ポディウム
その際立った性能から「究極の回転体」と異名をとる、ライトウェイトのカーボンホイール。そのラインアップの中でも押しも押されぬトップエンドモデルとして君臨し続けてきたOBERMAYERがついにディスクブレーキ化を果たし、OBERMAYER EVOとして登場した。

前後セットで1,200gと、ディスクブレーキ用チューブレスレディホイールとして驚異的な重量を実現。一方で、この重量からは信じられないレベルの剛性をも有している。その秘密は、カーボン繊維を可能な限り長いスパンで配置するライトウェイト独自の製法にあるという。

48mmハイトのリムは「ライトウェイト・パフォーマンス・シェイプ」と呼ばれるV字形状のモノコック構造48mmハイトのリムは「ライトウェイト・パフォーマンス・シェイプ」と呼ばれるV字形状のモノコック構造 (c)ポディウム
この緻密なカーボンレイアップによってつくられた48mmハイトのリムは「ライトウェイト・パフォーマンス・シェイプ」と呼ばれるV字形状のモノコック構造で、軽量でありながら撓むことのない剛性を獲得。リム内幅は18.2mmとされ、23~32mm幅のタイヤに対応する。

そして、ライトウェイト最大の特徴でもあるのがホイールと一体化したフルカーボンスポーク。この唯一無二の構造に加え、スポークに最適化された高弾性のLCC(ライトウェイト・カスタム・コンポジット)カーボンを使用することで、ダイレクトなパワー伝達を可能とし、一切のロスを生み出さないダイレクトな加速性能、そしてブレーキング性能をも向上させている。

新設計のペンタゴンSLハブ DTスイス180Sをベースとした新モデルだ新設計のペンタゴンSLハブ DTスイス180Sをベースとした新モデルだ (c)ポディウム
回転性能を司るハブも新モデルを採用。DTスイスの180SハブをコアとしつつカーボンボディでよろったペンタゴンSLハブは、ハブの片側のみを五角形とすることで、ハブとハウジングを一体化。ハブ温度が400℃を越えるような長い下りでのブレーキング性能と安全性を向上させた。更に、DTスイスのEXPテクノロジーによって、より優れたペダリング効率と軽さを手に入れている。

新たなフラッグシップホイールとしてデビューしたOBERMAYER EVO。より軽く、速く、強い、新たな「究極の回転体」としてライトウェイトが満を持して送り出すに相応しいプレミアムな一本だ。通常モデルの他、セラミックスピード社製のベアリングを採用したシュヴァルツエディションも用意される。

ライトウェイト Obermayer EVO シュヴァルツエディションライトウェイト Obermayer EVO シュヴァルツエディション (c)ポディウム
価格は通常モデルがフロント385,000円、リアが462,000円、セットで825,000円。シュヴァルツエディションがフロント407,000円、リアが506,000円、セットで891,000円(全て税込)。どちらにも専用ホイールバッグ(前後セットのみ付属)、タイヤレバー、バルブエクステンションが付属する。



ライトウェイト OBERMAYER EVO"
重量:セット1,200g、フロント555g/リヤ645g
リム高:48mm
リム幅:24mm
リム内幅:18.2mm
推奨タイヤ径:23-32mm
最大システムウェイト※:100kg
※ホイールにかかる限界総重量(自転車本体、ライダー、ボトル、サドルバッグなど全て)
アクスルシステム(前輪・後輪):12/100 12/142
ホイール仕様:チューブレス/クリンチャー、ディスクブレーキ仕様のみ
対応フリー:シマノフリー仕様(スラム、カンパ用のフリーボディは別売)
ディスクスペック:センターロック(6穴ローター用アダプター付属)
ハブ:ライトウェイト・ペンタゴンSL DTスイス180S
付属品:専用ホイールバッグ(前後セットのみ付属)、タイヤレバー、バルブエクステンション
税込価格:スタンダード フロント 385,000円、リア 462,000円、セット 825,000円
シュヴァルツエディション フロント 407,000円、リア 506,000円、セット 891,000円

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