2021/10/13(水) - 15:24
ウィリエールが、オールロードとしてもグラベルレースバイクとしても使える新型モデルのRAVE SLRを発表した。ZERO SLRやFILANTE SLRと同じ素材を使い、高いパフォーマンスを実現した1台だ。
軽量バイクのZERO SLR、エアロロードのFILANTE SLRなど新世代のフラッグシップを続々と発表してきたウィリエール。アスタナ・プレミアテックやトタルエネルジーをサポートするイタリアンブランドが、次なるフラッグシップ級モデル"RAVE SLR"をアナウンスした。
RAVE SLRは最大42mmのタイヤを装着できるクリアランスが備えられたグラベルレーシングバイク。同時にハイエンド級の軽量性と反応性を備えたオールロードとしても活躍するモデルでもあり、ロードからグラベルまでグラデーション的に楽しめる一台となっている。ピュアなロードレーシング以外のあらゆるシチュエーションで活躍してくれそうだ。
優れた走行性能を実現するのはZERO SLRとFILANTE SLRに採用されたのと同じカーボン素材の"HUS-MOD"だ。これはウィリエールが独自に選定した高品質カーボンと、ショック吸収性と耐久性に優れる液晶ポリマー、各方向への剛性を高める繊維メッシュを組み合わせたもので、軽量かつ高剛性なフレームを実現。プロロードレーサーの厳しい要求に応える素材を用いたRAVE SLRも、優れたライディングクオリティーをサイクリストに提供してくれるだろう。
ジオメトリーはレーシングモデルらしく、ロードレーサーとエンデュランスロード、グラベルバイクを参照して設計されている。リーチはRAVE SLRが384mmでZERO SLRが386mmとほぼ同じ設計だが、スタックハイトはRAVE SLRが551mmでZERO SLRが536mm。同じくグラベルにカテゴライズされるJENAはリーチが382mm、スタックハイトが582mmに設定され、RAVE SLRはちょうど中間に位置し、アップライト過ぎないポジションに調整可能としている。
チェーンステー長はRAVE SLRは423mm、ZERO SLRが408mm、JENAは423mmと、タイヤクリアランスの影響もありグラベル系と似たような設計。ホイールベースはRAVE SLRが1017mm、ZERO SLRが998mmで、RAVE SLRの方が安定性にフォーカスしていることがわかるだろう。ちなみにJENAのホイールベースは非公表。(寸法はすべてMサイズ)。
FILANTE SLRとZero SLRを組み合わせたような造形のフレームは、グラベルセッティングでもロードセッティングでもマッチするスタイリング。フロントディレイラー台座は着脱可能な設計だ。ストレージ用の増設アイレットは設けられず、シートポストもエアロ形状と割り切った作りとされている。
シフト(電動変速専用)とブレーキホースを内装できる仕様となっている。国内ではZero Barがフレームセットに付属する。コラムスペーサーは分割式とされており、調整も行いやすくなっている。また、RAVE SLRはグラベル/オールロードバイクながら、前後のエンドはスピードリリース仕様としてホイール着脱の速度を高めている。このように徹底的にレーシングスペックを盛り込む部分にウィリエールの本気がうかがえよう。
ラインアップはサンドブラックとマットブラックの2種類。販売はフレームセットで行われ、受注発注となる。サイズはXS、S、M、L、XL。フレーム重量は950g、フォークは415gだ。価格は715,000円(税込)。
ウィリエール RAVE SLR
フレーム:CARBON MONOCOQUE HUS-MOD + LIQUID CRYSTAL POLYMER
フォーク:CARBON MONOCOQUE HUS-MOD + LIQUID CRYSTAL POLYMER
ハンドル:ZERO INTEGRATED CARBON BAR
カラー:サンドグリーン、マットブラック
サイズ:XS、S、M、L、XL
重量:950g(フレーム)、415g(フォーク)
価格:715,000円(税込、受注発注)
軽量バイクのZERO SLR、エアロロードのFILANTE SLRなど新世代のフラッグシップを続々と発表してきたウィリエール。アスタナ・プレミアテックやトタルエネルジーをサポートするイタリアンブランドが、次なるフラッグシップ級モデル"RAVE SLR"をアナウンスした。
RAVE SLRは最大42mmのタイヤを装着できるクリアランスが備えられたグラベルレーシングバイク。同時にハイエンド級の軽量性と反応性を備えたオールロードとしても活躍するモデルでもあり、ロードからグラベルまでグラデーション的に楽しめる一台となっている。ピュアなロードレーシング以外のあらゆるシチュエーションで活躍してくれそうだ。
優れた走行性能を実現するのはZERO SLRとFILANTE SLRに採用されたのと同じカーボン素材の"HUS-MOD"だ。これはウィリエールが独自に選定した高品質カーボンと、ショック吸収性と耐久性に優れる液晶ポリマー、各方向への剛性を高める繊維メッシュを組み合わせたもので、軽量かつ高剛性なフレームを実現。プロロードレーサーの厳しい要求に応える素材を用いたRAVE SLRも、優れたライディングクオリティーをサイクリストに提供してくれるだろう。
ジオメトリーはレーシングモデルらしく、ロードレーサーとエンデュランスロード、グラベルバイクを参照して設計されている。リーチはRAVE SLRが384mmでZERO SLRが386mmとほぼ同じ設計だが、スタックハイトはRAVE SLRが551mmでZERO SLRが536mm。同じくグラベルにカテゴライズされるJENAはリーチが382mm、スタックハイトが582mmに設定され、RAVE SLRはちょうど中間に位置し、アップライト過ぎないポジションに調整可能としている。
チェーンステー長はRAVE SLRは423mm、ZERO SLRが408mm、JENAは423mmと、タイヤクリアランスの影響もありグラベル系と似たような設計。ホイールベースはRAVE SLRが1017mm、ZERO SLRが998mmで、RAVE SLRの方が安定性にフォーカスしていることがわかるだろう。ちなみにJENAのホイールベースは非公表。(寸法はすべてMサイズ)。
FILANTE SLRとZero SLRを組み合わせたような造形のフレームは、グラベルセッティングでもロードセッティングでもマッチするスタイリング。フロントディレイラー台座は着脱可能な設計だ。ストレージ用の増設アイレットは設けられず、シートポストもエアロ形状と割り切った作りとされている。
シフト(電動変速専用)とブレーキホースを内装できる仕様となっている。国内ではZero Barがフレームセットに付属する。コラムスペーサーは分割式とされており、調整も行いやすくなっている。また、RAVE SLRはグラベル/オールロードバイクながら、前後のエンドはスピードリリース仕様としてホイール着脱の速度を高めている。このように徹底的にレーシングスペックを盛り込む部分にウィリエールの本気がうかがえよう。
ラインアップはサンドブラックとマットブラックの2種類。販売はフレームセットで行われ、受注発注となる。サイズはXS、S、M、L、XL。フレーム重量は950g、フォークは415gだ。価格は715,000円(税込)。
ウィリエール RAVE SLR
フレーム:CARBON MONOCOQUE HUS-MOD + LIQUID CRYSTAL POLYMER
フォーク:CARBON MONOCOQUE HUS-MOD + LIQUID CRYSTAL POLYMER
ハンドル:ZERO INTEGRATED CARBON BAR
カラー:サンドグリーン、マットブラック
サイズ:XS、S、M、L、XL
重量:950g(フレーム)、415g(フォーク)
価格:715,000円(税込、受注発注)
リンク
Amazon.co.jp